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「さて、どうした物か…」
隠し通路の先で邪神の力と避難所に掛けられている魔法の魔法陣を発見したは良いが、俺はこの魔法陣と邪神の力をどう対処すれば良いのかを悩んでいた。
現状、この避難所を拡張している魔法の魔力は邪神の力から補っている…だから、俺が邪神の力を消してしまうと避難所に掛けられている魔法の効果が失われてしまう。
そうなると、魔法によって拡張されていた空間は元に戻る訳だが、そうなると避難している人達が死んでしまう可能性が高い。
この避難所の元の大きさは知らないが、普通なら入りきらない程の人達がこの避難所に避難している訳だから、元の部屋の大きさより避難している人の人数が多い可能性が高い。
そんな状況で避難所の大きさが元に戻ってしまうと、小さくなった部屋に大勢の人達が圧殺される可能性が出てくる。
だから、現状俺は邪神の力に手を出す事は出来ないのだ。
だが、封印は維持されているとはいえ邪神の力だ…いつ封印を破ってその力を暴走させるか分からない…となるとここで邪神の力を消失させた方が良いのだが、それをすると大勢の人が犠牲になってしまう…俺はどうすれば良いかを考えるが良い考えが思いつかない。
そして俺が最終的に下した決断は…
「よし、この件は後回しにしよう」
ここに避難している人達を殺す訳にはいかないから邪神の力を消す事は出来ない。
現状この問題は後回しにして、邪神の力が暴走しそうになったら対処すれば良いという考えになったのだ。
「どうせできる事は無いし、その時になったら対処すれば良いだろ」
本来の目的である邪神の力を意図せず見つけたが、探す手間が省けたと考えれば良い。
「よし、じゃあ避難所に戻ろう」
もうここに要は無いので俺は先ほどきた道を戻る事にする。
そして長い道を渡り、既に閉まっている隠し通路の入り口まで戻ってきた。
「さてさて…ここら辺にスイッチがあるはず…」
見たところ魔法陣の有った部屋から何処かに繋がっているという様子は無かったし、確実にここから出るための仕掛けは有る筈。
俺は隠し通路の入り口付近を念入りに調べると、俺から見て右側の壁の一部が少し出っ張っていた。
「これか…」
俺が出っ張った壁を押し込むとズズズズズと音を立てながら壁が開き、あの何も無い部屋に入れる様になった。
「さて、この後はヤヨイに合流する訳だが…ヤヨイはちゃんとフィオレさんを見つけられたかな?」
この避難所の広さからして見つけられていない可能性も有る。
まずはヤヨイと連絡を取らないといけないな。
「って、そう言えばヤヨイとの連絡手段が無いじゃん」
今までは常にヤヨイと行動を共にしていたし、離れるとしても待ち合わせをしていたから何の問題も無かったが、今回は違う。
ヤヨイにはフィオレさんを探して、ブラットさんの元に連れて行ってくれとは行ったが、どこで再会するのかというのは相談していなかった。
避難所を拡張している魔法で市民から犠牲が出ているかもしれないという、可能性に気づいて急いで内容を決めたからそこまで気がまわらなかった。
「どうするか…この世界に携帯なんて無いだろうし、そもそも有ったとしても持ってないからな」
ゲームだったらチャットやらで連絡を取れたんだが…
「チャットか…いけるかもしれない」
この世界はユグドラシルオンラインのシステムがある程度使える。
アイテムやステータスを使える事は分かっているが、もしかしたらチャットも出来るんじゃないか?
