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王城から来たコナーの話を聞いて王城に向かう事になった俺はコナー達と共に馬車に乗って王城を目指している。
「それで、私は貴方をなんと呼べば良いかな?」
コナーになんと呼べばいいかと聞かれたので俺は黒騎士と呼んでくれと頼む。
「黒騎士殿…でよろしいのですかな?」
「ああ、こちらの事情で本名はあかせず、申し訳ない」
「いや、そちらにも事情があるのだろう、気にしなくても良い」
通常、本名を言えない事情と言えば何かやばいことをしているのでは無いかと疑われる物だが、コナーはそんな様子は無く、気にしなくても良いと言ってくれた。
「そう言ってもらえるとありがたい…」
「それにしても黒騎士殿は凄いですな、王都最大のダンジョン、そのスタンスピードを1人で収めてしまったのだから」
「昔、修羅や仲間達と冒険した経験が生きた結果です、あの頃は大勢のモンスターに囲まれるのは日常茶飯事でしたからね」
俺はユグドラシルオンラインでした皆との冒険を思い出しながら答える。
皆で冒険したあの日々は俺の宝物だ。
「昔の冒険…ですか、私も若い頃は冒険者をしていたのでわかる気がします…」
なんとコナーは元冒険者だったらしい。
「そうだったのですか…冒険者から王族の近衛になったとは…」
そう、高ランクの冒険者なら貴族の騎士として雇われるのは理解できる。
Bランク以上になるためには強さと、そして礼儀が出来る者じゃないとなれないらしいから別に貴族に雇われたりしても問題は無いだろう。
この世界で高ランク冒険者とは冒険者ギルドが信頼できる人物だと太鼓判を押しているような物だからな。
だが、一般の貴族の騎士ならともかく国の中枢、それも王族の近衛騎士になるなんて、相応の強さと礼儀、教養が必要になるはずだし、そもそも王族が雇おうとしても周りにいる貴族達が許可をするわけが無い。
この人にはそれすらを覆す何かがあるという事だろうか?
「私は王の護衛で王都の防衛には参加出来ませんでした、だから私からもお礼が言いたい…王都を救ってくれて本当にありがとう」
コナーはそう言って俺に頭を下げる。
「私はやるべき事をやっただけだ…だが、まぁ感謝は素直に受け取っておく」
その後もコナーと冒険者時代に何が有ったか、等を話し、俺たちを乗せた馬車は王城に到着した。
「それでは黒騎士殿、謁見の間に案内します、私に付いてきて下さい」
コナーはそう言うと謁見の間に向かって歩いていく。
謁見の間ってクリス達と来たときに行ったあそこか?
俺はそんな事を考えつつもコナーについていき、そして謁見の間の前に到着する。
うん、どうやら謁見の間は前回王様と会ったあの場所で間違い無いらしい。
「それでは黒騎士殿、この中に王は居ます、一応腰に提げた剣を預からせて貰いたい」
俺はコナーに言われた通り、腰に提げた剣を外し、コナーに渡す。
まぁ王様が居るところに武器を持った状態で行くなんてあり得ないしな。
こう言うときに素直に武器を渡しても良いか?と思うだろうが、それは大丈夫だろう。
俺が今腰に提げている剣はユグドラシルオンラインでも最高レベルの性能を持った武器だが、一定以上の強さが無いと装備できない様になっているから盗まれたとしても悪用される事は無い。
そもそも王に仕えている者が王に謁見する奴の剣を盗むなんて事はあり得ないからな。
仮に盗んだとしたら王族の沽券に関わる様な出来事になるからだ。
逆に、俺が今コナーに武器を渡さなかった場合王族を信頼していないという風に捉えられると言うわけだ。
それはそれで大きな問題になるから、結局俺は武器を渡すしか選択肢が無いって訳だ。
「それではここで待っていて下さい、王がお呼びになったら入ってきても良いので」
