転生先がマフィア(お嬢)でした。

七井

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本編

ラスボスは誰

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グロ表記の為前話の場面をご説明します。

いきなり襲撃にあったルイ達はいよいよシバと共に迎撃に向かいます。
苦戦する中、ヤトとリュダが合流し、敵(雑魚)を片付けます。
ヤトから襲撃してきたマフィアのボスの出現の一報が入り、
ボスの部屋に向かうルイ達でした。


☆此処から本編です。




ボスの部屋…2回目だ。

私は重い扉を睨んだ。…ここに、私達を陥れたボスが居るんだ。
…殺す?どうだろう。でも、もし…


「行くぞ。」


シバの言葉で現実に戻る。…私は、覚悟を決めた。
ドアを開けるとそこに居たのは…



我がカーナバルのボス…と敵のマフィアのボス。


直ぐに全員が臨戦態勢に入ると…


思っていた。


敵ボス……………。て、敵ボス?

いや、ボスだからもっとやばっちいのを想像していただけで、その…
なんか、ボスというかモブ並みのオーラ…なのだが。
もはや私達はするリアクションを失い、沈黙している。その中、敵ボスは口を開けた。

「見たところ、全滅の様だな。…フッ、仕方無いな、此処で退散いたそう。」

…と、まぁ、は?っていう展開なのだが、
ウチのボスはモブボスに睨みを効かせている。いやぁ、怖い怖い。

「お前

立ち去ろうとしているモブが振り向いた。

「…誰だ?」

ザワッ

おそらく今の感じを効果音で表すとこうだろう。ていうかボスまで何マジになってんだよ、と。

「…なんだ。今回襲撃した『Black』のボスだ…

「違う。根本にボスじゃないだろう。貴様、何者だ。」

するとモブがたじろいだ。…確かに、そういうオーラが無いのは認めるが。



すると、意外な行動に出た。



「すいませんでしたぁあああああああああああああ!!!!!」



ソイツの絶叫が耳に響く。頭をペコペコしながら土下座している…。なんだこれ。


「ふむ。やはり、違ったか。たまには勘を信じるのも良いな。」

てか、勘だったの?!もし違ってたらボスがぺこぺこしてたのかなぁ!!見てみたい!

「…すみまぜ、本当は違いますぅ!!ごめんなざぁいぃ…」

屈し方がえげつない。おまけに口から鼻から洪水なっている。…大丈夫?

「…じづは…他の人からやれっでぇ言われてぇ…そこお嬢さんをぉ、奪え、っでぇ」

私を狙っていたのか…怖い。というか、他の人、とは…。
ソイツの言葉を聞いたシバが鬼の形相で蹴りを入れようとしていた。
それをアクセルが止める。左腕を引き締めあげている。

「…ぉい!アクセル、お前はどうとも思わねぇのか!!」

「…思うよ。今にも殺したいもん、その人。

またビビって「ヒィ」と声をあげている。

…だけど、お嬢は人を殺すとこなんて見たくないでしょ。いいから、黙りなよ。」

アクセルの強い口調。…晩餐会以来だ。それが響いたのかシバは腕を振り払った。

「…オイ、じゃあ、聞かせて貰うけど。誰なの?君を利用した犯人。」

ヤトが睨む。全員がそこに注目した。

「そ、それは…

すると、

ソイツは直ぐ立ち上がりベランダへ走る!ガラスを割り、そのまま、闇の中へ落ちた。

「クソ!!!!」

悔しがったヤトは床を叩く。………ヤト。


「また、修理代だ!!!!どうなるんだ…経費はぁあああ!!!」


え…そっち?多分皆んなが感じたと思う。




◆◆◆




翌日。

カーナバルで死人は2人だったらしい。最初の人達だ。
お葬式ムードで屋敷内を片付けていた。私は玄関前の葉などを掃除していた。

…やっぱり、私のせいなのかなぁ。
ほんと、元の世界でも人の役に立てない。むしろ、逆効果。
実は高校も半分嫌だった。…嫌われるかもしれない。
学校生活が少し怖かった。いじめに遭うんじゃないか、誰かが嫌な気持ちになるんじゃ…




「久しぶりぃ、お嬢様。」

「キェエエエエエエエエ????!!!」

振り返るとそこには、イミテーションのボスが立っていた。正直、あんまり好きじゃない。
私が困惑していると、背中を押し、デカイ車に乗せられる。

「ちょっ

「大丈夫、君んとこのボスには話はつけてある。とりあえずついてきてくれよ。」

チャラい言い方とウインクはもっと私を困惑させた。
車が走り始めた。…緊張で胸がドキドキしている。




…私は、どうなってしまうんだ??!!!





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