愛玩性具より愛を込めて~オ○ホに転生した私~

キョクトウシラニチ

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2、オナニーホールの日常2

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 どうも。オナホのリコです。
 今日もご主人様は私を使用して鼻息を荒くしていらっしゃいます。
「リコッ、あぁっ、ヤバい!気持ち良い!イクよ!イク、イク!」

 今日は後背位でフィニッシュなされましたので、ご主人様は今ボディのウエスト部分を持っていて私は宙に浮いている状態です。こうしていると私は組体操の手押し車を思い出していました。懐かしい。

「リコちゃん。はぁ……今日も最高だったよ」
 恍惚とした表情でご主人様であるヘインリヒ・ゼルナー様が私に入れたままそんな事を言ってます。私は運動会の組体操の事を思い出していたので、特に感想はありません。ま、私は生きていないので、何も感じませんし。「今日も上手に出来ましたね」という気持ちが湧く位でしょうか。
「この衣装も似合ってるよ……リコちゃん。可愛い」
 うっとりと美しい顔にエロさを乗せてそう言いますけどね、この服装も私の趣味ではありませんからね。ていうか、なんで異世界にセーラー服があるんじゃい!

「ああ……それにしても、嫌だなぁ……明日かぁ……」
 ご主人様は魔法で私とベッドを清浄すると、私のボディを抱きかかえてギュッと少しだけ力を入れています。こういう時は何かストレスを感じている時です。
「はぁ……」
 溜め息を吐いて、目を閉じたご主人様は就寝するために私と共に布団をかぶりました。
 明日に何かあるのでしょうか?


 翌日、屋敷内が少し慌ただしい雰囲気でした。
 パタパタと使用人さんたちの足音が聞こえるのですが、いつも以上に動いていますね。私は寝室にしかおりませんから、何が起こっているのかは知り得ません。ですが、お掃除のメイドちゃんズのおしゃべりでそれを知りました。
 今日はご主人様の婚約者候補の人が食事をしにやってくるらしいのです。

「いよいよねぇ。ナタリーさんってば、凄い気合入ってたわー」
 ナタリーさんというのは彼女達メイドを纏めるメイド長の事ですね。
「私たちもちゃんとしないとね。お相手はウェルプ子爵家のご令嬢って話よ」
「ええっ!お貴族のお嬢さんなの?」
「そうらしいよ。魔法を使うことが出来る女性は凄く珍しいのに、さらにお相手は貴族家のご令嬢でしょ。だから皆気合が入ってるみたい」
 この世界では女性は殆ど魔法を使えないらしいです。多くの魔法使いは男性で、魔力を持ち魔法を使える女性は国に一人か二人いる位なのだとか、彼女達やご主人様が読んでいた新聞をチラッと見ただけなので全ては理解できていないですが。それと、この国にはまだ貴族が存在しているらしいです。この部屋や彼女達が使っている道具を見る限り近代化が進んでいる様に見えるけど、まだまだ古い慣習も残っているのだろうか。それとも日本のように旧華族の財閥として歴史と名前だけ残っているのかは彼女達の話だけでは分からない。
「ご主人様と上手く行けばいいわねぇ」
「うふふふ」
 期待に目を輝かすメイドちゃんズ可愛い。新しい女主人になるかも知れない人に興味があるのでしょうね。

 そうかぁ、今日のご主人様は顔合わせなのかな?それとも何度目かの食事だったりするのかしら。昨日はあんまり乗り気では無かったみたいだけど……大丈夫かな?ご主人様は女性慣れしてなさそうだから、ちゃんと素敵な会話ができていれば良いけど。


 その日のご主人様は日付が変わる前に寝室に入って来ました。

 いつもはワクワクした顔で私に着せるコスチュームを選びだしたりするのだけど、今日は直ぐに私を抱き締めて深いため息を吐きました。
 ご主人様は肩甲骨よりも長い長髪をいつも三つ編みにしているのですが、今日は少し乾かしきれていないままの髪を下しています。長髪でも男性らしくて格好良いですね。

「はぁ……」

 あれ?今日は自己処理しなくてもいいのかな?ほぼ毎日してますよね?
 私を彼女の代わりにして抱いて良いんですよ?
「……はぁ……」
 ご主人様は何度も溜息を吐いてまるで私に癒しを求めるように抱き着いて、頭を擦りつけています。私の人工脂肪と柔らかい人工皮膚がきっと気持ちいいのでしょう。人工模造骨もついているので安心感もあって、癒し効果もあるとかないとか。自慰だけではなく抱き枕としてご主人様の役に立てているようで良かったです。
 でもご主人様はいつもと違う感じがして心配ですね。
「リコちゃん……」
 そう呟くと、ご主人様は抱き着いたままの状態で眠りに入りました。

