27 / 280
27
しおりを挟む
「まさか魔力にそんな使い方が有るなんて…」
「これってもしかしてヤバい技術なんじゃね?」
「もしかしなくてもヤバいに決まってるでしょ!」
三人で何か話しているがまぁ良いか。
「三人とも、次の講義を始めるぞ」
「次はどんなヤバイことを…」
「頭痛くなってきたかも」
「おいおい…まぁさっきのはともかくこれから教えるのは特に問題が無いやつだから安心してくれ」
「兄ちゃん、俺はまた素振りをしていれば良いのか?」
クロスが俺に質問をしてくる。
「いや、クロスにも教える事だからここに居てくれ」
「分かった」
クロスはそう言って先程の様にリルとシェラの元に行く。
「さて、次は魔力操作について説明していくぞ、魔力操作は魔法を発動させるのに必要な魔力を集めたりする技術の事を指す、これは分かるだろ?」
三人が頷いたのを見て説明を続ける。
「魔力操作に長けている者と魔力操作が下手な奴が同じ魔法を同じ魔力量込めて発動させた場合、どうなると思う?」
俺の問いにシェラが直ぐに答える。
「それは魔力操作が上手な方の魔法の方が高威力の魔法を発動させる事が出来るわ」
うん、ちゃんと魔力操作の重要性は分かってそうだな。
「では何故魔力操作が上手いと魔法の威力が高くなるか、これは魔力の変換が関係してくるんだ」
おっと、三人の顔に?が浮かんだな。
「魔法を放つときに皆無意識の内に魔力を各属性に変換しているんだ、そして魔力操作が上手になるって事は魔力の変換時のロスが少なくなるという訳だ」
三人とも理解は出来ていないが何とか分かるって感じかな?
「だから同じ魔力の量を使っていても威力が変わる訳だ…という事で、三人には魔力操作の練習をしてもらう」
俺がそう言うとクロスはあからさまに嫌そうな顔をした。
「マジかよ…あの地味でつまんない作業やんのか?」
つまらない作業、この世界での魔力操作の練習はどんなものなんだろうか?
「リル、普通の人はどうやって練習するんだ?」
俺がそう聞くとリルは手本を見せてくれた。
クロスがつまらないと言っていたこの世界の練習方法は自分の周りに魔力球を浮かべ、それを動かすという物だった。
成る程、確かにこれはクロスがつまらないと感じるのも分かるな。
「効率は良いが子供向けとは言いがたい練習方法だな」
確かにこの練習方法は効率が良い、初めの時にどの位の魔力でどんな威力が出たかを覚えておけば次第に向上していく操作性や、同じ魔力を使用した時の威力の変化を確認する時なんかに楽しさを感じる事も出来る。
成長が伸び悩んだら魔力球の数を増やしたりすれば難易度が上がるからコツコツやっていけば魔力操作の技術は上がっていくだろう。
だが、単調な作業なだけあって普通だと飽きてしまうだろう。
大人ならまだしも子供は好奇心が旺盛だし、体を動かしたり魔法をぶっぱなしたりしたりの方が好きだからな。
「安心して良いぞクロス、今回教える方法はそれじゃない、三人とも身体強化は出来るか?」
「なに言ってんだ兄ちゃん、身体強化を使えない奴はこの世界には居ないぞ」
クロスは当たり前の事をなんで聞くんだ?という感じで俺に話す。
まぁどんな生物にも魔力は有るし、属性に関係なく発動させる事が出来るしな。
「まぁ俺が教える魔力操作の向上方法は常に身体強化を発動させた状態を維持するという物だ」
「質問良いですか?」
「なんで身体強化で魔力操作が上手くなるかって事だろ?」
「はい、身体強化は日頃から皆使います、身体強化で魔力操作の力が上昇するならば皆魔力操作が上手くなっている筈じゃ無いですか?」
「まぁリルの考えも分からない訳じゃないから説明をしようじゃないか」
まぁ何故俺がこんなことを知っているかと言うとゲーム時代に身体強化を発動させて、熟練度上げをしていたからなんだけどな。
「これってもしかしてヤバい技術なんじゃね?」
