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第四章 「ベアリッシュ・エンガルフィング」
第25話 「失われた力」
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アイラが目覚めたあと、レイラが来て別室に呼び出された。
レイラの表情は硬い。
「少年、今の状況、理解しているか?」
ソファに腰掛けた俺の前で、レイラが腕を組む。その声にこめられた重みが胃の奥にずしりと沈んだ。
「アイラが離脱した以上、このままじゃ取引を継続できない」
「ああ。その通りだ」
焦燥が胸を駆け巡る。アイラの起動速度を前提に組んだ短期売買戦略。アイラの欠けた今、それは穴だらけの計画に成り下がる。
「……でも、ここで止まるわけにはいかない。リーリアを取り戻すためには、金が要るんだ」
自分に言い聞かせるように呟く。
「そうだな…」
レイラが、こちらをじっと見る。まるで値踏みをするような鋭い視線だ。
「その意志があるなら、助けを出す」
「助け?」
「うちの取引魔法士を一人貸してやる」
レイラはそう言うと、机の端に立っていた女性秘書に視線を送った。
「エストラ、ティナを呼んでこい」
「かしこまりました」
秘書は静かに一礼し、足早に部屋を出て行った。
数分後――。
軽快なノック音が響き、秘書が戻ってきた。
「ティナ・アースフィールドをお連れしました」
「通せ」
レイラが言葉を短く促すと、リズが扉を開けた。その瞬間――。
「君が、アルヴィオ君! はじめましてだね♪」
弾けるような元気な声が部屋に響いた。俺の目の前に現れたのは、金色のポニーテールを揺らした小柄な少女だった。
明るい笑顔と人懐っこい瞳。年齢は俺より少し下だろうか?
子供っぽい口調と無邪気な態度に油断しそうになるが、腰に掛けられたプレートには、魔法士ギルドの紋章が刻まれている。
「ティナは、ティナ・アースフィールド! レイラさんから聞いてるよ~。お困りみたいだね。ティナお姉さんが助けてあげるよ♪」
ティナはズカズカと俺の前まで歩いてきて、勢いよく手を差し出してきた。
「えっと……アルヴィオだ」
戸惑いながらも手を握り返すと、ティナは満面の笑みでうなずいた。
「まっ、任せてよ! ティナの魔法、結構すごいんだから♪お姉さんだからね!」
明るく元気いっぱいな声に、一瞬だけ胸の奥の重圧が和らぐ気がした。それにしてもお姉さん?
――年上なのか?
「少年、時間がない。早速、仮契約を交わせ」
レイラが冷静な声で指示を出す。
「仮契約?」
「正式契約ほど強固じゃないが、一時的に魔法士とリンクを結べる。取引を再開するには、それで十分だ」
「なるほど……」
俺はティナの方を見た。ティナはニッと笑って親指を立てる。
「ティナ、準備万端だよ! 契約、いっちゃおう!」
――本当に……大丈夫か?
不安が拭いきれないまま、俺はアルカナプレートを手に取った。ティナは、杖を構える。
「アルヴィオ君、ティナの魔力を受け取ってね!」
ティナが魔力を流し込むと、プレートがティナの魔力と共鳴し、仮契約のリンクが形成された。
「……よし」
俺のプレートがわずかに熱を帯びる。
魔力の流れを直接感じることはできなくても、リンクが確立されたことはアルカナプレートの反応で理解できた。
「ふふん、これで仮契約成立だね!」
ティナが胸を張る。確かに仮契約でも、魔法士の魔力を借りることはできる。
「試してみるか」
「うん!ティナの速さ、見せてあげる!」
「結べ、リクエストリンク」
ティナが魔法陣を展開する。瞬間、光の粒が弾け、リクエストリンクが展開され、アルカナプレートにデータが流れ込む。
「たしかに……速い」
確かに、一般的な魔法士に比べればティナの魔法起動速度は速いと言える。
だが、――恐らく遅い……
アイラシアの異常な起動速度を前提とした短期売買戦略では、ティナの速度でも不安がある。
午後になり、俺はティナと共に取引所へ向かった。石畳の道を進むにつれ、周囲の喧騒が徐々に大きくなる。取引所の前には、情報を求める商人や投資家たちが群がっていた。
