死んだと思ったら異世界に

トワイライト

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俺は三人に対して説明を始める。

「身体強化は魔力を体に巡らせる事で身体能力を上昇させるっていう事なんだが、これを常に発動させるという事に魔力操作の向上が関わってくるんだ」

俺が三人にそう伝えるも三人はまだ分かってないみたいだ。

「つまり、意識して身体強化を使い、体の中に魔力の循環をさせることによって、魔力の消費を最小限にしつつ、少しずつ魔力操作の技術が向上していくんだ」

これで魔力操作が上手くなる理由は一日中自分が身体強化を発動できるぐらいの強さの魔力循環をし続ける事で魔力の放出量を調節する事が関係しているんじゃ無いかと思われる。

身体強化は素の身体能力が高いほど、効果が高まるので、俺の場合身体強化したら馬鹿みたいに身体能力が上がって大変な事になるので本当にヤバい時以外は発動させないようにしないといけない。

「とまぁそんな感じで、魔力操作は身体強化で上げられるし、魔法の威力は使う魔力の量の他に魔法の効果を想像することで上げることも出来るぞ」

「想像するって具体的にどうすれば良いんだ?」

う~ん、これは言葉では説明することが難しい質問だな。

「魔法の発動に必要なのは想像力という事は言ったな、それを利用して、少ない魔力コストで高い威力の魔法を想像出来れば良いって感じだ、まぁ俺がお手本を見せるからこんな感じなんだなと思ってくれれば良いよ」

俺はそう言って先程作った的を人型にして生成する。

「ファイアーバレット(爆)」

俺が放った魔法は土人形に当たり人形の中で爆発した。

「うわぁ…」

「えげつねぇ」

「っと、まぁこんな感じの魔法を作ることも出来るって訳だな。
この魔法は魔法自体を回転させる事によって貫通力を増加させ、そして貫き、相手の内部に入った所で魔法が爆発し内部からダメージを与えるという魔法だ」

ゲームだったら当てれば二回ダメージを与えられるという優れた魔法だが、この世界で人に当てればほぼ確実に当たった人が死んでしまうけどな。

「言っておくがこの魔法は簡単に人間なんかの命を奪うから使おうなんて考えない方が良いぞ、分かったか?」

 俺がそう言うと3人はブンブンと勢いよく首を縦に振る。

「よし、それならよろしい、じゃあ今日はこんな感じでクロスは身体強化を発動した状態で素振り、リルとシェラは身体強化を発動させた状態でどんな魔法を使いたいかのイメージトレーニングをするように」

俺がそう言うと三人とも元気よく返事をしてくれた。

「じゃあ俺はもう出るからな」

俺は庭から出て行き、王都の裏道に出る


さて、これからどうしようか…俺としてはこの世界を見て回りたいんだがエステラやクロス達と関わってしまった以上あの現状はどうにかしてやりたい。

だが、俺が王都から離れている間に借金取りが来てあの子たちが不幸になったらと思うと王都から離れられないんだよなぁ

俺は少しの間思案していたのだが、名案が浮かんだ。

「そうだ、俺があの教会に掛かってる借金を全て払えば良いじゃないか!」

俺はゲーム時代に稼いだ使いきれないほどの金が有るし、アイツらは所詮金貸し、借金さえ返せばエステラたちに関与する事は出来ないし、仮に金を返してもちょっかいをかけてくるなら組織ごと潰してしまえば良い。

考えれば考えるほどこれ以上の案は無いと思う。

まぁ出会って1日程度の俺が借金を返すなんて言ったら怪しまれるだろうからエステラたちには内緒にしておこう。

となると俺がする事はあの金貸しどもを探す事なのだが…

「ゲッ!お前は昨日の…」

どうやら探す手間は省けたみたいだ。

俺は逃げようとしている男の前に一瞬で移動して逃げられないように肩を掴む。

「やぁ、昨日ぶりだね、体調はどう?」

「昨日の今日で何の用だ?」

男は俺に対して質問をしてきたので素直に答える事にしよう。

「なに、君たちのボスに用があるのさ」
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