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第二章:ひとりといっぴきから二人の旅立ち
054.ネコミミ少女!
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「わるいことをしたわね、ちょっとまっていてね。これから行く世界の服を出してあげるから」そういうとアウグスティン・アルミレージェは服を召喚してきた。その服は赤いドレスのようだった。
「ありがとうございます! さっそく着させてもらいます!」
そういってアサミは服を羽織ったが、違和感があった。頭で何かが引っかかる感覚に襲われたのだ。なんとか被ってみたけど、今度は腰に違和感が・・・
「すいません、手鏡を貸していただけないですか?」
アサミはイリスから借りてみると驚いていた。顔は永川亜佐美が十九歳だったぐらいのときのものだったが耳が頭頂部付近にあった。
「これ、ネコ耳よね。しかも大きいわ。これじゃあ遠くにいる人の悪口も聞こえそうよ」
そういって触ってみると感触が・・・思い切って抓ってみると痛かった・・・これ本物だ!
ついで、腰にあった違和感の原因をさぐると、そこにはネコだった時に暇つぶしにひとりで遊んでいた見覚えあるものが見えた。
「これも見覚えあるわ、わたしの尻尾じゃないのよ! しかも巨大化しているし! なんか中途半端に人間になったみたいよ」
アサミは人間の身体に戻ったと思ったら、前にも言われたとおり中途半端にネコの部分が残っていた。
「これじゃあ、中途半端じゃないのよ! どうにかなりませんか!」
アサミは少し語気を荒げていた。
「実は、これから君たちが向かう世界を生き抜いていくためには多少の異形なる力が必要なんだ・・・でも、ネコの部分だけどそのうち消失するから」
アウグスティン・アルミレージェはそういったが、なにか言いにくそうな雰囲気を醸し出していた。
「そのうちってどれぐらいですか?」
「うーん、そうだねえ地球で言えば60年ぐらいかな?」
「60年!? それじゃあ、おばあさんになってしまいますけど・・・」
「心配しなくても、努力次第で完全に人間になれる手段はありますから! でも、ネコ娘としていた方が生き抜いていく力があると思いますよ」
「そんなのいやです! タクヤに捨てられてしまうよ、こんなネコ女じゃ」
「大丈夫! 彼だってこれから姿を弄るのですけど、地球じゃない世界に行ったら他に頼る人といえばあなただけですから、多分大丈夫ですよ」
「本当にそうですか・・・」
そんなふうにわたしは、アウグスティン・アルミレージェさんと堂々巡りのような問答を繰り返していたけど、途中で埒があかなくなって辞めてしまった。わたしはネコから人間に戻れたと思ったら、今度はネコ耳の少女になっていたことにショックを受けてしまった。
「ありがとうございます! さっそく着させてもらいます!」
そういってアサミは服を羽織ったが、違和感があった。頭で何かが引っかかる感覚に襲われたのだ。なんとか被ってみたけど、今度は腰に違和感が・・・
「すいません、手鏡を貸していただけないですか?」
アサミはイリスから借りてみると驚いていた。顔は永川亜佐美が十九歳だったぐらいのときのものだったが耳が頭頂部付近にあった。
「これ、ネコ耳よね。しかも大きいわ。これじゃあ遠くにいる人の悪口も聞こえそうよ」
そういって触ってみると感触が・・・思い切って抓ってみると痛かった・・・これ本物だ!
ついで、腰にあった違和感の原因をさぐると、そこにはネコだった時に暇つぶしにひとりで遊んでいた見覚えあるものが見えた。
「これも見覚えあるわ、わたしの尻尾じゃないのよ! しかも巨大化しているし! なんか中途半端に人間になったみたいよ」
アサミは人間の身体に戻ったと思ったら、前にも言われたとおり中途半端にネコの部分が残っていた。
「これじゃあ、中途半端じゃないのよ! どうにかなりませんか!」
アサミは少し語気を荒げていた。
「実は、これから君たちが向かう世界を生き抜いていくためには多少の異形なる力が必要なんだ・・・でも、ネコの部分だけどそのうち消失するから」
アウグスティン・アルミレージェはそういったが、なにか言いにくそうな雰囲気を醸し出していた。
「そのうちってどれぐらいですか?」
「うーん、そうだねえ地球で言えば60年ぐらいかな?」
「60年!? それじゃあ、おばあさんになってしまいますけど・・・」
「心配しなくても、努力次第で完全に人間になれる手段はありますから! でも、ネコ娘としていた方が生き抜いていく力があると思いますよ」
「そんなのいやです! タクヤに捨てられてしまうよ、こんなネコ女じゃ」
「大丈夫! 彼だってこれから姿を弄るのですけど、地球じゃない世界に行ったら他に頼る人といえばあなただけですから、多分大丈夫ですよ」
「本当にそうですか・・・」
そんなふうにわたしは、アウグスティン・アルミレージェさんと堂々巡りのような問答を繰り返していたけど、途中で埒があかなくなって辞めてしまった。わたしはネコから人間に戻れたと思ったら、今度はネコ耳の少女になっていたことにショックを受けてしまった。
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