彼らの目は皆、利益への執念と焦りに満ちている。
「取引所にとーちゃくっ!! すっごい人だね!」
ティナは目を輝かせながら周囲を見渡している。ティナの無邪気な様子が、俺の張り詰めた神経に少しだけ安堵を与えてくれる。
――こんなところで気を抜いてる場合じゃない。
奴隷オークションまで、残された時間はわずか。今日の試験的な取引で、ティナとの連携がどれほど通用するかを確認する必要がある。
「アルヴィオ君、ティナはどうすればいい?」
「とりあえずトークンコアの周りで待機しておいてくれ。指示が出たらすぐに魔法起動を頼む」
「おっけー♪ 任せて!」
ティナは親指を立ててニッと笑った。
トークンコアの周りでは売買が目まぐるしく行われ、状況が刻々と変わっていく。取引のタイミングを逃せば、次の瞬間には相場が大きく動き、利益は消し飛ぶ。
ティナの体が、トークンコアの魔力場に乗ってふわっと浮き上がる。
上空のティナから念話が届く。
<アルヴィオ君、準備オッケー?>
<……ああ、行くぞ>
俺はアルカナプレートを手に取る。
<ティナ、リクエストリンクでサンクタム同盟株の動きを教えてくれ>
<了解!任せて!>
ティナが魔法を起動し、トークンコアからの情報が手元のアルカナプレートに映し出される。アイラが倒れるまでに購入したサンクタム同盟株式が下落を始めていた。
<ティナ、サンクタム同盟を300株成行で売ってくれ>
「オーダーフォーム!」
ティナは深く息を吸い込み、術式を操作する。
術式が展開される。
だが、アイラに比べて魔法の起動速度が明らかに遅い。数秒のズレが、価格変動の波に対処するタイミングを狂わせる。その時間差がもたらす損失の重みが、胃の奥を冷やす。
約定価格がアルカナプレートに反映される。
「クソッ…!」
数秒の遅れで、利益が損失に変わっていた。
ティナが必死に術式を組む姿に、申し訳なさがこみ上げる。
焦燥が喉を焼く。アイラの異常な速度に合わせて作り上げた短期売買戦略は、他の魔法士では機能しない。そのことを痛感させられる。
<ボク、役に立ててる?>
ティナが申し訳なさそうに問いかける。
<いや、悪いのは俺の側だ。ティナにあった方法があるはずだ>
苦い言葉が唇を割る。
<わかったよ。ボク頑張るね>
――どうする?
――すべてを一度売る?
――常道から言うと明らかに悪手だ。
――でも……
思考を巡らす。結局、戦略を練り直すため、すべての株式を一度売却することにした。
俺はティナに指示を出す。アイラの速度に頼った戦略はもう通じない。
次に打つ手を考えなければ―――。
<ティナ、カウナス貿易株の値動きを確認してくれ>
<了解!>
アルカナプレートが淡く光り、ティナが再び術式を起動する。
<カウナス貿易株を54.5ディムの指値で200株の売りだ>
<わかったよ!>
淡々と売りを入れていく。
……
すべて売り終わったところで手元資金を確認する。大きな損失だった。
「ダメだ……」
俺はプレートから目を離し、深いため息をついた。
「アルヴィオ君……?」
ティナの声は、普段の明るさとは違い、どこか不安げだった。
「ご、ごめん……もっと速くできたらよかったんだけど……」
ティナは俯きながら、申し訳なさそうに呟いた。
「違う、ティナのせいじゃない」
俺は首を横に振った。ティナの起動速度は、一般的な魔法士よりも格段に速い。
それでも、――アイラの速さには、遠く及ばない。
アイラなら、今回の取引でも確実に利益を得ていただろう。俺は、知らず知らずのうちにアイラの異常な速度に頼りきっていたのかもしれない。ティナにはティナの特性にあった戦略を考える必要がある。
だがこのままでは、オークションに間に合わない……
それでも、立ち止まるわけにはいかない。残り時間が、無情にも迫っている。
「ティナ、今日はありがとう。また、頼むよ」
「うん! 頑張るよ」
俺は、ティナと別れ、アイラのもとへと帰りを急いだ。
◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆
【資産合計】221,322ディム
