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本編

No.104~ギルド対抗戦4

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今回のイベントでは回収した他のギルドの旗は自分のギルドに運んでやっとカウントされる仕様なので一回ギルドに戻らなければいけない。

「じゃあヘル、よろしくな」

「うん、無事に届けるからね」

ということで、一旦ヘルとは別行動をして、俺はギルドの襲撃、ヘルはギルドハウスに旗を届けに行く事になった。

ヘルと別れて他のギルドに向かっていると複数人のプレイヤーの気配が俺を囲むように感じた。

(数は16人か、数で攻めれば俺を倒せると思ってるのか?)

「おい、いつまでも見てないで出て来たらどうだ」

そう言うと隠れているプレイヤーの半分、8人のプレイヤーが出て来た。

「やっぱり気づいてたか、これでも隠密のスキルはMasterしてるんだがな」

「家にはもっと上手く気配を消す奴が居るからな、それで、残りの8人は出て来なくて良いのか?」

そう言うと目の前のプレイヤーは少し考えた様子で言ってきた。

「ちっ、人数まで正確に判ってんのかよ、これじゃあ計画に支障がでるかも知れないな…おい!出てこい」

そうリーダーっぽいプレイヤーが言うと残りの8人も出て来た。

「それで、俺になんの用だ?」

そう聞くとそのプレイヤーは答える。

「このゲームで一番厄介なのは貴様だユウヤ、だから計画の邪魔になる前に時間稼ぎをさせてもらう」

そういうと周りにいたプレイヤーは俺に襲いかかってくる。

武器種は剣、槍、銃、後は魔法使いって所か、接近戦は不利だと考えたのか?まぁ良い、俺はただ倒すだけだ。

1人、2人、どんどんとプレイヤーのHPを削っていき、目の前に立っているプレイヤーはリーダーっぽいプレイヤーだけ。

リーダーっぽいプレイヤーは他のプレイヤーよりも強かった。
ステータスはシュウ達と同じぐらい…レッドプレイヤーでもトップ格だと予想されるが俺に邪魔されたくない計画があるらしい。

おれは嫌な感じがしたので計画について聞き出す為にレッドプレイヤーを倒しきらない様に戦う。

「っく、やはり俺では敵わないか…だがあの方に貰ったこれを使えば!」

嫌な予感を感じて後ろに跳ぼうとしたのだが相手がわざと刀を手で受けて俺の手を掴んだ。

俺は一時的に封印を解いてステータスを戻して掴まれた手を振り払う。

だが俺が逃げるより相手がアイテムを使う方が速かった。

当たり一面は黒く光り、俺は知らない所にいた。

(転移させられたか、先ずはここが何処かを調べないと)

マップを確認しても???としか表示されない。

それにしてもレッドプレイヤーが言っていたあの方というのが気になる…このアイテムも見たことが無いしここも明らかにヤバそうな場所だ。

周りに光が無く正に闇、1寸どころか自分の身体すらも見えない。

自分の身体なのに自分の身体では無いような錯覚と共に不快感が溢れる。

(これは…キツいな)

何も見えないから動くに動けない。

もしかしたら即死トラップが設置されている可能性がある、だが何も行動しなければここからは出られない。

転移アイテム、空間に干渉する事が出来なくなっている。

暫くどうするかを考えていると俺の周りに複数の人形のもやが出て来た。

『お前のせいで…ワシの人生はめちゃくちゃだ!』

『貴方のせいで夫が!まだ幼い息子がいるのに』

黒いもやから俺を怨む様な声が聞こえる。

聞き覚えのあるもやが言っている言葉…これはあのときの。

それは俺が会社を立ち上げてある程度たった頃、特に失敗も無く事業を成功させていた俺の会社をターゲットにした嫌がらせが始まったのだ。

ある程度の嫌がらせは無視していたのだが社員にまで嫌がらせをし始めた事で俺も流石に動き始めた。

とある情報網を利用して嫌がらせをしている会社を特定し、会社の上層部の行っていた脱税、社員に対したパワハラやセクハラなどのハラスメント行為、そして他の会社の弱みを利用して無理やり契約するなどのあり得ない取引等の情報を入手。

そして相手の会社の株の多数を所持している人にリークし、株主総会で汚職を働いている上層部を一斉に解任させたのだ。

それからその会社を買収、俺の会社に統合をする事でその時の会社の損害は俺が負担し、汚職を働いていない職員の生活は守った。

その後、会社の統合によって以前の記録から汚職を働いていた社員が居た事を公表、その社員を懲戒処分した事と、今まで会社に受けていた損害を賠償する事を発表した事があった。

それ自体は会社が本当に生まれ変わったと証明し、その会社の以前の顧客の再取得等に役立った。

今さっきのもやの言った言葉は懲戒処分した職員とその妻が俺に言ってきた言葉だ。

その二人は俺に襲いかかって警察に捕まったからここに現れることは無い。

となるとこれは転移させたプレイヤーに精神的ダメージを与えるっていうアニメにありがちなあれか。

こういうパターンは平常心を保っていたらいずれでれる奴かな。

俺は空間から出るまで、居もしない社会のクズの言葉をリピートで聞かされるという苦行を強いられるのであった。
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