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第二章:ひとりといっぴきから二人の旅立ち
055.タクヤも
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わたしはネコ耳が付いた少女に生まれ変わってしまった。さっきまではネコだったので違いはないようだけど、なんだかねえ・・・
「これって、むかし小学生の時だったかな、イヌ耳の少年のアニメがあったけど、これからわたしはネコ耳の少女として生きていくわけですか?」
「そういうことになります。でも新しい世界で生きていくためにはとりあえず必要な能力のために、その姿になっていただきました」
アウグスティン・アルミレージェさん(名前長い!)はそういってきたけど、わざとということらしかった。
「能力といわれますと何ですかそれって? 魔法とかですか? なければいけないのですか?」
「地球で言えば超能力の類に相当するでしょうね。地球の社会だって同じでしょう、新しい土地に行ったらそこの土地の習慣になれること、そして生計を立てていくために職につける力が必要だということです。
そうそう、最初のうちはわたしのアドバイスに従っていただいたら、タクヤさまと一緒に生きていけますよ、ずっと」
たしかにアウグスティン・アルミレージェさんのいうとおりだった。昔、比喩として聞いた事があった話に過去の世界にタイムスリップした場合の事を。
たとえば古代ギリシアに憧れていた現代人がタイムスリップしたとしても、アテナイの市民や貴族になれたならいいが、銀山で酷使される奴隷になったのでは意味はないと。
同じように魔法が使える異世界にいけたとしても、魔法が使えなければ雑魚キャラと一緒だと。
わたし達がこれから向かう世界で、職に就けなければタクヤとホームレス(今までと一緒だから、これはこれでいいけど)になるかもしれないし、最悪野垂れ死にしてしまうかもしれない。やはり一緒になるのならソコソコの生活はしたかった。
「わかりました! ネコ耳の少女として頑張ります! ところでわたしのスキルってどんなものがあるのですか?」
「スキル? それは今教えて、あ・げ・な・い!」
なんてもったいぶっているのだろうか? エンジェルって誤りが多いばかりかイジワルな方ばかりなのよ! まあ、ここまできたら良いようになるように頑張るしかないのだけは、間違いなかった。
「とりあえず・・・その。タクヤをこれから向かう世界に順応できる姿に早く変えてください!」
「わかっています。これからします。そうそう彼の場合は姿は人間ですが内部に強大な能力を秘めた姿にしてさしあげます」
そういってアウグスティン・アルミレージェさんが放った光にタクヤは包まれていった。
「これって、むかし小学生の時だったかな、イヌ耳の少年のアニメがあったけど、これからわたしはネコ耳の少女として生きていくわけですか?」
「そういうことになります。でも新しい世界で生きていくためにはとりあえず必要な能力のために、その姿になっていただきました」
アウグスティン・アルミレージェさん(名前長い!)はそういってきたけど、わざとということらしかった。
「能力といわれますと何ですかそれって? 魔法とかですか? なければいけないのですか?」
「地球で言えば超能力の類に相当するでしょうね。地球の社会だって同じでしょう、新しい土地に行ったらそこの土地の習慣になれること、そして生計を立てていくために職につける力が必要だということです。
そうそう、最初のうちはわたしのアドバイスに従っていただいたら、タクヤさまと一緒に生きていけますよ、ずっと」
たしかにアウグスティン・アルミレージェさんのいうとおりだった。昔、比喩として聞いた事があった話に過去の世界にタイムスリップした場合の事を。
たとえば古代ギリシアに憧れていた現代人がタイムスリップしたとしても、アテナイの市民や貴族になれたならいいが、銀山で酷使される奴隷になったのでは意味はないと。
同じように魔法が使える異世界にいけたとしても、魔法が使えなければ雑魚キャラと一緒だと。
わたし達がこれから向かう世界で、職に就けなければタクヤとホームレス(今までと一緒だから、これはこれでいいけど)になるかもしれないし、最悪野垂れ死にしてしまうかもしれない。やはり一緒になるのならソコソコの生活はしたかった。
「わかりました! ネコ耳の少女として頑張ります! ところでわたしのスキルってどんなものがあるのですか?」
「スキル? それは今教えて、あ・げ・な・い!」
なんてもったいぶっているのだろうか? エンジェルって誤りが多いばかりかイジワルな方ばかりなのよ! まあ、ここまできたら良いようになるように頑張るしかないのだけは、間違いなかった。
「とりあえず・・・その。タクヤをこれから向かう世界に順応できる姿に早く変えてください!」
「わかっています。これからします。そうそう彼の場合は姿は人間ですが内部に強大な能力を秘めた姿にしてさしあげます」
そういってアウグスティン・アルミレージェさんが放った光にタクヤは包まれていった。
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