「もしかしなくてもヤバいに決まってるでしょ!」
三人で何か話しているがまぁ良いか。
「三人とも、次の講義を始めるぞ」
「次はどんなヤバイことを…」
「頭痛くなってきたかも」
「おいおい…まぁさっきのはともかくこれから教えるのは特に問題が無いやつだから安心してくれ」
「兄ちゃん、俺はまた素振りをしていれば良いのか?」
クロスが俺に質問をしてくる。
「いや、クロスにも教える事だからここに居てくれ」
「分かった」
クロスはそう言って先程の様にリルとシェラの元に行く。
「さて、次は魔力操作について説明していくぞ、魔力操作は魔法を発動させるのに必要な魔力を集めたりする技術の事を指す、これは分かるだろ?」
三人が頷いたのを見て説明を続ける。
「魔力操作に長けている者と魔力操作が下手な奴が同じ魔法を同じ魔力量込めて発動させた場合、どうなると思う?」
俺の問いにシェラが直ぐに答える。
「それは魔力操作が上手な方の魔法の方が高威力の魔法を発動させる事が出来るわ」
うん、ちゃんと魔力操作の重要性は分かってそうだな。
「では何故魔力操作が上手いと魔法の威力が高くなるか、これは魔力の変換が関係してくるんだ」
おっと、三人の顔に?が浮かんだな。
「魔法を放つときに皆無意識の内に魔力を各属性に変換しているんだ、そして魔力操作が上手になるって事は魔力の変換時のロスが少なくなるという訳だ」
三人とも理解は出来ていないが何とか分かるって感じかな?
「だから同じ魔力の量を使っていても威力が変わる訳だ…という事で、三人には魔力操作の練習をしてもらう」
俺がそう言うとクロスはあからさまに嫌そうな顔をした。
「マジかよ…あの地味でつまんない作業やんのか?」
つまらない作業、この世界での魔力操作の練習はどんなものなんだろうか?
「リル、普通の人はどうやって練習するんだ?」
俺がそう聞くとリルは手本を見せてくれた。
クロスがつまらないと言っていたこの世界の練習方法は自分の周りに魔力球を浮かべ、それを動かすという物だった。
成る程、確かにこれはクロスがつまらないと感じるのも分かるな。
「効率は良いが子供向けとは言いがたい練習方法だな」
確かにこの練習方法は効率が良い、初めの時にどの位の魔力でどんな威力が出たかを覚えておけば次第に向上していく操作性や、同じ魔力を使用した時の威力の変化を確認する時なんかに楽しさを感じる事も出来る。
成長が伸び悩んだら魔力球の数を増やしたりすれば難易度が上がるからコツコツやっていけば魔力操作の技術は上がっていくだろう。
だが、単調な作業なだけあって普通だと飽きてしまうだろう。
大人ならまだしも子供は好奇心が旺盛だし、体を動かしたり魔法をぶっぱなしたりしたりの方が好きだからな。
「安心して良いぞクロス、今回教える方法はそれじゃない、三人とも身体強化は出来るか?」
「なに言ってんだ兄ちゃん、身体強化を使えない奴はこの世界には居ないぞ」
クロスは当たり前の事をなんで聞くんだ?という感じで俺に話す。
まぁどんな生物にも魔力は有るし、属性に関係なく発動させる事が出来るしな。
「まぁ俺が教える魔力操作の向上方法は常に身体強化を発動させた状態を維持するという物だ」
「質問良いですか?」
「なんで身体強化で魔力操作が上手くなるかって事だろ?」
「はい、身体強化は日頃から皆使います、身体強化で魔力操作の力が上昇するならば皆魔力操作が上手くなっている筈じゃ無いですか?」
「まぁリルの考えも分からない訳じゃないから説明をしようじゃないか」
まぁ何故俺がこんなことを知っているかと言うとゲーム時代に身体強化を発動させて、熟練度上げをしていたからなんだけどな。
0
あなたにおすすめの小説
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる