【完結・R18】僕の姉ちゃんはゼンタイフェチであることを認めない!

ジャン・幸田

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契ってしまった、でも

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 兄妹いう壁がゼンタイに覆われる事で撤廃されたかのように二人は普通のカップルのようにエッチしていた。互いの顔が分からないからいいようなものだけど、姉とやるとは思ってもいなかった。

 ただ、二人とも処女と童貞なのでやっていることが正しいのか分からなかったし、そもそもゼンタイを着てやるのなんかアブノーマルな行為だった。でも、感覚が制限されているので触感と音感は鋭くなるのに視覚が鈍感なので、うす暗い部屋の中で互いのゼンタイの生地の色に染まった快楽の世界に沈んでしまった。そのころまでに姉が何故、弟を相手に指名したかなんてどうでもよくなっていた。

 こんな形でロストバージンと筆おろしをしてしまった男女ってこの世の中に他にいるのかはしらないが、相当異常というか、そのほかの何者でもなかったといえる。

 腰を動かしている相手がまるで肉塊が入った人の形をしたなにかであったが、反応だけで満足してしまった。相手が色気のない姉だとしてもだ。二人は結局何度も頂点を極めたためか、ぐったりしてしまった。そして翌朝・・・

 朝日が差し込んできて目が覚めた僕はマスクを外してみたら、まだ姉はゼンタイに覆われたままだった。全身汗がにじんでいたが、特に股間の方が濡れているようだった。すると姉がいきなり起きてこういった。早く出て行ってと! それで仕方なく自分の部屋に脱いだ服を持って帰った。
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