バミューザトライアングル学園

犬山茂

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第三話・犠牲者

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「皆で、手分けしてこの学校を探索するんだ
扉の合い鍵ぐらいはあるだろうからな」
「そうだな、なかったらこの学校を訴えるぞ」
「じゃあ私は力道君と一緒に行くよ!
ほかの男子は頼りがいないしー!」
「じゃあ、私はふとし君と行こうかな🎵」
「え、俺!?…それは」
「ダメ?」
「あ…い、いいよ!全然!ははは…」
(あんな涙目で訴えられたら断れないわな)
「じゃあ俺は村田か山田と…」
「俺は一人で行くぞ!お前達と一緒だと
俺の考えが低下してしまうからな!」
「俺も一人で行くよ!元気だけが取り柄だからな!
学校中駆け回ってやるよ!」
「え…じゃあ俺…一人!?」
「よし!三人共、もし何かあったら大声を出せ!
俺達がすぐに駆けつけてやるぞ!」
「さすが力道君!すてき!ほかの男と大違い!」
「私達だって駆けつけるよ
ね?ふとし君?」
「え…うん、そうだな…
力道が行くなら俺が行かなくても(ボソ)」
「それじゃあ探索するぞ!解散!」
そこから皆手分けして探索を開始した
残念ながら一階には職員室もなく、合い鍵は
見当たらなかった…そして2階に続く
階段は鎖で閉まっていた、ほかの教室には
特にこれといった物もない…わけでもなかった
おそらく誰かが忘れていったのだろう
工具室のカナヅチが置いてあった、それを
使い鎖を割ることに成功…それを皆に伝え
二階に行くことになったのだが…
「地下への階段はふさがれてる、どこまで
バカにすりゃすむんだ、俺の友達を!」
「力道君、男らしい!」
「バカにするにしては周到すぎるがな…」
「それより…早く行こうぜ!俺腹減ったし
こんな所早く出てぇよ」
「ふとし君落ち着いて、きっと帰れるから」
「あれ…山田は?」
「そういやいないな…まだ駆け回ってるのか?」
「全く、呼びに行ってや…」
「ギャァァァァァァァァァァァァァ!」
「な、なんだ!今の!すごい悲鳴だったぞ!」
「今の、山田!?」
「な!おい!山田!どこだ!山…田?」
走り曲がった先にあった物、それを見たとき
一瞬動きが止まった…多分皆そうだった
そこには内臓が頭から飛び出た
血まみれの山田の姿だった…
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
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