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再会
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時計の針が静かに進んでいく音が、病室の空気に滲む。
外は静まり返り、まるでこの部屋だけが時間から切り離されているみたいだ……
聞こえるのは、2人の心臓が鼓動する音だけ。
何も言葉を交わさないまま、ただそっと寄り添っていた。
少し乱れたシーツの感触、肩に落ちた髪、ゆっくりと落ちてくる呼吸。体は確かにここにあるのに、心だけが浮いているような感覚だった。
春馬は何も言わず私を見つめながら、腰を屈めた。
そっと手を伸ばし、頬にふれた指先は、すでに熱を帯びていた。
「……真那」
かすれた声で名前を呼ばれた瞬間、心が甘く震える。
瞳がゆっくりと近づいて、
春馬の指が顎を軽く支え、唇を離さないように、引き寄せる。
その動きに迷いはなくて、私は吸い込まれるように彼に唇を委ねた。
舌先がわずかに触れ合い、2人の感情と熱が溶け合う。
呼吸が、喉の奥で絡まって……息の仕方を忘れたみたいに呼吸が浅くなる。
「……真那」
春馬は、そっと触れるように優しく首の後ろに手を回し、その指先が髪を梳く。
その仕草ひとつで、体温が一気に上昇した。
両手をベッドの端に置いたまま、ただ春馬に身を任せて瞳を閉じた。
呼吸の合間を縫うように何度も重ねられるキスに、思わず吐息が漏れる。
「……春…馬」
春馬は何も答えずに濡れた瞳で私を見つめ、もう一度強く抱き寄せられた。
ベッドの縁に腰を落とし、私の体を沈めるように抱き締め……そのまま、再び唇を塞がれた。
肩、首筋、耳の後ろにも……唇がふれる前から期待しているように反応する。
「目が覚めるの、ずっと待ってた」
耳元で囁かれた声が、全身を甘く震わせる。
「私も……春馬にずっと会いたかった。何度も夢に見たの。こうやって、抱きしめられる瞬間の夢。」
その言葉が合図だったみたいに、
春馬が私を更に強く抱きしめた。
応えるようにシャツをぎゅっと握れば、春馬は切ない表情のまま、入院着のボタンを外した。
__パサッ。
肩からずれて床に布が落ちる音がしたのと同時だった。
春馬は鎖骨にちゅっとリップ音を立てながらキスを落とした。
「……ッ」
焦らすように、愛しむようにゆっくり何度も与えられるキスに、甘く痺れて声が微かに溢れる。
春馬の頬に掌をあてて見つめ合えば、2人の視線は溶けて混ざり合った。
ずっと抱き合っていたいのに、春馬は私から体を離し、ふわっと笑顔を見せた。
「真那、手を出して……」
そう言って、コートのポケットから取り出されたのは、小さなリングケース。
手のひらに乗せられたそれを見た瞬間、涙が溢れた。
「真那……今度は俺が守るから、そばに居て。」
唇に残る熱が消える前に、その言葉が胸に飛び込んで、私は嬉しさと驚きで一筋涙を溢した。
(……うん)
額を寄せて頷く私を、春馬は静かにベッドに沈めた。
外は静まり返り、まるでこの部屋だけが時間から切り離されているみたいだ……
聞こえるのは、2人の心臓が鼓動する音だけ。
何も言葉を交わさないまま、ただそっと寄り添っていた。
少し乱れたシーツの感触、肩に落ちた髪、ゆっくりと落ちてくる呼吸。体は確かにここにあるのに、心だけが浮いているような感覚だった。
春馬は何も言わず私を見つめながら、腰を屈めた。
そっと手を伸ばし、頬にふれた指先は、すでに熱を帯びていた。
「……真那」
かすれた声で名前を呼ばれた瞬間、心が甘く震える。
瞳がゆっくりと近づいて、
春馬の指が顎を軽く支え、唇を離さないように、引き寄せる。
その動きに迷いはなくて、私は吸い込まれるように彼に唇を委ねた。
舌先がわずかに触れ合い、2人の感情と熱が溶け合う。
呼吸が、喉の奥で絡まって……息の仕方を忘れたみたいに呼吸が浅くなる。
「……真那」
春馬は、そっと触れるように優しく首の後ろに手を回し、その指先が髪を梳く。
その仕草ひとつで、体温が一気に上昇した。
両手をベッドの端に置いたまま、ただ春馬に身を任せて瞳を閉じた。
呼吸の合間を縫うように何度も重ねられるキスに、思わず吐息が漏れる。
「……春…馬」
春馬は何も答えずに濡れた瞳で私を見つめ、もう一度強く抱き寄せられた。
ベッドの縁に腰を落とし、私の体を沈めるように抱き締め……そのまま、再び唇を塞がれた。
肩、首筋、耳の後ろにも……唇がふれる前から期待しているように反応する。
「目が覚めるの、ずっと待ってた」
耳元で囁かれた声が、全身を甘く震わせる。
「私も……春馬にずっと会いたかった。何度も夢に見たの。こうやって、抱きしめられる瞬間の夢。」
その言葉が合図だったみたいに、
春馬が私を更に強く抱きしめた。
応えるようにシャツをぎゅっと握れば、春馬は切ない表情のまま、入院着のボタンを外した。
__パサッ。
肩からずれて床に布が落ちる音がしたのと同時だった。
春馬は鎖骨にちゅっとリップ音を立てながらキスを落とした。
「……ッ」
焦らすように、愛しむようにゆっくり何度も与えられるキスに、甘く痺れて声が微かに溢れる。
春馬の頬に掌をあてて見つめ合えば、2人の視線は溶けて混ざり合った。
ずっと抱き合っていたいのに、春馬は私から体を離し、ふわっと笑顔を見せた。
「真那、手を出して……」
そう言って、コートのポケットから取り出されたのは、小さなリングケース。
手のひらに乗せられたそれを見た瞬間、涙が溢れた。
「真那……今度は俺が守るから、そばに居て。」
唇に残る熱が消える前に、その言葉が胸に飛び込んで、私は嬉しさと驚きで一筋涙を溢した。
(……うん)
額を寄せて頷く私を、春馬は静かにベッドに沈めた。
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