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「ところで、駿。君から私に、渡すものがあるだろう?」
「今ですか!?」
食事を終え、薫り高い紅茶をいただいている時に、速攻でねだられてしまった。
(伊織さま、行動が早すぎないかな!?)
だが、それだけ楽しみにしてもらっていたのなら、嬉しい。
駿は傍らのバッグを引き寄せ、中から包みを取り出した。
「伊織さま、バレンタインデーのチョコレートです」
「うん! ありがとう!」
赤を基調にした、バレンタインらしいラッピング。
リボンが少し、縦方向に曲がっている点すら、伊織にとっては愛らしい。
ワクワクしながら包装を開くと、中からは不揃いのトリュフが顔をのぞかせた。
「もしかして、手作りかな?」
「はい……でも、ちゃんと三角巾も割烹着も着ましたし! 使い捨ての手袋も着けました!」
「衛生面にまで、しっかりと気を付けてくれたのだな。嬉しいよ」
今度、その三角巾&割烹着姿を見せてくれ、と伊織は笑った。
きっと可愛らしいことだろう。
「今ですか!?」
食事を終え、薫り高い紅茶をいただいている時に、速攻でねだられてしまった。
(伊織さま、行動が早すぎないかな!?)
だが、それだけ楽しみにしてもらっていたのなら、嬉しい。
駿は傍らのバッグを引き寄せ、中から包みを取り出した。
「伊織さま、バレンタインデーのチョコレートです」
「うん! ありがとう!」
赤を基調にした、バレンタインらしいラッピング。
リボンが少し、縦方向に曲がっている点すら、伊織にとっては愛らしい。
ワクワクしながら包装を開くと、中からは不揃いのトリュフが顔をのぞかせた。
「もしかして、手作りかな?」
「はい……でも、ちゃんと三角巾も割烹着も着ましたし! 使い捨ての手袋も着けました!」
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