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神聖帝国編
18 報告スレ
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1:ナローシュ太郎
前スレで【太郎】をつけるのを忘れてたでござる
2:111
来たか
また日があいたな
あれから半月、2週間だぞ
3:名無しの転移者
今だ!2ゲットォーーー!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゜Д゜⊂⌒ ̄`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
4:ナローシュ太郎
まぁ、色々あったと言うべきか
また考察してほしいと言うべきか
この目さ、便利なんだけど見通すことは出来ても、答えを出すことはできないみたいで
5:名無しの転移者
考察?
つーか、え?
過去も未来も見通せるけど、答えは出せないってどゆこと??
6:名無しの転移者
ナローシュのスキルからして
俺たちがなにか考える意味なくね?
全部見えちゃうわけだしさ
と思ってたんだが
違うの?
7:名無しの転移者
過去も未来も見通せるんだもんな
なにしろチートだし
と、思ってたんだが、違うのか??
8:名無しの転移者
とりま、アレからなにがどうなったのか説明しろ
9:名無しの転移者
書き込み来られてるってことは、解決したってことでいいんだよな?
10:名無しの転移者
いま気づいた
スレ主のチートスキルって、覗きに最適なんだよな
11:名無しの転移者
>>10
∑(ºωº`*)
12:名無しの転移者
>>10
(゜д゜)
13:名無しの転移者
>>10
( ゜∀ ゜)ハッ!
14:名無しの転移者
>>10
それ軽犯罪だからな
15:名無しの転移者
>>10
いま、その辺厳しいんだから、発言には気をつけろよ
16:名無しの転移者
創作物の中のセクハラは好きだったんだけどなぁ
現実でやりたいとかじゃなくてさ、あのワキャワキャ感が良かったんだけど
今、厳しいからとんと見なくなったし
17:名無しの転移者
チートスキル使ってまで、覗きってすることか??
18:名無しの転移者
鑑定スキルとかプラネタリウムとか御大層な名前ついてるけど
とどのつまり、覗きのためのスキルでもあるんだよなぁ
色々便利だけど
19:名無しの転移者
廃人になってまで手に入れたのが、覗きのためのスキル、か
20:ナローシュ太郎
好きこのんで廃人になったわけじゃないやい!!
21:111
覗き談議はどうでもいいから、話を進めろ
22:ナローシュ太郎
あい
23:ナローシュ太郎
レジスタンスの人達と会議して、とりあえず城に殴りこもうってなった
んで、表から突撃する人と
水路を使う班で分かれた
24:名無しの転移者
あー、正面突破の方は囮か
25:名無しの転移者
ふむふむ
26:111
ん?
人と班で分かれた?
27:ナローシュ太郎
いや、それがさ
レジスタンスの人達はなにがなんでも王様殴りたいって人達でさ
上位勇者もたぶん、護衛で王様のとこいるだろうしってなって
囮役を決めるのが難航して
28:名無しの転移者
そんなんで、難航するな!
29:名無しの転移者
ジャンケンしろジャンケン!!
30:ナローシュ太郎
そこでメイが、
「なら、ししょーが適任ッス!」
なんて提案したんだ
31:名無しの転移者
アエリカさんか
32:名無しの転移者
なるほど
それで、アエリカさんが一人で囮役をつとめたと
33:ナローシュ太郎
囮役には、なったのかなぁ
34:名無しの転移者
>>33
というと??
35:ナローシュ太郎
いや、アエリカさん
兵士や転移勇者、秒で倒したらしいんだよ
それも、ほとんどが殺気で、戦意喪失させたとか
それでも向かってくる人の足や腕を切り捨てて、ずんずん城の中に入っていったんだって
36:名無しの転移者
忘れてた
そういや、この人も強いんだった
37:名無しの転移者
足や腕、切り捨てたってまじか|д゜)
38:ナローシュ太郎
本人曰く、なるべく犠牲者は少なくしたっていってたなぁ
39:名無しの転移者
うわぁ
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
40:名無しの転移者
思ったよりおっかない人なんだな、アエリカさん
41:名無しの転移者
>>40
クイズ迷宮でのこと思い出せ
あの時もあの人、相手が動けないように足とか怪我させてただろ
42:名無しの転移者
四肢切断って、たしかに時と場合によっちゃ、怪我の部類にはいるんだよな
43:名無しの転移者
治療するために切る場合もあるからな
44:ナローシュ太郎
呪文唱えようとした相手は、その顎砕いたっていってた
45:名無しの転移者
怖い怖い怖い怖い!!
46:名無しの転移者
あー、でも、呪文とかって口で声出さなきゃ発動できないんだな
無詠唱とかもあるんだろうが、四肢切断に、顎を砕かれる、これのどれかをやられたら痛みでそれどころじゃないだろうし
47:ナローシュ太郎
で、それとは別ルートで俺たちは城に潜入したんだけど
先にアエリカさんが王様の所に着いてたというオチで
48:名無しの転移者
アエリカさんの方が早かったのか
49:名無しの転移者
それ、囮の意味ある?
50:ナローシュ太郎
これから一戦交えようってところで、俺たちが乱入した
そこが、まぁ玉座の間ってやつで
城の構造からして、そこからしか兵器のある場所に行けなかったんだ
51:名無しの転移者
ふむふむ
52:名無しの転移者
それでそれで??
53:名無しの転移者
(*・ω・*)wkwk
54:ナローシュ太郎
予想通り、そこに上位勇者達もいた
王様はめちゃくちゃ豪勢な椅子に座ってた
そんで、レジスタンスの人達との乱戦になった
王様はそれを楽しそうに眺めていた
アエリカさんは、レジスタンスの人達のためにあえて上位勇者に手を加えることはしなかった
曰く、王様もそうだけど、上位勇者達のことも殴りたそうだったから、らしい
でも、その乱戦自体が変だった
上位勇者たちは、俺たち、メイやアエリカさんには殴りかかってこなかった、攻撃してこなかったんだ
あ、ちなみにこれが王様の画像
つ【まだ五歳にも満たない男の子が、王冠を被ってちょこんと玉座に腰掛けている画像】
55:名無しの転移者
完全に操られてる奴やん
そして、王様ショタだったのか
56:ナローシュ太郎
その乱戦の中、王様が不意に立ち上がった
かと思うと、ピタっと上位勇者たちの動きが止まって、勢い余ったレジスタンスの人達のそれぞれの攻撃が入って、相手を瀕死、あるいは絶命させることになった
そして、なんの感慨もなく王様はこんなことを呟いた
「異世界から来た者でも、墜ちた神にすら叶わない」
簡単に言えば、異世界だろうとなんだろうと、人間は神様には叶わないってことが言いたかったんだと思う
王様は続けた
「たとえ、私の手から逃れようともそれは変わらない」
なんて言って今度は、パチン、パチンって指を鳴らした
そしたら、今度はレジスタンスの人達が糸の切れた人形のようにパタパタと倒れていった
メイが確認したら、全員死んでた
57:名無しの転移者
わお
58:名無しの転移者
(^o^)<うわぁーっ!
59:名無しの転移者
((((;゜Д゜)))))))gkbr
60:ナローシュ太郎
俺はすぐに嫌な予感がして、メイにクイズ迷宮で手に入れた羽衣を投げて渡した
でも、たぶんアレは予感じゃなくて無意識に鑑定を使ってたんだと思う
つーのも、王様が指を鳴らしてメイが死ぬ未来が見えたから
妄想みたいなもんだったけど、たぶん当たってたと思う
61:名無しの転移者
危機一髪
62:ナローシュ太郎
そのお陰かわからないけど
王様が指を鳴らしても、メイは死ぬことは無かった
そして、そのことに王様は、なんて言うのかなぁ
こう、やっぱりか、みたいな反応をしたんだ
そして、俺を見てこう言った
「何故、こいつを選んだ??」
俺っていうか、俺の目を覗き込んで、その向こうにいる誰かに言ってるようだった
63:名無しの転移者
へ?へ?!
64:名無しの転移者
誰にも向けられていない言葉
でも、たしかに何かに向けられている言葉、だよなぁ
65:ナローシュ太郎
なんか言った方がいいのかなって思ってたら
王様が俺のとこに、一瞬で移動してきた
王様は宙に浮いてた
そして、俺の顔に触れようとして来たんだけど
アエリカさんが、俺の首根っこ掴んで後ろに引きずり倒したかと思うと、王様の腕を切り落とした
「ナローシュ君、目を抉られるとこだったよ」
なんてアエリカさんが言ったんだけど
それよりも、俺は驚いた
切り落とされた腕から血が流れてなかった
真っ赤な血の代わりに、黄金色の液体が撒き散ってた
66:名無しの転移者
うわぁぁぁあ?!!
