勘違いとすれ違い

夢兎

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きっかけ

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彼女との関わりも前より強くなっていった春先
あきらかに彼女の雰囲気が変わった
最初少しふっくらしている彼女だったが
全体的に痩せていった彼女。
その雰囲気に少しづつ僕の中の彼女への気持ちが変わっていった
男は単純だ。
最初は妹みたいな関係だった僕の認識は少しづつ時間を重ねるごとに
恋心ころに変わっていくもを感じた。
僕との距離感や話し方、会話の回数が少しづつ増えていくにつれて
この人と話していると楽しいな、彼女が困っていたら助けを差し伸べてあげたり、
悩んでそうだったら話を聞いてあげたり
連絡をマメに取り、仕事以外の話で盛り上がったり、何気ない日常が僕の気持ちを少しづつ
彼女への好きという気持ちを気づかせていった。
そんなある日、好きという気持ちがだんだん大きくなっていってしまい
同じ職場の後輩に相談をした。
彼女のことはこれから彼女Aとでも呼ぼう。
彼女Aは彼女と同期で入社したが、僕の部署ではなかなかどこにいっても関わりがなかった
そんな彼女Aも僕が彼女を意識し始めた年に関わりが強いところの部署に異動してきた。
その頃から僕と仲良くしてくれた。
『少し相談したいことがあるから今度ご飯行きませんか?』
僕から誘った。
会社ではこんな話できないしな…
『いいですよ!いつ行きますか?』
彼女Aはかなり早く返事をしてくれた。
そんな話をした3日後、彼女Aとご飯に行った。
『実は僕彼女のことが好きみたいなんだ』
彼女Aに告げた直後…
『だと思いましたよ。最近の行動見てたらわかりますよ』
周りにはバレバレだったらしい。
そのまま彼女のことをいつから意識し始めたか、どれだけ好きかいろいろ話した
黙って聞いてくれた彼女A。
彼女Aはすごく話しやすい。
『これは僕と彼女A岳の秘密でお願いします」
「言われなくても黙っときますよw」
こういう後輩は助かる。
だがこれがあんな結果を招くとはこの時は思いもしなかった…
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