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「あ、あぁッ! はぁ、はぁ、あぁあ!」
「いいぞ。ノッて来たぞ、元宮くん!」
初めて、豊が喋った。
その声音は、ひどく興奮した様子だ。
見えないが、彼の目はらんらんと輝いているのだろう。
その豊の手が、響の腰から腕の方へ伸ばされた。
両腕の手首を掴み、響の体を後ろに反らせるようにして、さらに貫き続ける豊。
結合がさらに深くなり、響は悲鳴を上げた。
「それ、ダメぇッ! お、おかしくなっちゃうぅ!」
「もっと。もっとだ、元宮くん!」
「あぁ! ヤだぁあ! ダメだ、ってばぁ!」
「もっと、熱くなるんだよ!」
ふと、豊は自分の性器が楽になった気配を感じた。
抽挿のたびに、くちゅ、くちゅんと、控えめな濡れた音が鳴っている。
(元宮くんは、確かオメガだ。と、いうことは)
響の蕾から、オメガ特有の愛液が分泌され始めたのだ。
豊は、乾いた唇を舌で舐めていた。
こんなに昂るセックスは、初めてだ。
「う、あぁ。はぁ、はぁ、あ。ダメ、塚本く……んンぁ、あ、はぁあ、あ!」
アトリエの冷たい床に、響は射精してしまった。
(嘘……初めてなのに、レイプでイッちゃうとか……)
だけど、気持ち悦いのだ。
気持ち悦くって、仕方がないのだ。
「いいぞ。ノッて来たぞ、元宮くん!」
初めて、豊が喋った。
その声音は、ひどく興奮した様子だ。
見えないが、彼の目はらんらんと輝いているのだろう。
その豊の手が、響の腰から腕の方へ伸ばされた。
両腕の手首を掴み、響の体を後ろに反らせるようにして、さらに貫き続ける豊。
結合がさらに深くなり、響は悲鳴を上げた。
「それ、ダメぇッ! お、おかしくなっちゃうぅ!」
「もっと。もっとだ、元宮くん!」
「あぁ! ヤだぁあ! ダメだ、ってばぁ!」
「もっと、熱くなるんだよ!」
ふと、豊は自分の性器が楽になった気配を感じた。
抽挿のたびに、くちゅ、くちゅんと、控えめな濡れた音が鳴っている。
(元宮くんは、確かオメガだ。と、いうことは)
響の蕾から、オメガ特有の愛液が分泌され始めたのだ。
豊は、乾いた唇を舌で舐めていた。
こんなに昂るセックスは、初めてだ。
「う、あぁ。はぁ、はぁ、あ。ダメ、塚本く……んンぁ、あ、はぁあ、あ!」
アトリエの冷たい床に、響は射精してしまった。
(嘘……初めてなのに、レイプでイッちゃうとか……)
だけど、気持ち悦いのだ。
気持ち悦くって、仕方がないのだ。
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