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第1章 異世界召喚
広間にて
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きなこが飛び乗ってきても固まったままだっ私は、夢だから不思議はないと思い直し、きなこを抱えて立ち上がった。
その拍子に頭に激痛が走る。
あれ?
そういえば夢なのに頭がすごく痛い。
頭だけじゃなくて全身ものすごく痛い。
夢ってほっぺたつねっても痛くないないんじゃないの?
私はおもむろに片手を頬に持っていき、思い切りつねってみた。
痛い。
そんなアホな。
これ夢じゃないの?
いや、そんなワケあるかい!
…………驚きすぎて口調が変わってしまったわ。
冷静に冷静に。
「きなこ?」
「ママが寝てる間、お兄ちゃんと一緒にこの神殿を案内してもらってたの!
きなこ、とってもいい子にしてたの!!」
うん、どう見てもきなこだ。
きなこがしゃべってる。
お兄ちゃん?神殿?案内?
色々気になることが多すぎて、そろそろ私、キャパオーバーなんだけど。
きなこがいるってことは茶太郎くんもいるのかしら?
あ……茶太郎くんだ……。
やっぱりいるんだ。
王様に会釈してる。社会人みたい。
「王よ、私の妹分が大変失礼した。
しっかり言い聞かせておきますので、ここは私に免じてどうか大目に見てやっていただきたい。
本当に申し訳ありません。」
今の茶太郎くんの声?
なんてダンディで素敵な声……カワウソとは思えない……。
「よいよい、若い者は元気なのが一番じゃよ」
「茶太郎くん?」
恐る恐る話しかけてみると、茶太郎くんは黙って頷いてくれた。
やっぱり茶太郎くんだよね。
よし、いったん整理しよう。
頬をつねるのはこういうときのテンプレよね。
……うん、痛い。
頭も体も普通に痛い。
つまり、これは夢じゃない。
ここまではオッケー。
本当はオッケーじゃないけど、ここで止まると話が進まないわ。
次!
モルモットがしゃべった。
うん、ここもオッケー……
じゃないわよ、どうして!?
モルモットどころか今のところしゃべる生き物にしか遭遇してないわよ!?
おっと、ダメよ、落ち着くのよ、私。
……よし。
今思いついた可能性は3つ。
1つ、動物は最初から話ができる。
2つ、突然話せるようになった。
3つ、私の頭がおかしくなった。
3つ目は断固拒否。
となると……。
「少し確認したいのだけど、あなたたち、いつから会話ができたの?」
言った後で思ったけど、この聞き方って意味わからないし失礼じゃない?
あ、やっぱり小さいネズミが明らかに怒りを露わにしてる。
違うのよ、面倒だから説明とかしないけど、変な意味で言ったわけじゃないのよ。
「いきなり何を言うかと思えば。
いつからもなにも、会話くらいできて当然です!」
「これチッチ、そう短気を起こさずともよい。
ただの質問じゃよ。
巫女よ、ワシも物心がついた頃から会話はできたぞ」
王様が大人で良かったわ。
「聞き方が悪かったわね、ごめんなさい。
それで茶太郎くん、あなたはいつから?」
軽く巨大カピバラの方に頭を下げて謝罪すると、扉の前で立っている茶太郎くんに向きなおって問いかけた。
「俺もずっと昔から話すことはできたよ。
もっとも、リセの前で話すのはこれが初めてだけどね。」
うん、なんとなくそうだと思った。
なぜか不安そうにも見えるけど、やたらと落ち着いてるもんね。
ダンディな良い声で話す茶太郎くんから視線を外し、視線を落とすと抱っこしているきなこと目が合った。
「私はね!
起きたら話せた!!
きなことママと、お話できるよ!!」
嬉しそう。
私はきなこの頭をもう一度優しく撫でながら、しっかり頭を働かせようとした。
聞いてみたはいいものの、1つ目は除外されそうだけど、2つ目の可能性と3つ目の可能性、どちらも上がってしまった気がする。
もし私の頭が正常だったとして、これはどういうこと?
まさか前にお客さんが酒のネタに話していた、異世界転生ってやつ?
でも私人間よね。
視界的にも大人のままよね。
あれってモンスターや赤ん坊に生まれ変わるんじゃないの?
……自分の手や体、着ている服にも違和感はない。
強いて挙げるなら二日酔いで頭が痛いのと、硬い床で寝たおかげで全身バキバキってくらいね。
転生した様子がないということは転移ってやつかしら。
適当に聞き流してないで、ちゃんとお客さんの話を聞いておけば良かったわ。
いえ、違うわね。
確か話の途中で浦野さんが勝手に乱入してきてそれ以上話ができなかったんだわ。
……ん?浦野さん?