ユグドラシルオンラインでのチャットの条件はパーティを組んでいる事。
俺とヤヨイは2人ともユグドラシルオンラインのステータスを引き継いでいるし、一緒に行動しているからパーティを組んでいるとも言えなくも無い。
この世界の住人には出来なくても、ユグドラシルオンラインのシステムがある程度反映されている俺たち同士ならいける可能性は高い…
「一度試してみるか」
隠し通路の先で邪神の力と避難所に掛けられている魔法の魔法陣を発見したは良いが、俺はこの魔法陣と邪神の力をどう対処すれば良いのかを悩んでいた。
現状、この避難所を拡張している魔法の魔力は邪神の力から補っている…だから、俺が邪神の力を消してしまうと避難所に掛けられている魔法の効果が失われてしまう。
そうなると、魔法によって拡張されていた空間は元に戻る訳だが、そうなると避難している人達が死んでしまう可能性が高い。
この避難所の元の大きさは知らないが、普通なら入りきらない程の人達がこの避難所に避難している訳だから、元の部屋の大きさより避難している人の人数が多い可能性が高い。
そんな状況で避難所の大きさが元に戻ってしまうと、小さくなった部屋に大勢の人達が圧殺される可能性が出てくる。
だから、現状俺は邪神の力に手を出す事は出来ないのだ。
だが、封印は維持されているとはいえ邪神の力だ…いつ封印を破ってその力を暴走させるか分からない…となるとここで邪神の力を消失させた方が良いのだが、それをすると大勢の人が犠牲になってしまう…俺はどうすれば良いかを考えるが良い考えが思いつかない。
そして俺が最終的に下した決断は…
「よし、この件は後回しにしよう」
ここに避難している人達を殺す訳にはいかないから邪神の力を消す事は出来ない。
現状この問題は後回しにして、邪神の力が暴走しそうになったら対処すれば良いという考えになったのだ。
「どうせできる事は無いし、その時になったら対処すれば良いだろ」
本来の目的である邪神の力を意図せず見つけたが、探す手間が省けたと考えれば良い。
「よし、じゃあ避難所に戻ろう」
もうここに要は無いので俺は先ほどきた道を戻る事にする。
そして長い道を渡り、既に閉まっている隠し通路の入り口まで戻ってきた。
「さてさて…ここら辺にスイッチがあるはず…」
見たところ魔法陣の有った部屋から何処かに繋がっているという様子は無かったし、確実にここから出るための仕掛けは有る筈。
俺は隠し通路の入り口付近を念入りに調べると、俺から見て右側の壁の一部が少し出っ張っていた。
「これか…」
俺が出っ張った壁を押し込むとズズズズズと音を立てながら壁が開き、あの何も無い部屋に入れる様になった。
「さて、この後はヤヨイに合流する訳だが…ヤヨイはちゃんとフィオレさんを見つけられたかな?」
この避難所の広さからして見つけられていない可能性も有る。
まずはヤヨイと連絡を取らないといけないな。
「って、そう言えばヤヨイとの連絡手段が無いじゃん」
今までは常にヤヨイと行動を共にしていたし、離れるとしても待ち合わせをしていたから何の問題も無かったが、今回は違う。
ヤヨイにはフィオレさんを探して、ブラットさんの元に連れて行ってくれとは行ったが、どこで再会するのかというのは相談していなかった。
避難所を拡張している魔法で市民から犠牲が出ているかもしれないという、可能性に気づいて急いで内容を決めたからそこまで気がまわらなかった。
「どうするか…この世界に携帯なんて無いだろうし、そもそも有ったとしても持ってないからな」
ゲームだったらチャットやらで連絡を取れたんだが…
「チャットか…いけるかもしれない」
この世界はユグドラシルオンラインのシステムがある程度使える。
アイテムやステータスを使える事は分かっているが、もしかしたらチャットも出来るんじゃないか?
ユグドラシルオンラインでのチャットの条件はパーティを組んでいる事。
俺とヤヨイは2人ともユグドラシルオンラインのステータスを引き継いでいるし、一緒に行動しているからパーティを組んでいるとも言えなくも無い。
この世界の住人には出来なくても、ユグドラシルオンラインのシステムがある程度反映されている俺たち同士ならいける可能性は高い…
「一度試してみるか」
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