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しおりを挟む静かな社長室に、樹里のたてる水音だけが響く。
ふと、その淫靡な空気を徹が破った。
「樹里くん、出しても平気か?」
口が塞がっているので、返事ができない。
樹里は、無言で首を縦に振った。
そして喉奥まで、徹のペニスを深く咥え込んだ。
幾度かゆるく腰をやった後、徹は樹里の口中に精を放った。
「……!」
その勢いと量に樹里は一瞬怯んだが、何とかこぼさず上手に飲み始めた。
「ん……ぅん。ッう、んんぅ……」
眉根を寄せて、昂りを小さな声に乗せて、樹里は徹のものを全て飲み干した。
その表情を見ていると、喘ぎを聴いていると、もっとたっぷり楽しみたくなってくる。
しかし、この後は経営会議の予定だ。
徹は仕方なく諦めた。
ぺろぺろと舌を躍らせ、お掃除フェラをする樹里を、目を細めて眺めるにとどまった。
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