67:名無しの転移者
子供なのに、アエリカさん容赦ねぇ!!
68:ナローシュ太郎
腕を切り落とされても、すぐにそれは再生してた
それで、なにかに疲れたように王様は今度はアエリカさんを見た
「それで、私が殺せると?」
そう言われてアエリカさんは、ちょっと考えて答えた
「……だからこそ、君は今、彼を攻撃しようとしたんだろ??
彼を、ナローシュ君を手元に置いておきたかった本当の理由。
それは、彼が【神殺し】になれるかもしれない存在だから」
69:名無しの転移者
え、待って待って??
70:名無しの転移者
なんで、神殺しなんて話が出てくるの??
71:ナローシュ太郎
アエリカさんは続けた
「かつて、この世界に召喚された風変わりな勇者達がいた。それは神を殺す力を、この世界を創った神から与えられていたと伝えられている。
その勇者たちは、趣味で面白おかしく武器を創った。
増長し、やがて自分ととって代わろうとした神々を粛清し間引くために、その勇者たちは召喚され、創った武器で神々を殺していった」
72:名無しの転移者
え、まってまって、それって
73:ナローシュ太郎
「もちろん、彼がそんな遺物を手に入れたのは偶然なのかもしれない。けど、結果として先代の神殺し達の創った武器を手に入れてしまった。
彼には、おかしな所が多々あった。
今代にも様々な国、組織が勇者を異世界から召喚している。
その勇者たちが、とても強力な能力、すなわちスキルを身につけているのに、彼だけは違っていた。
ありふれたスキルとよく分からないスキルしかなかった。
そして、そのスキルと低い能力値を理由に彼は追放されてしまっていた。
まるで、みにくいアヒルの子のような扱いだった、とこの比喩は君にはわからないか。
なにかがおかしかった。
そのことに、君がどの段階で気づいたかはわからないけれど、結果として彼の、ナローシュ君の存在価値に気づいてしまった。
だから、試したんだろ?
本当に、神を殺せる力を持っているのか?
同じように転移させられたナローシュ君のクラスメイトを使ってさ。
彼には、一度レベル差や能力値に大差がある魔物を倒したって実績があったしね。
それは、でも本来ありえないことだった。
けれど、彼にはそれが出来てしまった」
74:名無しの転移者
え、これ、キラーベアのことか?
75:111
あとは、スレ立てする前に襲ってきたっていう魔物のことも含まれてるのかも
76:ナローシュ太郎
「彼のような戦法が通るなら、初めからこの世界の人間たちはそれをやっていたはずだ。
でも、レベル差がある中でそんな倒し方をする存在はいなかった。
皆無ではないけど少なかったし、それこそ英雄と呼ばれるベテラン冒険者くらいだった。
試し、実験したことで君は確信した。
彼に、【神殺し】の可能性があることを。
だから、欲したわけだ。
自分を堕天させた神々への武器として。
そして、万が一を考えて手元に置いておきたかった。
違うかな?」
王様は、今度は真っ直ぐアエリカさんを見た
「それを言うなら、貴様もそうだろう?
そのために作られた、違うか?」
「あははは、俺はただの代用のための人形として生まれただけだよ。まぁ、能力だけなら後天的に身についたと言えるけどね。
それでどうするの?
君はもう詰んでる状態だよ。
君は、俺もメイちゃんも、ナローシュ君も殺せない。
さて、この状態で君はなにを望むのかな??」
「魔族の絶滅」
「あー、なるほど。君を堕天させたのはメイちゃんのお爺さんなんだっけ?
だから、魔族に恨みをもってたわけか。
神様ってほんと、どこの世界も人間より人間臭いなぁ」
77:名無しの転移者
まって、ここに来て色々情報出すぎでしょwww
78:名無しの転移者
事前に調べてただけあって、アエリカさん、ガチで俺たちの知らないこと知ってたんだな
79:ウスルアセット
んー、それは誤解かなぁ
ナローシュ君が廃人になったあと、やっぱなんかこの子変だよなぁって思って頑張って色々調べてたんだよ
80:名無しの転移者
頑張って、色々調べたのか
81:ウスルアセット
ちなみに、俺の知り合いには
頑張って、ドラゴンの言葉がわかるようになった奴がいるし
82:名無しの転移者
頑張れば、ドラゴンの言葉ってわかるようになるもんなのか??
