青いバラの花言葉 ～ミステリアス若様アルファ×不憫健気オメガ どうしよう。叶さんのこと、どんどん好きになっていっちゃう～

6

「い、痛ッあぁあーッ！　ヤだ、イヤだあぁ！」
　悲鳴を上げながら、瑞樹は犯されていた。
　ローションを使ってはいるが、初めての行為に蕾は固く閉じたままなのだ。
　そこを無理やり貫かれ、揺さぶられる。
　畳に擦れる頬も痛くて、涙が流れた。

「お願い、ですッ。もう、もう止めてくださ、いぃッ」
　一人目が達して体から離れた時、すぐに二人目が腰に手を当てる気配を感じて、瑞樹は震えた。
「や、止めて！　許してぇえ！」
　叫んで、懇願した。
　だがしかし。
「次鋒、イけ！」
「へっへへ。これがやりたくて、レギュラーになれるよう頑張ったからなぁ」

　二人目が、挿入してきた。
　痛い。
　怖い。
　苦しい。
「うぁ、んんッ！　んっ、く。うぅうう！」
　先鋒、次鋒と来たということは、続く中堅、副将、大将が待っている、ということだ。
「ヤだぁあ。もう、ヤだぁあ！　あ、あぁ、あ！　痛ぃい！」
「いい声で啼くじゃねえか」
　瑞樹の地獄は、まだ始まったばかりだった。