 今日は自慰するような気分ではなかったのですね。婚約者候補の人と上手くいっていないのかしら。

 翌日、ご主人様が起床してしばらくするとメイドちゃんズが寝室にやって来た。

 彼女たちは今日も真面目に仕事をしながらもおしゃべりしていた。暇な私には今日も楽しいエンターテイメントだ。
「ドリエラ様、綺麗な人だったわねぇ」
 おしゃべりのセイラちゃんがモップを片手にそう言いました。
「そうね。やっぱり貴族様って感じ。ご主人様ともよくお話してくれていたし。良い感じじゃない?」
 マリーちゃんは優しいのでどんな話でも乗ってあげるのです。柔らかい雰囲気の可愛い子です。
「うーん。やっぱり私は周りに貴族がいなかったから、ちょっと近寄りがたい感じ」
「まぁ、そうね。私もよ」
 マリーちゃんはセイラちゃんと同じ意見なようだ。

 どうやらご主人様の婚約者候補はドリエラという貴族の令嬢で、気位の高そうな美人のようだ。ああ、だから昨日のご主人様は気疲れしてあんな感じだったのか、と合点がいった。

 彼女達は今日も綺麗にお部屋を掃除して、私を所定の位置(ご主人様の枕元)に戻すと、ついでに私の胸を一揉みしてから部屋を出て行った。……次からお触り料を頂きたい所存。

 彼女達が去ると時間は朝の十時になっていた。
 これから彼女達は他の部屋の掃除をしたり、違う仕事をしたりとまだまだ忙しいのだろう。
 逆に私はゆっくりと意識を無くしていく。
 そう、実はこのオナホの意識は寝る事ができるのだ。だって暇なんだもん。寝ていると言うかシャットダウンというかね。

 次に意識を浮上させた時は、ご主人様が帰宅する前の清掃の時だった。
 朝の掃除をしっかりしているので、少しだけ埃を払うだけみたいにもう一度サッと清掃してくれるのだ。

 この清掃は短いのでおしゃべりのセイラちゃんも無言で済ましているのだが、今日はマリーちゃんがいつもと雰囲気が違っていた。
 なんだかもの言いたげにチラリチラリとセイラちゃんを見ては、口をモゴモゴさせては掃除をしていた。
 掃除も最後に差し掛かった頃に、意を決したのかマリーちゃんが話しかけた。

「ね、セイラ。あ、あのね……えーっと、その……」
 言い難いのか顔を赤くさせて、目を泳がせたマリーちゃんが可愛い。どうしたんだろう?
 その様子にやっと気付いたのか、セイラちゃんも不思議そうにしてマリーちゃんを見た。
「ん?どうしたのマリー?」
「あのね、私、さっき、お使いに行った時、雑貨屋のジョンさんに……告白されたの」
 顔を真っ赤にさせながらも嬉しくて仕方がないという幸せそうな顔をマリーちゃんはしていた。
 きゃ!恋バナじゃない!!私までテンション上がるぅ!
「ええ!やったじゃない!前からジョンさんがカッコイイって言ってたもんね、マリー!」
 二人は手を繋いでピョンピョンと飛び跳ねている。可愛い。
「うん!うん!嬉しいの!」
「やったね!マリー!」
「うん!有難うセイラ!」
 女の子達が恋の成就に浮き足立って踊っていると、騒ぐ声が聞こえてしまったのか先輩のメイドちゃんの一人が入ってきて「何やってるの!ちゃんと真面目に掃除しなさい!」と注意されてしまいました。
 だけど彼女達は掃除をしつつも頬が緩んでいて、甘酸っぱい青春の一ページを見ているようで私まで嬉しくなりました。
 はぁ、メイドちゃんズ可愛い。尊いわぁ。

 こうして私は今日もご主人様とメイドちゃん達を見守っています。

 ちなみに今日のご主人様は昨日と違ってすっかり元気になっていました。
 そう、夜の方もしっかりと元気に復活していて、私に何かの制服らしき物を着せて喜んでいたのだった。心配して損したわ。
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