83:名無しの転移者
言葉は通じなくても、犬猫ならある程度の意思疎通はできる
とくに腹減ってる時はめちゃくちゃ甘えてくる
84:名無しの転移者
ここで本人登場www
85:冥
お爺にはあった事ないっすけど
こういうことあるんだなぁって、話聞いてて面白かったっす
86:名無しの転移者
恨まれてるのに、面白がるのか
87:名無しの転移者
さすが、魔族
88:ウスルアセット
あ、ナローシュ君の説明に少し補足しておくと
神殺し云々を確信したのは、ナローシュ君の復活後のステータス見てからだからね
ほら、【神の御手】ってあるでしょ
あれが決めてだった
89:名無しの転移者
なんで、それが決め手??
90:ウスルアセット
あれねー、先代の神殺し勇者たちが所持してたスキルらしいんだよ
もう、ものすごい古い文献に記載があってさ
ナローシュ君が復活したら確認しようと思ってたんだ
91:名無しの転移者
なるほど
92:ウスルアセット
で、そのスキルだけは、この世界を創った最高神から与えられるらしい
まぁ、先代の神殺し勇者たちは、転移特典で手に入れたみたいだったけど
93: 名無しの転移者
ナローシュの場合は、色々あっての取得だったよな
94:ウスルアセット
あ、あと鑑定スキルのこともね
あれ偽装されて魔眼扱いだったけど、先代神殺し勇者達の時代だと【神魔眼】スキルって呼ばれてたらしいよ
95:名無しの転移者
んーとんーと、つまり??
96:まとめ班
とりあえず、話を総合すると
ナローシュを呼び寄せた可能性があるのは、その世界の最高神ってことになりますね
神聖帝国の王様はわざわざ、ナローシュ以外の誰かに語りかけてますし
97:名無しの転移者
ところでさ
その王様、やけっぱちになったりしなかったの?
兵器使って、国民諸共心中だーみたいな
98:ナローシュ太郎
それはなかったな
だって、兵器は魔族を殺すためのものだったし
その悲願が成就したら、残りの国民の命を代償にして天に昇る予定だったらしいし
99:名無しの転移者
あー、そういうことかぁ
100:ナローシュ太郎
そのために国を興したらしいし
前スレで【太郎】をつけるのを忘れてたでござる
2:111
来たか
また日があいたな
あれから半月、2週間だぞ
3:名無しの転移者
今だ!2ゲットォーーー!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゜Д゜⊂⌒ ̄`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
4:ナローシュ太郎
まぁ、色々あったと言うべきか
また考察してほしいと言うべきか
この目さ、便利なんだけど見通すことは出来ても、答えを出すことはできないみたいで
5:名無しの転移者
考察?
つーか、え?
過去も未来も見通せるけど、答えは出せないってどゆこと??
6:名無しの転移者
ナローシュのスキルからして
俺たちがなにか考える意味なくね?
全部見えちゃうわけだしさ
と思ってたんだが
違うの?
7:名無しの転移者
過去も未来も見通せるんだもんな
なにしろチートだし
と、思ってたんだが、違うのか??
8:名無しの転移者
とりま、アレからなにがどうなったのか説明しろ
9:名無しの転移者
書き込み来られてるってことは、解決したってことでいいんだよな?
10:名無しの転移者
いま気づいた
スレ主のチートスキルって、覗きに最適なんだよな
11:名無しの転移者
>>10
∑(ºωº`*)
12:名無しの転移者
>>10
(゜д゜)
13:名無しの転移者
>>10
( ゜∀ ゜)ハッ!
14:名無しの転移者
>>10
それ軽犯罪だからな
15:名無しの転移者
>>10
いま、その辺厳しいんだから、発言には気をつけろよ
16:名無しの転移者
創作物の中のセクハラは好きだったんだけどなぁ
現実でやりたいとかじゃなくてさ、あのワキャワキャ感が良かったんだけど
今、厳しいからとんと見なくなったし
17:名無しの転移者
チートスキル使ってまで、覗きってすることか??
18:名無しの転移者
鑑定スキルとかプラネタリウムとか御大層な名前ついてるけど
とどのつまり、覗きのためのスキルでもあるんだよなぁ
色々便利だけど
19:名無しの転移者
廃人になってまで手に入れたのが、覗きのためのスキル、か
20:ナローシュ太郎
好きこのんで廃人になったわけじゃないやい!!