【負債合計】73,093ディム
【純資産】148,229ディム
◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆━◆◇◆
レイラの表情は硬い。
「少年、今の状況、理解しているか?」
ソファに腰掛けた俺の前で、レイラが腕を組む。その声にこめられた重みが胃の奥にずしりと沈んだ。
「アイラが離脱した以上、このままじゃ取引を継続できない」
「ああ。その通りだ」
焦燥が胸を駆け巡る。アイラの起動速度を前提に組んだ短期売買戦略。アイラの欠けた今、それは穴だらけの計画に成り下がる。
「……でも、ここで止まるわけにはいかない。リーリアを取り戻すためには、金が要るんだ」
自分に言い聞かせるように呟く。
「そうだな…」
レイラが、こちらをじっと見る。まるで値踏みをするような鋭い視線だ。
「その意志があるなら、助けを出す」
「助け?」
「うちの取引魔法士を一人貸してやる」
レイラはそう言うと、机の端に立っていた女性秘書に視線を送った。
「エストラ、ティナを呼んでこい」
「かしこまりました」
秘書は静かに一礼し、足早に部屋を出て行った。
数分後――。
軽快なノック音が響き、秘書が戻ってきた。
「ティナ・アースフィールドをお連れしました」
「通せ」
レイラが言葉を短く促すと、リズが扉を開けた。その瞬間――。
「君が、アルヴィオ君! はじめましてだね♪」
弾けるような元気な声が部屋に響いた。俺の目の前に現れたのは、金色のポニーテールを揺らした小柄な少女だった。
明るい笑顔と人懐っこい瞳。年齢は俺より少し下だろうか?
子供っぽい口調と無邪気な態度に油断しそうになるが、腰に掛けられたプレートには、魔法士ギルドの紋章が刻まれている。
「ティナは、ティナ・アースフィールド! レイラさんから聞いてるよ~。お困りみたいだね。ティナお姉さんが助けてあげるよ♪」
ティナはズカズカと俺の前まで歩いてきて、勢いよく手を差し出してきた。
「えっと……アルヴィオだ」
戸惑いながらも手を握り返すと、ティナは満面の笑みでうなずいた。
「まっ、任せてよ! ティナの魔法、結構すごいんだから♪お姉さんだからね!」
明るく元気いっぱいな声に、一瞬だけ胸の奥の重圧が和らぐ気がした。それにしてもお姉さん?
――年上なのか?
「少年、時間がない。早速、仮契約を交わせ」
レイラが冷静な声で指示を出す。
「仮契約?」
「正式契約ほど強固じゃないが、一時的に魔法士とリンクを結べる。取引を再開するには、それで十分だ」
「なるほど……」
俺はティナの方を見た。ティナはニッと笑って親指を立てる。
「ティナ、準備万端だよ! 契約、いっちゃおう!」
――本当に……大丈夫か?
不安が拭いきれないまま、俺はアルカナプレートを手に取った。ティナは、杖を構える。
「アルヴィオ君、ティナの魔力を受け取ってね!」
ティナが魔力を流し込むと、プレートがティナの魔力と共鳴し、仮契約のリンクが形成された。
「……よし」
俺のプレートがわずかに熱を帯びる。
魔力の流れを直接感じることはできなくても、リンクが確立されたことはアルカナプレートの反応で理解できた。
「ふふん、これで仮契約成立だね!」
ティナが胸を張る。確かに仮契約でも、魔法士の魔力を借りることはできる。
「試してみるか」
「うん!ティナの速さ、見せてあげる!」
「結べ、リクエストリンク」
ティナが魔法陣を展開する。瞬間、光の粒が弾け、リクエストリンクが展開され、アルカナプレートにデータが流れ込む。
「たしかに……速い」
確かに、一般的な魔法士に比べればティナの魔法起動速度は速いと言える。
だが、――恐らく遅い……
アイラシアの異常な起動速度を前提とした短期売買戦略では、ティナの速度でも不安がある。
午後になり、俺はティナと共に取引所へ向かった。石畳の道を進むにつれ、周囲の喧騒が徐々に大きくなる。取引所の前には、情報を求める商人や投資家たちが群がっていた。
彼らの目は皆、利益への執念と焦りに満ちている。
「取引所にとーちゃくっ!! すっごい人だね!」
