64 / 280
64
しおりを挟む
三階層に降りた俺は休む間もなくモンスターを狩り始める事にした。
「そう言えばユグドラシルオンラインにはモンスターとの遭遇率を上昇させるアイテムが有った筈…」
俺はその事を思い出したので、アイテムボックスの中を探してみる事にした。
勿論モンスターを倒すのも忘れずに。
「…と有った有った、これだ」
初期の方のアイテムだったので、随分と奥の方に有ったが、目的のアイテムを見つけることができた。
そのアイテムの名前はエネミーエンカウンター。
効果は簡単、モンスターとのエンカウント率を上昇させるという効果だ。
しかも効果は重複し、エンカウント率を最大10倍にする事が出来るという物だ。
これの効果がこの世界に適用されるか分からないが、適用されるなら周囲にいるモンスターが俺目掛けて一目散に走ってくるだろう。
という事でアイテムボックスからエネミーエンカウンターを取り出す。
エネミーエンカウンターはチケット型のアイテムで、このチケットを破ると効果が発動する。
俺は最大まで効果が発動するだけのエネミーエンカウンターを取り出して、エネミーエンカウンターを破る。
これでエンカウント率が上がった筈…
索敵を発動させると周囲にから此方に向かってくる敵性反応が大量に感知出来た。
どうやらこの世界でも効果はあるみたいだな。
だが、モンスターの反応を見た事で俺は疑問に思った事がある。
何故、チケットを破っただけなのに、モンスターが此方に向かってくるのかという問題だ。
ゲーム時代だったらそういう風に設定されているからという説明が出来る。
モンスターだってユグドラシルオンラインではプログラムの1つだ。
つまりはあのアイテムの使用をサーバーが感知したらその使用者に向けてモンスターが向かう様に設定しているから、エネミーエンカウンターを使用したらモンスターが向かってくる訳だ。
だが、この世界はユグドラシルオンラインの世界には似ているが、ゲームとしてのシステムは機能してないし、俺が持っているアイテムや装備以外にユグドラシルオンラインの道具も見たことはない。
一応はスキルとかも発動するが、この世界では効果が多少違う。
だからアイテムの類いは効果が無いか、その効果が発動する様にこの世界用に調整されている筈だ。
とすればこのチケットにもモンスターを引き付ける何かがあると思うんだが…見た感じ分からない。
俺には何も感じないことからモンスターだけが感じることが出来る物とかが発生しているのだろうか?
曲がり角の先からも集まっているし 、視覚的な物ではない、そして音でもない。
となると…
「やっぱり匂いか?」
蟻には仲間に場所を知らせたりするフェロモンが有るらしいが、このチケットを破ると、モンスターだけに感じられるフェロモン、又は匂いの様な物が発生するのだろうか?
まぁこの事は後にでも考えられるし、先ずはこのモンスターの群れを倒すことにしよう。
俺の前方にはエネミーエンカウンターで集められた何十体ものモンスター。
だが、二階層までとは違い、三階層には上位種族のモンスターも出てきている。
一番先頭に居るのは通常のゴブリンより身長が高く、ガタイも良いゴブリンだ。
多分ホブゴブリンだと思われる。
そして鑑定を発動させた所、予想通りの結果だった。
ホブゴブリン(強化種)
魔力保有量1769/4000
肉体強度984
魔法耐性 無し
他者の魔石を喰らった事で強化種になったホブゴブリン。
元々ゴブリンだったが、魔石を喰らい続け、魔力保有量が上限に至った事で上位種族であるホブゴブリンになった。
強化種になった事で身体能力が上昇し、保有魔力量も増加している。
鑑定結果は俺の予想通り、ホブゴブリンだったみたいだが、説明の所に1つ面白い事が書いてあった。
どうやらモンスターは魔石を食べ、保有魔力が上限に達すると進化をするらしい。
「そう言えばユグドラシルオンラインにはモンスターとの遭遇率を上昇させるアイテムが有った筈…」
俺はその事を思い出したので、アイテムボックスの中を探してみる事にした。
勿論モンスターを倒すのも忘れずに。
「…と有った有った、これだ」
初期の方のアイテムだったので、随分と奥の方に有ったが、目的のアイテムを見つけることができた。
そのアイテムの名前はエネミーエンカウンター。
効果は簡単、モンスターとのエンカウント率を上昇させるという効果だ。
しかも効果は重複し、エンカウント率を最大10倍にする事が出来るという物だ。
これの効果がこの世界に適用されるか分からないが、適用されるなら周囲にいるモンスターが俺目掛けて一目散に走ってくるだろう。
という事でアイテムボックスからエネミーエンカウンターを取り出す。
エネミーエンカウンターはチケット型のアイテムで、このチケットを破ると効果が発動する。
俺は最大まで効果が発動するだけのエネミーエンカウンターを取り出して、エネミーエンカウンターを破る。
これでエンカウント率が上がった筈…
索敵を発動させると周囲にから此方に向かってくる敵性反応が大量に感知出来た。
どうやらこの世界でも効果はあるみたいだな。
だが、モンスターの反応を見た事で俺は疑問に思った事がある。
何故、チケットを破っただけなのに、モンスターが此方に向かってくるのかという問題だ。
ゲーム時代だったらそういう風に設定されているからという説明が出来る。
モンスターだってユグドラシルオンラインではプログラムの1つだ。
つまりはあのアイテムの使用をサーバーが感知したらその使用者に向けてモンスターが向かう様に設定しているから、エネミーエンカウンターを使用したらモンスターが向かってくる訳だ。
だが、この世界はユグドラシルオンラインの世界には似ているが、ゲームとしてのシステムは機能してないし、俺が持っているアイテムや装備以外にユグドラシルオンラインの道具も見たことはない。
一応はスキルとかも発動するが、この世界では効果が多少違う。
だからアイテムの類いは効果が無いか、その効果が発動する様にこの世界用に調整されている筈だ。
とすればこのチケットにもモンスターを引き付ける何かがあると思うんだが…見た感じ分からない。
俺には何も感じないことからモンスターだけが感じることが出来る物とかが発生しているのだろうか?
曲がり角の先からも集まっているし 、視覚的な物ではない、そして音でもない。
となると…
「やっぱり匂いか?」
蟻には仲間に場所を知らせたりするフェロモンが有るらしいが、このチケットを破ると、モンスターだけに感じられるフェロモン、又は匂いの様な物が発生するのだろうか?
まぁこの事は後にでも考えられるし、先ずはこのモンスターの群れを倒すことにしよう。
俺の前方にはエネミーエンカウンターで集められた何十体ものモンスター。
だが、二階層までとは違い、三階層には上位種族のモンスターも出てきている。
一番先頭に居るのは通常のゴブリンより身長が高く、ガタイも良いゴブリンだ。
多分ホブゴブリンだと思われる。
そして鑑定を発動させた所、予想通りの結果だった。
ホブゴブリン(強化種)
魔力保有量1769/4000
肉体強度984
魔法耐性 無し
他者の魔石を喰らった事で強化種になったホブゴブリン。
元々ゴブリンだったが、魔石を喰らい続け、魔力保有量が上限に至った事で上位種族であるホブゴブリンになった。
強化種になった事で身体能力が上昇し、保有魔力量も増加している。
鑑定結果は俺の予想通り、ホブゴブリンだったみたいだが、説明の所に1つ面白い事が書いてあった。
どうやらモンスターは魔石を食べ、保有魔力が上限に達すると進化をするらしい。
0
あなたにおすすめの小説
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる