新しい傘とバラの花 ~ヌードモデルは引き受けたけど×××されるなんて聞いてない!~

大波小波

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 オメガの体液の働きで、滑らかに動くようになった豊のペニスは、響の精神を泡立てた。
「あ……あぁ。ひっ、う。んん……っく」
 すっかり潤った秘所は、豊が腰をやるたびに、ぱちゅん、くちゅんと鳴る。
 響は、豊は、全てを忘れて性交に没頭した。
 夢中で、互いを貪った。
「んッ、塚本、くんッ。もっと、もっと奥までぇ……ッ」
「最高だ、元宮くん。君はホントに素敵だよ」
 いつしか愛し合う恋人のように、顔を合わせた正常位で交わっていた。
 キスをし、舌を伸ばす。
 舐め、絡め、摺り、唾液を流しながら長い長いキスをする。
 そうしながら、豊は滾るような絶頂を迎えていた。
 腰をひねり、響の最奥まで届けとばかりに射精した。
「あぐぅッ! う、あぁああ!」
 豊の激情を受け止め、響の意識は切れ切れになった。
 目の前がチカチカして、白くなる。
 腰が、勝手に痙攣する。
 いつの間にか、豊の背に回している、腕。
 響は、これまで味わったことのない悦楽を、エクスタシーを全身で感じていた。
 どく、どくんと体内に射精される豊の熱い体液を、酔った心地で味わった。
 どれくらい、そうしていただろう。
 気怠い。
 何も考えられない。
 いつのまにか豊は響から、その身を引き抜いていた。
 ぴくりとも動かない響の耳に届くのは、鉛筆を走らせる音。
 うつろな瞳に映るのは、猛然とスケッチブックに向かう豊の姿だった。
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