そういえば浦野さんが夢でどこかに持っていきたいものはあるか、みたいな話をしていたような。
夢の内容を思い出そうとして、きなこを抱きながら広間のなかをゆっくり歩きまわった。
顔をあげて巨大カピバラの方を見ると、怪訝そうな顔をしたチッチと呼ばれたネズミと目が合った。
「あの、私と一緒にスーツケースはありませんでしたか?」
そう聞いてみるとチッチはカピバラの耳元に移動し、私にも聞こえる声で耳打ちした。
「王様、もしかして巫女が言っているのは、あの大きな重い箱のことではないですか?」
「そうじゃのう。召喚されたときに一緒に送られてきたようじゃが、重くてあのままにしておったのぅ」
やっぱり。夢で言ってたスーツケースがここにあるんだわ。
そういえば寝る前に会ったあの男の子と浦野さんもショウカンがどうのって言ってた気がするわ。
もしかして商館じゃなく召喚?
私は寝ている間にここに移動させられたってことかしら。
犯人は浦野さんで間違いなさそうね。
待って、何それ。
浦野さんって何者?
もう一度チッチの方に視線を向けた。
「チッチさん……?でいいのかしら。
もしかして、浦野という人物をご存知ではありませんか?」
王様よりもチッチに聞いた方が早い気がして直接話しかけたが、チッチは驚いて飛び跳ねた。
「ウラノ?そのような人物は知りません!
我々はチウ様に巫女が召喚されるということを聞いただけです!」
「チッチよ、見ると巫女は事態を呑み込めていないようじゃ。
チウ様のところにあの大きな箱もあるじゃろう?
色々話も聞けるだろうし、連れて行ってやるといい」
チウ様?責任者的な人でもいるのかしら。
この王様が様ってつけてるんだからもっと偉い人よね。
王様より偉い人って誰よ。
「すみません、チウ様?とはどういったお方なんですか?」
「チウ様は我々の神です!
仕方がないから連れていますが、あまり真後ろを歩かないようにしてください!
こっちです!」
ここのネズミはせっかちね。
まぁ私も人のこと言えないけど。
ん?今神様って言った?
ネズミ達の?
もうなんだか驚かなくなってきたけど、次から次へとわけが分からないわ。
とりあえずついていけばいいのよね。
話が聞けそうだし、色々と確認してみないことには埒があかない。
きなこを抱いたままチッチの走って行った扉の方に歩いていき、一度振り返って王様に一礼してチッチを追いかけた。
後ろからキュルルルルと機嫌の良さそうな声が聞こえた。
「巫女連れてつれてきた
ごほうびごほうび
かじり木ほしい」
案内してくれたモルモットがはしゃいでいた。
その拍子に頭に激痛が走る。
あれ?
そういえば夢なのに頭がすごく痛い。
頭だけじゃなくて全身ものすごく痛い。
夢ってほっぺたつねっても痛くないないんじゃないの?
私はおもむろに片手を頬に持っていき、思い切りつねってみた。
痛い。
そんなアホな。
これ夢じゃないの?
いや、そんなワケあるかい!
…………驚きすぎて口調が変わってしまったわ。
冷静に冷静に。
「きなこ?」
「ママが寝てる間、お兄ちゃんと一緒にこの神殿を案内してもらってたの!
きなこ、とってもいい子にしてたの!!」
うん、どう見てもきなこだ。
きなこがしゃべってる。
お兄ちゃん?神殿?案内?
色々気になることが多すぎて、そろそろ私、キャパオーバーなんだけど。
きなこがいるってことは茶太郎くんもいるのかしら?
あ……茶太郎くんだ……。
やっぱりいるんだ。
王様に会釈してる。社会人みたい。
「王よ、私の妹分が大変失礼した。
しっかり言い聞かせておきますので、ここは私に免じてどうか大目に見てやっていただきたい。
本当に申し訳ありません。」
今の茶太郎くんの声?
なんてダンディで素敵な声……カワウソとは思えない……。
「よいよい、若い者は元気なのが一番じゃよ」
「茶太郎くん?」
恐る恐る話しかけてみると、茶太郎くんは黙って頷いてくれた。
やっぱり茶太郎くんだよね。
よし、いったん整理しよう。
頬をつねるのはこういうときのテンプレよね。
……うん、痛い。
頭も体も普通に痛い。
つまり、これは夢じゃない。
ここまではオッケー。
本当はオッケーじゃないけど、ここで止まると話が進まないわ。
次!
モルモットがしゃべった。
うん、ここもオッケー……
じゃないわよ、どうして!?
モルモットどころか今のところしゃべる生き物にしか遭遇してないわよ!?
おっと、ダメよ、落ち着くのよ、私。
……よし。
今思いついた可能性は3つ。
1つ、動物は最初から話ができる。
2つ、突然話せるようになった。
3つ、私の頭がおかしくなった。
3つ目は断固拒否。
となると……。
「少し確認したいのだけど、あなたたち、いつから会話ができたの?」
言った後で思ったけど、この聞き方って意味わからないし失礼じゃない?