21:111
覗き談議はどうでもいいから、話を進めろ
22:ナローシュ太郎
あい
23:ナローシュ太郎
レジスタンスの人達と会議して、とりあえず城に殴りこもうってなった
んで、表から突撃する人と
水路を使う班で分かれた
24:名無しの転移者
あー、正面突破の方は囮か
25:名無しの転移者
ふむふむ
26:111
ん?
人と班で分かれた?
27:ナローシュ太郎
いや、それがさ
レジスタンスの人達はなにがなんでも王様殴りたいって人達でさ
上位勇者もたぶん、護衛で王様のとこいるだろうしってなって
囮役を決めるのが難航して
28:名無しの転移者
そんなんで、難航するな!
29:名無しの転移者
ジャンケンしろジャンケン!!
30:ナローシュ太郎
そこでメイが、
「なら、ししょーが適任ッス!」
なんて提案したんだ
31:名無しの転移者
アエリカさんか
32:名無しの転移者
なるほど
それで、アエリカさんが一人で囮役をつとめたと
33:ナローシュ太郎
囮役には、なったのかなぁ
34:名無しの転移者
>>33
というと??
35:ナローシュ太郎
いや、アエリカさん
兵士や転移勇者、秒で倒したらしいんだよ
それも、ほとんどが殺気で、戦意喪失させたとか
それでも向かってくる人の足や腕を切り捨てて、ずんずん城の中に入っていったんだって
36:名無しの転移者
忘れてた
そういや、この人も強いんだった
37:名無しの転移者
足や腕、切り捨てたってまじか|д゜)
38:ナローシュ太郎
本人曰く、なるべく犠牲者は少なくしたっていってたなぁ
39:名無しの転移者
うわぁ
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
40:名無しの転移者
思ったよりおっかない人なんだな、アエリカさん
41:名無しの転移者
>>40
クイズ迷宮でのこと思い出せ
あの時もあの人、相手が動けないように足とか怪我させてただろ
42:名無しの転移者
四肢切断って、たしかに時と場合によっちゃ、怪我の部類にはいるんだよな
43:名無しの転移者
治療するために切る場合もあるからな
44:ナローシュ太郎
呪文唱えようとした相手は、その顎砕いたっていってた
45:名無しの転移者
怖い怖い怖い怖い!!
46:名無しの転移者
あー、でも、呪文とかって口で声出さなきゃ発動できないんだな
無詠唱とかもあるんだろうが、四肢切断に、顎を砕かれる、これのどれかをやられたら痛みでそれどころじゃないだろうし
47:ナローシュ太郎
で、それとは別ルートで俺たちは城に潜入したんだけど
先にアエリカさんが王様の所に着いてたというオチで
48:名無しの転移者
アエリカさんの方が早かったのか
49:名無しの転移者
それ、囮の意味ある?
50:ナローシュ太郎
これから一戦交えようってところで、俺たちが乱入した
そこが、まぁ玉座の間ってやつで
城の構造からして、そこからしか兵器のある場所に行けなかったんだ
51:名無しの転移者
ふむふむ
52:名無しの転移者
それでそれで??
53:名無しの転移者
(*・ω・*)wkwk
54:ナローシュ太郎
予想通り、そこに上位勇者達もいた
王様はめちゃくちゃ豪勢な椅子に座ってた
そんで、レジスタンスの人達との乱戦になった
王様はそれを楽しそうに眺めていた
アエリカさんは、レジスタンスの人達のためにあえて上位勇者に手を加えることはしなかった
曰く、王様もそうだけど、上位勇者達のことも殴りたそうだったから、らしい
でも、その乱戦自体が変だった
上位勇者たちは、俺たち、メイやアエリカさんには殴りかかってこなかった、攻撃してこなかったんだ
あ、ちなみにこれが王様の画像
つ【まだ五歳にも満たない男の子が、王冠を被ってちょこんと玉座に腰掛けている画像】
55:名無しの転移者
完全に操られてる奴やん
そして、王様ショタだったのか
56:ナローシュ太郎
その乱戦の中、王様が不意に立ち上がった
かと思うと、ピタっと上位勇者たちの動きが止まって、勢い余ったレジスタンスの人達のそれぞれの攻撃が入って、相手を瀕死、あるいは絶命させることになった
そして、なんの感慨もなく王様はこんなことを呟いた
「異世界から来た者でも、墜ちた神にすら叶わない」
簡単に言えば、異世界だろうとなんだろうと、人間は神様には叶わないってことが言いたかったんだと思う
王様は続けた
「たとえ、私の手から逃れようともそれは変わらない」
なんて言って今度は、パチン、パチンって指を鳴らした
そしたら、今度はレジスタンスの人達が糸の切れた人形のようにパタパタと倒れていった
メイが確認したら、全員死んでた
57:名無しの転移者
わお
58:名無しの転移者
(^o^)<うわぁーっ!
