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しおりを挟む「どう? 息は整った?」
「もう少し、待って……」
細かく震えながら、未悠はシーツを固く握っている。
その仕草がやけに扇情的で、健はゆっくりと指を一本彼の体内に埋め込んだ。
「っく。あぁ、あ」
「大丈夫。力を抜いて」
中を弄ってやると、未悠はとろとろと精をこぼす。
敏感な体だ。
嬲られながら、未悠はのぼせた頭で感じていた。
(ああ、ダメ。自分でやるのと、全然違う……!)
大人の節張った太い指でこねられ、未悠の体温はどんどん上がっていく。
その最も敏感なポイントを擦られた時、彼は背を反らして達してしまった。
「い、やぁあ!」
がくがくと震えるその体を抱きとり、健はそのまま蕾に先端を打ち込んだ。
充分潤っているところを見ると。
(やはりこの子は、ベータじゃない。オメガなんだ)
オメガの体液で濡れた秘所は、すんなり健を吞み込んだ。
「う、うぅ。あぁあ、あ!」
「私の首に、腕を回して」
ぎゅうと体を密着させてくる、未悠。
健は、ゆっくり優しく、ていねいにその体を突いた。
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