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しおりを挟む「綺麗な御顔をしているのに、淫らなお体です」
荒い息の合間に、暁斗は乾いた声でそう言った。
「もう、こんなに勃っていますよ。ご自分で、触ってください」
奥まで突かれ、揺さぶられながら、昴の手は暁斗に導かれて中心に触れた。
先端はこりこりに固まり、先走りの蜜を溢れさせている。
「あ、いやッ! はぁ、はぁ、あぁあ!」
嫌だと言いながらも、手で自分自身を慰める昴だ。
暁斗からの強い刺激と、自らがもたらす繊細な刺激に、快感は頂点を目指し始めた。
「あ、気持ち、いぃッ!」
(これ以上は、おかしくなっちゃう。逃げなきゃ、逸らさなきゃ……)
昴は無駄なあがきを探ったが、この甘美な誘惑に絡め捕られて身動きが取れない。
「うぅう! も、ダメぇ……」
(暁斗の、ビクビクしてるのが伝わって……あっ……)
「あぁッ、ダメッ! 気持ちいいの、キちゃう!」
「私は、素直な昴さまが好きです! もっと、もっと本心をさらけ出して!」
「イく……イッちゃうぅッ!」
後ろは暁斗に拓かれながら、前は自分で嬲りながら、昴は絶頂に達した。
はぁはぁと乱れる息のまま、暁斗は彼を貫き続けた。
「もう、よろしいのですか? これで満足ですか?」
それには、いやいやと首を振る昴だ。
「我慢できない……。気持ちいいの、もっと欲しいッ!」
「欲張りですね。ですが、それで結構です」
暁斗も、これで終わらせる気は、さらさらなかった。
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