あ、やっぱり小さいネズミが明らかに怒りを露わにしてる。
違うのよ、面倒だから説明とかしないけど、変な意味で言ったわけじゃないのよ。
「いきなり何を言うかと思えば。
いつからもなにも、会話くらいできて当然です!」
「これチッチ、そう短気を起こさずともよい。
ただの質問じゃよ。
巫女よ、ワシも物心がついた頃から会話はできたぞ」
王様が大人で良かったわ。
「聞き方が悪かったわね、ごめんなさい。
それで茶太郎くん、あなたはいつから?」
軽く巨大カピバラの方に頭を下げて謝罪すると、扉の前で立っている茶太郎くんに向きなおって問いかけた。
「俺もずっと昔から話すことはできたよ。
もっとも、リセの前で話すのはこれが初めてだけどね。」
うん、なんとなくそうだと思った。
なぜか不安そうにも見えるけど、やたらと落ち着いてるもんね。
ダンディな良い声で話す茶太郎くんから視線を外し、視線を落とすと抱っこしているきなこと目が合った。
「私はね!
起きたら話せた!!
きなことママと、お話できるよ!!」
嬉しそう。
私はきなこの頭をもう一度優しく撫でながら、しっかり頭を働かせようとした。
聞いてみたはいいものの、1つ目は除外されそうだけど、2つ目の可能性と3つ目の可能性、どちらも上がってしまった気がする。
もし私の頭が正常だったとして、これはどういうこと?
まさか前にお客さんが酒のネタに話していた、異世界転生ってやつ?
でも私人間よね。
視界的にも大人のままよね。
あれってモンスターや赤ん坊に生まれ変わるんじゃないの?
……自分の手や体、着ている服にも違和感はない。
強いて挙げるなら二日酔いで頭が痛いのと、硬い床で寝たおかげで全身バキバキってくらいね。
転生した様子がないということは転移ってやつかしら。
適当に聞き流してないで、ちゃんとお客さんの話を聞いておけば良かったわ。
いえ、違うわね。
確か話の途中で浦野さんが勝手に乱入してきてそれ以上話ができなかったんだわ。
……ん?浦野さん?
そういえば浦野さんが夢でどこかに持っていきたいものはあるか、みたいな話をしていたような。
夢の内容を思い出そうとして、きなこを抱きながら広間のなかをゆっくり歩きまわった。
顔をあげて巨大カピバラの方を見ると、怪訝そうな顔をしたチッチと呼ばれたネズミと目が合った。
「あの、私と一緒にスーツケースはありませんでしたか?」
そう聞いてみるとチッチはカピバラの耳元に移動し、私にも聞こえる声で耳打ちした。
「王様、もしかして巫女が言っているのは、あの大きな重い箱のことではないですか?」
「そうじゃのう。召喚されたときに一緒に送られてきたようじゃが、重くてあのままにしておったのぅ」
やっぱり。夢で言ってたスーツケースがここにあるんだわ。
そういえば寝る前に会ったあの男の子と浦野さんもショウカンがどうのって言ってた気がするわ。
もしかして商館じゃなく召喚?
私は寝ている間にここに移動させられたってことかしら。
犯人は浦野さんで間違いなさそうね。
待って、何それ。
浦野さんって何者?
もう一度チッチの方に視線を向けた。
「チッチさん……?でいいのかしら。
もしかして、浦野という人物をご存知ではありませんか?」
王様よりもチッチに聞いた方が早い気がして直接話しかけたが、チッチは驚いて飛び跳ねた。
「ウラノ?そのような人物は知りません!
我々はチウ様に巫女が召喚されるということを聞いただけです!」
「チッチよ、見ると巫女は事態を呑み込めていないようじゃ。
チウ様のところにあの大きな箱もあるじゃろう?
色々話も聞けるだろうし、連れて行ってやるといい」
チウ様?責任者的な人でもいるのかしら。
この王様が様ってつけてるんだからもっと偉い人よね。
王様より偉い人って誰よ。
「すみません、チウ様?とはどういったお方なんですか?」
「チウ様は我々の神です!
仕方がないから連れていますが、あまり真後ろを歩かないようにしてください!
こっちです!」
ここのネズミはせっかちね。
まぁ私も人のこと言えないけど。
ん?今神様って言った?
ネズミ達の?
もうなんだか驚かなくなってきたけど、次から次へとわけが分からないわ。
とりあえずついていけばいいのよね。
話が聞けそうだし、色々と確認してみないことには埒があかない。
きなこを抱いたままチッチの走って行った扉の方に歩いていき、一度振り返って王様に一礼してチッチを追いかけた。
後ろからキュルルルルと機嫌の良さそうな声が聞こえた。
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