ティナは目を輝かせながら周囲を見渡している。ティナの無邪気な様子が、俺の張り詰めた神経に少しだけ安堵を与えてくれる。
――こんなところで気を抜いてる場合じゃない。
奴隷オークションまで、残された時間はわずか。今日の試験的な取引で、ティナとの連携がどれほど通用するかを確認する必要がある。
「アルヴィオ君、ティナはどうすればいい?」
「とりあえずトークンコアの周りで待機しておいてくれ。指示が出たらすぐに魔法起動を頼む」
「おっけー♪ 任せて!」
ティナは親指を立ててニッと笑った。
トークンコアの周りでは売買が目まぐるしく行われ、状況が刻々と変わっていく。取引のタイミングを逃せば、次の瞬間には相場が大きく動き、利益は消し飛ぶ。
ティナの体が、トークンコアの魔力場に乗ってふわっと浮き上がる。
上空のティナから念話が届く。
<アルヴィオ君、準備オッケー?>
<……ああ、行くぞ>
俺はアルカナプレートを手に取る。
<ティナ、リクエストリンクでサンクタム同盟株の動きを教えてくれ>
<了解!任せて!>
ティナが魔法を起動し、トークンコアからの情報が手元のアルカナプレートに映し出される。アイラが倒れるまでに購入したサンクタム同盟株式が下落を始めていた。
<ティナ、サンクタム同盟を300株成行で売ってくれ>
「オーダーフォーム!」
ティナは深く息を吸い込み、術式を操作する。
術式が展開される。
だが、アイラに比べて魔法の起動速度が明らかに遅い。数秒のズレが、価格変動の波に対処するタイミングを狂わせる。その時間差がもたらす損失の重みが、胃の奥を冷やす。
約定価格がアルカナプレートに反映される。
「クソッ…!」
数秒の遅れで、利益が損失に変わっていた。
ティナが必死に術式を組む姿に、申し訳なさがこみ上げる。
焦燥が喉を焼く。アイラの異常な速度に合わせて作り上げた短期売買戦略は、他の魔法士では機能しない。そのことを痛感させられる。
<ボク、役に立ててる?>
ティナが申し訳なさそうに問いかける。
<いや、悪いのは俺の側だ。ティナにあった方法があるはずだ>
苦い言葉が唇を割る。
<わかったよ。ボク頑張るね>
――どうする?
――すべてを一度売る?
――常道から言うと明らかに悪手だ。
――でも……
思考を巡らす。結局、戦略を練り直すため、すべての株式を一度売却することにした。
俺はティナに指示を出す。アイラの速度に頼った戦略はもう通じない。
次に打つ手を考えなければ―――。
<ティナ、カウナス貿易株の値動きを確認してくれ>
<了解!>
アルカナプレートが淡く光り、ティナが再び術式を起動する。
<カウナス貿易株を54.5ディムの指値で200株の売りだ>
<わかったよ!>
淡々と売りを入れていく。
……
すべて売り終わったところで手元資金を確認する。大きな損失だった。
「ダメだ……」
俺はプレートから目を離し、深いため息をついた。
「アルヴィオ君……?」
ティナの声は、普段の明るさとは違い、どこか不安げだった。
「ご、ごめん……もっと速くできたらよかったんだけど……」
ティナは俯きながら、申し訳なさそうに呟いた。
「違う、ティナのせいじゃない」
俺は首を横に振った。ティナの起動速度は、一般的な魔法士よりも格段に速い。
それでも、――アイラの速さには、遠く及ばない。
アイラなら、今回の取引でも確実に利益を得ていただろう。俺は、知らず知らずのうちにアイラの異常な速度に頼りきっていたのかもしれない。ティナにはティナの特性にあった戦略を考える必要がある。
だがこのままでは、オークションに間に合わない……
それでも、立ち止まるわけにはいかない。残り時間が、無情にも迫っている。
「ティナ、今日はありがとう。また、頼むよ」
「うん! 頑張るよ」
俺は、ティナと別れ、アイラのもとへと帰りを急いだ。
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【資産合計】221,322ディム
【負債合計】73,093ディム
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