59:名無しの転移者
((((;゜Д゜)))))))gkbr
60:ナローシュ太郎
俺はすぐに嫌な予感がして、メイにクイズ迷宮で手に入れた羽衣を投げて渡した
でも、たぶんアレは予感じゃなくて無意識に鑑定を使ってたんだと思う
つーのも、王様が指を鳴らしてメイが死ぬ未来が見えたから
妄想みたいなもんだったけど、たぶん当たってたと思う
61:名無しの転移者
危機一髪
62:ナローシュ太郎
そのお陰かわからないけど
王様が指を鳴らしても、メイは死ぬことは無かった
そして、そのことに王様は、なんて言うのかなぁ
こう、やっぱりか、みたいな反応をしたんだ
そして、俺を見てこう言った
「何故、こいつを選んだ??」
俺っていうか、俺の目を覗き込んで、その向こうにいる誰かに言ってるようだった
63:名無しの転移者
へ?へ?!
64:名無しの転移者
誰にも向けられていない言葉
でも、たしかに何かに向けられている言葉、だよなぁ
65:ナローシュ太郎
なんか言った方がいいのかなって思ってたら
王様が俺のとこに、一瞬で移動してきた
王様は宙に浮いてた
そして、俺の顔に触れようとして来たんだけど
アエリカさんが、俺の首根っこ掴んで後ろに引きずり倒したかと思うと、王様の腕を切り落とした
「ナローシュ君、目を抉られるとこだったよ」
なんてアエリカさんが言ったんだけど
それよりも、俺は驚いた
切り落とされた腕から血が流れてなかった
真っ赤な血の代わりに、黄金色の液体が撒き散ってた
66:名無しの転移者
うわぁぁぁあ?!!
67:名無しの転移者
子供なのに、アエリカさん容赦ねぇ!!
68:ナローシュ太郎
腕を切り落とされても、すぐにそれは再生してた
それで、なにかに疲れたように王様は今度はアエリカさんを見た
「それで、私が殺せると?」
そう言われてアエリカさんは、ちょっと考えて答えた
「……だからこそ、君は今、彼を攻撃しようとしたんだろ??
彼を、ナローシュ君を手元に置いておきたかった本当の理由。
それは、彼が【神殺し】になれるかもしれない存在だから」
69:名無しの転移者
え、待って待って??
70:名無しの転移者
なんで、神殺しなんて話が出てくるの??
71:ナローシュ太郎
アエリカさんは続けた
「かつて、この世界に召喚された風変わりな勇者達がいた。それは神を殺す力を、この世界を創った神から与えられていたと伝えられている。
その勇者たちは、趣味で面白おかしく武器を創った。
増長し、やがて自分ととって代わろうとした神々を粛清し間引くために、その勇者たちは召喚され、創った武器で神々を殺していった」
72:名無しの転移者
え、まってまって、それって
73:ナローシュ太郎
「もちろん、彼がそんな遺物を手に入れたのは偶然なのかもしれない。けど、結果として先代の神殺し達の創った武器を手に入れてしまった。
彼には、おかしな所が多々あった。
今代にも様々な国、組織が勇者を異世界から召喚している。
その勇者たちが、とても強力な能力、すなわちスキルを身につけているのに、彼だけは違っていた。
ありふれたスキルとよく分からないスキルしかなかった。
そして、そのスキルと低い能力値を理由に彼は追放されてしまっていた。
まるで、みにくいアヒルの子のような扱いだった、とこの比喩は君にはわからないか。
なにかがおかしかった。
そのことに、君がどの段階で気づいたかはわからないけれど、結果として彼の、ナローシュ君の存在価値に気づいてしまった。
だから、試したんだろ?
本当に、神を殺せる力を持っているのか?
同じように転移させられたナローシュ君のクラスメイトを使ってさ。
彼には、一度レベル差や能力値に大差がある魔物を倒したって実績があったしね。
それは、でも本来ありえないことだった。
けれど、彼にはそれが出来てしまった」
74:名無しの転移者
え、これ、キラーベアのことか?
