姫野さんは誰に殺された?

犬山茂

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僕が選ばれた編

第十九話・兄としてのけじめ

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後藤「だから、帰らなきゃならないんだよ
約束したんだ、また本見せるって…」
熱田「後藤…」
獅子田「ぐ、くぅぅ…」
田中「お前、何で…なんで…」
城崎「愛は人を狂わせる、よく言ったものですわね」
後藤「また戻らなきゃならねぇのに…いきなり
こんな場所に連れてこられて、殺されるって…
もし誰も殺人をしないで、タイムアップなんかしたら…
俺はさおりの元に帰れなくなる…そんなとき
佐藤が叫び声のした方向から走るのを見て
行ってみたら小島がいて…ハサミが落ちてて
状況はすぐにわかった、その時思っちゃったんだよ…」
城崎「ここで殺せば、佐藤さんの計画を乗っ取った上で
完璧な殺人が出来る…ここから帰れると」
後藤「すまなかった…皆を犠牲にしようとしたわけじゃ
…いや、たぶん俺はあのときそう思ったんだろうな」
(くそ、どうして)

俺は皆が集まったとき、密かに思っていたことがある
あの時集まった中で城崎と後藤、この二人は唯一
自分を保っていて冷静で…頼れる人達だと
俺は勝手に決めつけていたのだった、それがこれだ
つくづく自分が嫌になる…また失敗した
後藤「こんなんで、さおりの元へは帰れないよな…
こんな…過ち起こしちまったんだからな」
周りにいた皆は下をうつむき、ただ泣くばかりだ
俺も何も出来ず下を向いてるだけだった…
ブーブー!ブーブー!
「犯人が決まったみたいだから、今から
犯人を処刑する、ほかの者の生還は約束する」
メールの内容、これってやっぱり後藤が…

後藤「まぁ仕方ないよな…さおり、ごめん
こんな兄ちゃんで…本、もう見せてやれないよ…
でも、兄としてのけじめはつけなきゃな」

処刑前に見た後藤は一粒涙を流して、笑った
覚悟を決めた顔だった…とても男らしい顔をしてた
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