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本編

No.157~ダンジョン解放前イベント31

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種族を龍神に戻し、装備の整備や補修をして100階層に挑む準備が出来た俺はメニューからコロシアムを選択し、100階層に転移するを選択する。

100階層に転移した俺は周りを観察する。

空は暗く、フィールドじゅうに混沌とした雰囲気を感じる。

そして周りにはなんらかの生物の遺骸であろう骨が大量に積まれていた。

「ガァァァァ!!」

俺が周りを観察しているといきなり世界が振動した。

音の元に目を向けるとそこには漆黒の鱗を身に纏っている龍がいた。

そのドラゴンは俺の存在を確認すると俺のいる所に急降下して向かって来た。

俺は横に飛ぶことで黒い龍の攻撃を避けたが、さっきまで俺が居たところには巨大なクレーターが出来ていた。

黒い龍を鑑定してみると黒い龍の種族名はカオスドラゴンというらしい。

カオスドラゴンは先程の攻撃を避けられた事で俺を警戒しているのかグルルルルと唸りながら俺を観察している様に見える。

先に動き出したのは俺の方だ。

虚無魔法を準備しながらカオスドラゴンの方に走っていき、そして確実に当てられるよう距離詰める。

カオスドラゴンは近づかれない様に俺を攻撃してくるが、何処に攻撃がくるかさえ分かっていれば避けることは容易い。

今までは巨大なモンスターと戦ってきたのだろうか?狙いが大雑把過ぎて攻撃の直前で横に跳ぶだけで簡単に避けることができてしまう。

体がデカイから適当に振るっても大抵当たるっていうのも有るだろうが、ある程度のステータスが有れば避けられるだろう。

俺はカオスドラゴンの攻撃を避けて虚無魔法をカオスドラゴンに発射する。

杖から放たれた光はカオスドラゴンに当たりダメージを与えていく…が、そこまでMPを込めてないにしてもダメージが少ない。

どうやらカオスドラゴンは相当高いMndを持ってるみたいだな。

俺は一旦装備を変えるために後ろに下がる。

カオスドラゴンは俺が攻撃に当たらない事にイラついたのか追撃を仕掛けてくる。

俺は追撃を部分龍化を使用して生やした翼で空に逃げることで回避した。

上空で装備をオリハルコン合金の刀に変え、カオスドラゴンの方を見る。

カオスドラゴンは俺を見ながら大きく口を開いてる。

(やべぇ!)

カオスドラゴンの口に魔力が溜まっていき一条の光として俺に向かってくる。

そう、カオスドラゴンはドラゴンブレスを俺に向かって吐いてきたのだ。

俺は急いで空を飛びドラゴンブレスを避けようとしたのだが、先程までの攻撃とは違い俺の逃げている方向に照準を合わせてきた。

そしてカオスドラゴンのドラゴンブレスは俺の右足に直撃し、俺のHPの5分の1も削った。

足一本当たっただけでこんなにくらうのかよ!

これ直撃したら一撃で全部のHPを削り取られるぞ。

俺は警戒度を何段階か上げ、カオスドラゴンの動向を良く見ることにした。

しかし、追撃のドラゴンブレスが来ない…どうやらドラゴンブレスを一度撃ったら一定時間撃つことが出来ないみたいだ。

だが、カオスドラゴンも翼を使い空を飛ぶ。

こっからは空中戦って訳か。

開幕最初にカオスドラゴンが火炎攻撃を放ってくる。

俺はカオスドラゴンの放ってきた火炎に突っ込んで行き、カオスドラゴンの元に一直線で飛ぶ。

不死鳥の服の効果で炎系のダメージが無効化され、ついでにコートオブベルゼビュートの能力によってHPとMPが回復する。

HPとMPの回復量を見る限り相当な威力を持っていたのだろう。

HP、MPの回復と普通火炎の中を飛んでくると思わないから奇襲を掛けられるという一石二鳥、俺はカオスドラゴンの横を通る様に飛び、カオスドラゴンの体に刀を突き立てていく。

ギャリギャリギャリと普通はならない様な音を発てながら俺はカオスドラゴンを攻撃する。

が、カオスドラゴンの横を通りすぎる時にはオリハルコン合金の刀の耐久値は全て削れ、壊れてしまった。

さて、魔法攻撃もあまりダメージが入らず、物理攻撃は逆に耐久値が削られる始末。

久しぶりにあれをやるしかないか。

俺はカオスドラゴンの方を向き、とある能力を発動させる。
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