18 / 146
2
しおりを挟む「何で、こんなことになっちゃったんだろ」
大きなふかふかのベッドの上で、瑠衣はつぶやいていた。
すでにシャワーを浴び、素裸で寿士の隣にかしずいている。
「情けない顔するなよ。愛人とはいえ、瑠衣の人権はちゃんと守るから」
「例えば?」
「今夜は、フェラしてもらう」
「人権侵害!」
違う、と寿士は妙に真面目な顔だ。
こうして黙っていれば、無害なイケメンの寿士。
見つめられて、瑠衣は少し耳が熱くなった。
しかし、その寿士が言うには。
「瑠衣が一方的に、俺を愛撫するんだよ? 攻めて攻めて、攻めまくるんだよ?」
「あ、そういう考え方もある……」
「はい。じゃあ、頼むね」
寿士は、ベッドのヘッドボードにもたれると、足を投げ出した。
瑠衣は何だか腑に落ちない気もしたが、すでに現金で100万円もらってしまったのだ。
大人しく、寿士のペニスに触れた。
そしてやんわりと、静かに擦り始めた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
237
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる