【なにか】助けてくれ【いる】

一樹

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ヌシラタミのお姫様

【桃って】知識チートで答えを教えてくれ【邪気祓うんだろ?】20

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961:ガーナブラック

実況続けますね
えるふ騎士さんと、城まで来ました
だんだん天気が悪くてなってきました


962:金髪お化け

こっちは適当に呟いていくから
返信とか疑問には答えられない
無双君が、杖片手に生首の子を追いかけたよ
で、僕のほうも城に行くからあとで合流しよう


963:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

ふむふむ


964:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

なぁ、迷探偵、教えてくれよ
黒幕、誰なんだよ?
ここに書き込みしてるんだろ?


965:名無しの迷探偵

>>964
証拠は何も無い
それでも良ければ、妄想を書き込む

966:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

構わない!


967:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

教えてくれ、迷探偵!!


968:名無しの迷探偵

まず、前回のスレ
スクショとってるやついたら、確認してみろ
森での襲撃犯、もしくはそいつに指示を出していただろう奴の書き込みがある
念の為盛り塩忘れんなよ


969:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

わ、わかった


970:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

早速確認したが、わからん


971:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

どうしてスクショ出来てんだよ
用意良いな、おまいら


972:名無しの迷探偵

前回の、金髪お化けと大愚が建てた掲示板
そこで、レジナちゃんについて、思い込みをさせる書き込みが行われているはずだ
最初の詳細な情報提供、その情報提供がされるまで
人喰いお姫様のことは噂や怪談でしかなかった
でも、その元になった、【実話】があったって言い出したのは、誰だ?


973:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします




974:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

うわ


975:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

え、こいつ?


976:名無しの迷探偵

コテハン名、246
そいつは、あくまで俺の予想だけれど、少なくとも今現在進行中の首狩りの襲撃に加担している可能性が高い
それに、こいつらしき奴、このスレになってから書き込んでないんだよ
ROMってる可能性もあるけど


977:名無しの迷探偵

でもさ、おかしいんだよ
だって、森で近所に住む子が迷子になって、それを探しに行った人もいただろ?
でも、その人からは、246が書き込んだような内容の情報はなかった


978:名無しの迷探偵

なんで、246だけがここまで詳細な情報をもっているんだ?
そして、信ぴょう性を持たせることにも成功してる


979:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

だって、それは家族やエルフの友達から聞いた、って


980:名無しの迷探偵

画面の向こうにいる人間の家族構成や人間関係なんて、どこまで信じられる?
ここは、その匿名性が売りのネット世界だぞ


981:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

それは、でも


982:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

嘘の中に、本当を、真実を混ぜれば説得力は出る、と聞いたことがある
まさか、それ、なのか?


983:名無しの迷探偵

さて、ね
でも、書き込んだ内容は真実に近くて、丁度よくはぐらかされてる
その後、スレッドの消費が進んでこれも人伝だけど、レジナちゃんの人となりをそれなりに知る人物からの情報が書き込まれる
こちらは、かなり詳しかった
246の人伝の話と比べると、情報量の質が違うように感じたんだ


984:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

うわぉ


985:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

うわぁ、スクショないから確認できねぇ(´;ω;`)


986:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

でも、じゃあ、その246はいったい?


987:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

((((;゜Д゜))))


988:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

:(´◦ω◦`):ガクブル


989:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

もう、何を信じて良いのかわからない


990:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

人もお化けも怖いよ(´;ω;`)


991:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします



992:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします



993:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

よく気づいたな迷探偵?


994:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

それ
な( ´-ω-)σ

995:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

うわあ


996:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

もうやだ
(´;ω;`)


997:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

はははは
((;゜Д゜)ガクガクブルブル

998:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

塩水つくってくるし!


999:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

頑張ったよな??!俺たち頑張った
ほうだよな??


1000:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします

あわわわ



1001:このスレッドは1000を超えました。



もう書けないので、新しいスレッドを立ててください



***

 画面を見続けていた魔女は、そのメッセージに目を細める。

 「おや、ここで入れるのか」

 そして、天井を見上げる。

 「う~む」

 少し悩んで、次、新しい掲示板が建てられたらこの最後のヒントを伝えようと決める。
 そうすれば、きっとあの探偵さんが気づいてくれに違いない。
 そして、少しだけ先の未来を視る。

 「いいお茶を用意しておこう」

 そう遠くない未来を視て、魔女はそう呟いた。
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