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アシャンの部屋探し!
(20)好戦的な気分
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何でアンシャンはそんなに僕にスキンシップと言うか、その抱きついてくるというのか、意味はよくわからなかった。それにしても、もう彼女にとって僕はどんな立ち位置なんだろうか? 下僕それとも恋人もしくは一体何だろうか?
「悪いわね、ちょっとこれから行くけど。この建物って結構いろんなものが住み着いているよ! こんなのこういう物件にあるのって、結構役に立つよ!」
彼女の顔は生き生きとしていた、どうしてかなと思ったら、この世界で一体何をやるっていうのかわかんなかった、その時は。
「そうだね、分かりました一緒に行って、何をすればいい?」
「とりあえず、ただ一緒についてきてくれればいいよ。なんだって、あなたは盾なんだからね」
盾? その時はまだ意味がわからなかった、それにしても童貞でただの失業者のプータローに、そんなももの相手するようなスキルはあるはずないのに! と言いたかった。さっきふくよかなアンシャンの胸に埋もれたという、良い思いをした出前、断るわけにもいかなかった。
この建物、和洋折衷の不思議な建物であった。外見はレンガ造りであったり石造りであったが、内装はいろんなものが混じっていた。よくいえば、なんというのか分からないけど、どちらかといえばカオス状態であった。
西洋風のドアがあったとおもえば、壁は日本風だったり、変な掛け軸や油絵がベタベタかけてあるし、障子があったり、また場所によっては床が鶯張りのような廊下だったり、本当であった。
「そうそう! そろそろよ! 覚悟をして!」
壁に向かってアンシャンが言ったかと同時に剣を持って攻撃し始めた。その様子を見た僕は、何をしてるんだ、この娘は! と思ってしまった。すると一通り剣の乱舞が終わったところで、何か思い出したかのように言った。
「あなた見えないの? あいつらが! そうかこの世界では魔物見える人間って、そうそういないって聞いたことあるわね! そうだ、これをかけてね」
そう言って出したのはサングラス? みたいなものであった。そのデザインが異様なものであった。レンズの部分は普通であったが、そのフレームには骸骨やら何やらモンスターというか、まぁそんなちょっと悪趣味のようなレリーフで彩られていた。
「何? これ・・・?」
「そうだね説明しようかな。まあいいか、今説明してる時間ないからね。簡単に言えば、この世界にいる魔物が見えてくる魔道具よ!」
促されるがままに僕はそのサングラスもどきをかけた。するとそこは異様な光景が見えた。そこらへんじゅうに幽霊と言うか、物の怪と言うか、何と言うかわからないが、いろんな実体を持たないような存在がうじゃうじゃといった!
それを見た時、僕はどういうことか気持ち悪いのではなく、なぜかワクワク感の方がこみ上がってきた! そんなこと思ったことなんか、今まで一度もなかったというのに!
で、どういうことなんだろうか? その時僕の中で何かが弾けたような気がした。なんかドキドキするんだけど、やっつけたくなるような気分だ。
その感情って一体どういう説明したらいいだろうか? 昔いた会社の同僚に狂暴性がある奴がいた。そいつは蚊とかハエとかゴキブリとか、そういった害虫が部屋の中に入ってきた時、たいていの人は嫌がって逃げてしまうのに、そいつだけは立ち向かっていった姿を思い出した。
どうも、そいつの話によれば、姿を見ただけで無性に殺してしまいたくなるという、衝動がこみ上げるのだということだった。その時の感情というのが、僕の高揚感に満ち満ちた今の感情と一緒のようであった。そのとき僕は好戦的な気分になっていた。
「悪いわね、ちょっとこれから行くけど。この建物って結構いろんなものが住み着いているよ! こんなのこういう物件にあるのって、結構役に立つよ!」
彼女の顔は生き生きとしていた、どうしてかなと思ったら、この世界で一体何をやるっていうのかわかんなかった、その時は。
「そうだね、分かりました一緒に行って、何をすればいい?」
「とりあえず、ただ一緒についてきてくれればいいよ。なんだって、あなたは盾なんだからね」
盾? その時はまだ意味がわからなかった、それにしても童貞でただの失業者のプータローに、そんなももの相手するようなスキルはあるはずないのに! と言いたかった。さっきふくよかなアンシャンの胸に埋もれたという、良い思いをした出前、断るわけにもいかなかった。
この建物、和洋折衷の不思議な建物であった。外見はレンガ造りであったり石造りであったが、内装はいろんなものが混じっていた。よくいえば、なんというのか分からないけど、どちらかといえばカオス状態であった。
西洋風のドアがあったとおもえば、壁は日本風だったり、変な掛け軸や油絵がベタベタかけてあるし、障子があったり、また場所によっては床が鶯張りのような廊下だったり、本当であった。
「そうそう! そろそろよ! 覚悟をして!」
壁に向かってアンシャンが言ったかと同時に剣を持って攻撃し始めた。その様子を見た僕は、何をしてるんだ、この娘は! と思ってしまった。すると一通り剣の乱舞が終わったところで、何か思い出したかのように言った。
「あなた見えないの? あいつらが! そうかこの世界では魔物見える人間って、そうそういないって聞いたことあるわね! そうだ、これをかけてね」
そう言って出したのはサングラス? みたいなものであった。そのデザインが異様なものであった。レンズの部分は普通であったが、そのフレームには骸骨やら何やらモンスターというか、まぁそんなちょっと悪趣味のようなレリーフで彩られていた。
「何? これ・・・?」
「そうだね説明しようかな。まあいいか、今説明してる時間ないからね。簡単に言えば、この世界にいる魔物が見えてくる魔道具よ!」
促されるがままに僕はそのサングラスもどきをかけた。するとそこは異様な光景が見えた。そこらへんじゅうに幽霊と言うか、物の怪と言うか、何と言うかわからないが、いろんな実体を持たないような存在がうじゃうじゃといった!
それを見た時、僕はどういうことか気持ち悪いのではなく、なぜかワクワク感の方がこみ上がってきた! そんなこと思ったことなんか、今まで一度もなかったというのに!
で、どういうことなんだろうか? その時僕の中で何かが弾けたような気がした。なんかドキドキするんだけど、やっつけたくなるような気分だ。
その感情って一体どういう説明したらいいだろうか? 昔いた会社の同僚に狂暴性がある奴がいた。そいつは蚊とかハエとかゴキブリとか、そういった害虫が部屋の中に入ってきた時、たいていの人は嫌がって逃げてしまうのに、そいつだけは立ち向かっていった姿を思い出した。
どうも、そいつの話によれば、姿を見ただけで無性に殺してしまいたくなるという、衝動がこみ上げるのだということだった。その時の感情というのが、僕の高揚感に満ち満ちた今の感情と一緒のようであった。そのとき僕は好戦的な気分になっていた。
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