俺はコナーの言葉にうなずき、扉の前で待機する。
「それで、私は貴方をなんと呼べば良いかな?」
コナーになんと呼べばいいかと聞かれたので俺は黒騎士と呼んでくれと頼む。
「黒騎士殿…でよろしいのですかな?」
「ああ、こちらの事情で本名はあかせず、申し訳ない」
「いや、そちらにも事情があるのだろう、気にしなくても良い」
通常、本名を言えない事情と言えば何かやばいことをしているのでは無いかと疑われる物だが、コナーはそんな様子は無く、気にしなくても良いと言ってくれた。
「そう言ってもらえるとありがたい…」
「それにしても黒騎士殿は凄いですな、王都最大のダンジョン、そのスタンスピードを1人で収めてしまったのだから」
「昔、修羅や仲間達と冒険した経験が生きた結果です、あの頃は大勢のモンスターに囲まれるのは日常茶飯事でしたからね」
俺はユグドラシルオンラインでした皆との冒険を思い出しながら答える。
皆で冒険したあの日々は俺の宝物だ。
「昔の冒険…ですか、私も若い頃は冒険者をしていたのでわかる気がします…」
なんとコナーは元冒険者だったらしい。
「そうだったのですか…冒険者から王族の近衛になったとは…」
そう、高ランクの冒険者なら貴族の騎士として雇われるのは理解できる。
Bランク以上になるためには強さと、そして礼儀が出来る者じゃないとなれないらしいから別に貴族に雇われたりしても問題は無いだろう。
この世界で高ランク冒険者とは冒険者ギルドが信頼できる人物だと太鼓判を押しているような物だからな。
だが、一般の貴族の騎士ならともかく国の中枢、それも王族の近衛騎士になるなんて、相応の強さと礼儀、教養が必要になるはずだし、そもそも王族が雇おうとしても周りにいる貴族達が許可をするわけが無い。
この人にはそれすらを覆す何かがあるという事だろうか?
「私は王の護衛で王都の防衛には参加出来ませんでした、だから私からもお礼が言いたい…王都を救ってくれて本当にありがとう」
コナーはそう言って俺に頭を下げる。
「私はやるべき事をやっただけだ…だが、まぁ感謝は素直に受け取っておく」
その後もコナーと冒険者時代に何が有ったか、等を話し、俺たちを乗せた馬車は王城に到着した。
「それでは黒騎士殿、謁見の間に案内します、私に付いてきて下さい」
コナーはそう言うと謁見の間に向かって歩いていく。
謁見の間ってクリス達と来たときに行ったあそこか?
俺はそんな事を考えつつもコナーについていき、そして謁見の間の前に到着する。
うん、どうやら謁見の間は前回王様と会ったあの場所で間違い無いらしい。
「それでは黒騎士殿、この中に王は居ます、一応腰に提げた剣を預からせて貰いたい」
俺はコナーに言われた通り、腰に提げた剣を外し、コナーに渡す。
まぁ王様が居るところに武器を持った状態で行くなんてあり得ないしな。
こう言うときに素直に武器を渡しても良いか?と思うだろうが、それは大丈夫だろう。
俺が今腰に提げている剣はユグドラシルオンラインでも最高レベルの性能を持った武器だが、一定以上の強さが無いと装備できない様になっているから盗まれたとしても悪用される事は無い。
そもそも王に仕えている者が王に謁見する奴の剣を盗むなんて事はあり得ないからな。
仮に盗んだとしたら王族の沽券に関わる様な出来事になるからだ。
逆に、俺が今コナーに武器を渡さなかった場合王族を信頼していないという風に捉えられると言うわけだ。
それはそれで大きな問題になるから、結局俺は武器を渡すしか選択肢が無いって訳だ。
「それではここで待っていて下さい、王がお呼びになったら入ってきても良いので」
俺はコナーの言葉にうなずき、扉の前で待機する。
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