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第1話
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今巷で話題になっているVRMMOゲーム。その名も『リアルファンタジー』
とてもシンプルな名で覚えやすく、プレイヤーの人々は略して『リアファン』と呼び人気っぷりを確固たるものとしていた。
その人気の理由は名前の通りリアルなファンタジー。それをまるで現実のように味わうことが出来る。ゲームの中にはNPCが殆ど存在せず、街を歩く人々から空を飛ぶモンスターまで、その全てにプレイヤーが存在し、英雄を目指す者世界の制服を目指す者といった風にまさに自由なファンタジーを味わうことが出来るゲームなのである。
そんなリアファンを俺はようやく手に入れることが出来た。
わざと品薄にしているのでは?と疑いたくなるほどの即売り切れ状態になってしまうリアファンとその専用機である機体。
学校帰りにたまたま手に入れた俺は早速家に帰り、ログイン。
真っ暗な景色からログイン画面へと移る。
「ようこそ、リアルファンタジーへ!」
すると現れたのは一人のきれいな女性と、横のニューゲームの文字。
期待で胸を膨らませニューゲームを選択する。
「リアルファンタジーでは、最初の職業は決められています。ゲームの途中で変えることも出来ますが、二度と戻ることが出来ない職業もありますので気をつけて下さい」
そんな説明を受けながらキャラクター制作画面へと移っていく。
現れたのは人間の姿。
この時点で魔物という職業では無い。
本当は人間よりも魔物でやりたかったのだが仕方がない。次に人間のカスタマイズをしていく。
しかし、不思議な事にカスタマイズが全く出来ない。
「……ん? 何でだこれ??」
人相の悪い顔を変えようとしても顔は変わらず、身長も高くしようとしても変わらない。
「ええ……、もしかしてバグか?」
一瞬返品しようかと思ったがせっせとバイトで稼いだ結果がたった5分で消えていくのも悲しいので、仕方なくキャラクター制作画面を飛ばし次の操作方法の画面へと映る。
10分位操作方法やゲーム内でのマナーを一通り見せられた後、ようやく俺のファンタジーが始まる。
「リアルファンタジーへようこそ!!」
*******************************
「……おお、これがリアファン……」
プレイ画面はまさに現実。
本当に立っているような感覚に、どこまでもリアルな建物。街を歩く人や耳の尖ったエルフ、尾の生えた獣族といった種族がこぞって歩き回る。
「すげぇ!!」
興奮も止まらず最初の街を歩き回る。何処に行っても人、人、人! しかもこの中には本当にプレイヤーが存在している。
もう凄いという感想しか出てこない。
「あ、そうだ」
一通り見終わった後、あのログイン画面の女の人に言われていた道具を取り出す。
道具はプレイヤー全員に鞄が渡されており、必要とあればそれを拡張していくというシステムになっている。
そんな鞄の中には始めたばかりのプレイヤーでも一つだけ道具が入っている。
それはプロフィール。
性別から種族、プレイ時間やBANされた回数まで載っている。
「……どれどれ」
プロフィールを見るとまず書いてあるのは名前、それは俺がテキトーに決めた『イース』。次は性別、これはちゃんと男になっている。
そして次は種族、これは人間かと思っていたが違った。種族の欄には『魔族』の文字が表示されている。
「おお! 人間じゃなかったのか!」
噂によると所属の中でも人間が一番多く、魔族が一番少ないらしい。
これは良いデータだ、と思いつつ次の職業の欄を見る。
するとそこにはたった二文字。
職業『魔王』と表示されていた。
「……え?」
とてもシンプルな名で覚えやすく、プレイヤーの人々は略して『リアファン』と呼び人気っぷりを確固たるものとしていた。
その人気の理由は名前の通りリアルなファンタジー。それをまるで現実のように味わうことが出来る。ゲームの中にはNPCが殆ど存在せず、街を歩く人々から空を飛ぶモンスターまで、その全てにプレイヤーが存在し、英雄を目指す者世界の制服を目指す者といった風にまさに自由なファンタジーを味わうことが出来るゲームなのである。
そんなリアファンを俺はようやく手に入れることが出来た。
わざと品薄にしているのでは?と疑いたくなるほどの即売り切れ状態になってしまうリアファンとその専用機である機体。
学校帰りにたまたま手に入れた俺は早速家に帰り、ログイン。
真っ暗な景色からログイン画面へと移る。
「ようこそ、リアルファンタジーへ!」
すると現れたのは一人のきれいな女性と、横のニューゲームの文字。
期待で胸を膨らませニューゲームを選択する。
「リアルファンタジーでは、最初の職業は決められています。ゲームの途中で変えることも出来ますが、二度と戻ることが出来ない職業もありますので気をつけて下さい」
そんな説明を受けながらキャラクター制作画面へと移っていく。
現れたのは人間の姿。
この時点で魔物という職業では無い。
本当は人間よりも魔物でやりたかったのだが仕方がない。次に人間のカスタマイズをしていく。
しかし、不思議な事にカスタマイズが全く出来ない。
「……ん? 何でだこれ??」
人相の悪い顔を変えようとしても顔は変わらず、身長も高くしようとしても変わらない。
「ええ……、もしかしてバグか?」
一瞬返品しようかと思ったがせっせとバイトで稼いだ結果がたった5分で消えていくのも悲しいので、仕方なくキャラクター制作画面を飛ばし次の操作方法の画面へと映る。
10分位操作方法やゲーム内でのマナーを一通り見せられた後、ようやく俺のファンタジーが始まる。
「リアルファンタジーへようこそ!!」
*******************************
「……おお、これがリアファン……」
プレイ画面はまさに現実。
本当に立っているような感覚に、どこまでもリアルな建物。街を歩く人や耳の尖ったエルフ、尾の生えた獣族といった種族がこぞって歩き回る。
「すげぇ!!」
興奮も止まらず最初の街を歩き回る。何処に行っても人、人、人! しかもこの中には本当にプレイヤーが存在している。
もう凄いという感想しか出てこない。
「あ、そうだ」
一通り見終わった後、あのログイン画面の女の人に言われていた道具を取り出す。
道具はプレイヤー全員に鞄が渡されており、必要とあればそれを拡張していくというシステムになっている。
そんな鞄の中には始めたばかりのプレイヤーでも一つだけ道具が入っている。
それはプロフィール。
性別から種族、プレイ時間やBANされた回数まで載っている。
「……どれどれ」
プロフィールを見るとまず書いてあるのは名前、それは俺がテキトーに決めた『イース』。次は性別、これはちゃんと男になっている。
そして次は種族、これは人間かと思っていたが違った。種族の欄には『魔族』の文字が表示されている。
「おお! 人間じゃなかったのか!」
噂によると所属の中でも人間が一番多く、魔族が一番少ないらしい。
これは良いデータだ、と思いつつ次の職業の欄を見る。
するとそこにはたった二文字。
職業『魔王』と表示されていた。
「……え?」
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