75:111
あとは、スレ立てする前に襲ってきたっていう魔物のことも含まれてるのかも
76:ナローシュ太郎
「彼のような戦法が通るなら、初めからこの世界の人間たちはそれをやっていたはずだ。
でも、レベル差がある中でそんな倒し方をする存在はいなかった。
皆無ではないけど少なかったし、それこそ英雄と呼ばれるベテラン冒険者くらいだった。
試し、実験したことで君は確信した。
彼に、【神殺し】の可能性があることを。
だから、欲したわけだ。
自分を堕天させた神々への武器として。
そして、万が一を考えて手元に置いておきたかった。
違うかな?」
王様は、今度は真っ直ぐアエリカさんを見た
「それを言うなら、貴様もそうだろう?
そのために作られた、違うか?」
「あははは、俺はただの代用のための人形として生まれただけだよ。まぁ、能力だけなら後天的に身についたと言えるけどね。
それでどうするの?
君はもう詰んでる状態だよ。
君は、俺もメイちゃんも、ナローシュ君も殺せない。
さて、この状態で君はなにを望むのかな??」
「魔族の絶滅」
「あー、なるほど。君を堕天させたのはメイちゃんのお爺さんなんだっけ?
だから、魔族に恨みをもってたわけか。
神様ってほんと、どこの世界も人間より人間臭いなぁ」
77:名無しの転移者
まって、ここに来て色々情報出すぎでしょwww
78:名無しの転移者
事前に調べてただけあって、アエリカさん、ガチで俺たちの知らないこと知ってたんだな
79:ウスルアセット
んー、それは誤解かなぁ
ナローシュ君が廃人になったあと、やっぱなんかこの子変だよなぁって思って頑張って色々調べてたんだよ
80:名無しの転移者
頑張って、色々調べたのか
81:ウスルアセット
ちなみに、俺の知り合いには
頑張って、ドラゴンの言葉がわかるようになった奴がいるし
82:名無しの転移者
頑張れば、ドラゴンの言葉ってわかるようになるもんなのか??
83:名無しの転移者
言葉は通じなくても、犬猫ならある程度の意思疎通はできる
とくに腹減ってる時はめちゃくちゃ甘えてくる
84:名無しの転移者
ここで本人登場www
85:冥
お爺にはあった事ないっすけど
こういうことあるんだなぁって、話聞いてて面白かったっす
86:名無しの転移者
恨まれてるのに、面白がるのか
87:名無しの転移者
さすが、魔族
88:ウスルアセット
あ、ナローシュ君の説明に少し補足しておくと
神殺し云々を確信したのは、ナローシュ君の復活後のステータス見てからだからね
ほら、【神の御手】ってあるでしょ
あれが決めてだった
89:名無しの転移者
なんで、それが決め手??
90:ウスルアセット
あれねー、先代の神殺し勇者たちが所持してたスキルらしいんだよ
もう、ものすごい古い文献に記載があってさ
ナローシュ君が復活したら確認しようと思ってたんだ
91:名無しの転移者
なるほど
92:ウスルアセット
で、そのスキルだけは、この世界を創った最高神から与えられるらしい
まぁ、先代の神殺し勇者たちは、転移特典で手に入れたみたいだったけど
93: 名無しの転移者
ナローシュの場合は、色々あっての取得だったよな
94:ウスルアセット
あ、あと鑑定スキルのこともね
あれ偽装されて魔眼扱いだったけど、先代神殺し勇者達の時代だと【神魔眼】スキルって呼ばれてたらしいよ
95:名無しの転移者
んーとんーと、つまり??
96:まとめ班
とりあえず、話を総合すると
ナローシュを呼び寄せた可能性があるのは、その世界の最高神ってことになりますね
神聖帝国の王様はわざわざ、ナローシュ以外の誰かに語りかけてますし
97:名無しの転移者
ところでさ
その王様、やけっぱちになったりしなかったの?
兵器使って、国民諸共心中だーみたいな
98:ナローシュ太郎
それはなかったな
だって、兵器は魔族を殺すためのものだったし
その悲願が成就したら、残りの国民の命を代償にして天に昇る予定だったらしいし
99:名無しの転移者
あー、そういうことかぁ
100:ナローシュ太郎
そのために国を興したらしいし
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