原始時代に生き抜いた最強の戦士オクルトス

三人目：魔王の娘ヘルクレア

王の代償７

その光の線はダグゼスの体を燃やす
「アアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！！！」
燃え盛る、父の体が、何もかもが燃える、崩れゆく城。

「我が・・・・娘・・・ヘルクレアに・・」

ヘルクレアの体が光り始める、暖かい、光につつまれる　繭のように

「！！！」
三大邪悪の一人、ルセインがそれにきづく

「魔剣と共にあらんこと・・・を・・」

私は致命傷をおったことで、意識が途切れた。
ただわかっているのは、父は私に魔界を　そして魔剣を託したということだ。

そして、別次元のある日。

森林にシカが繁殖していて、そのシカを目標としている狩人達がいた。
「よし、ばっちりだ。あとは・・・ひきがねをぉ・・・・」
ぺろっと舌なめずりをして目をしぼる。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ！！！！！！

いきなりの地響き
「な、なんだ！！！？」
シカも驚き逃げ回る

そして何かが落下したような音がした。
不思議に思った男は、音の鳴った方に走っていくと

そこには、黒いドレスに身を纏った少女がそこにいた。
少女の懐には、西洋の剣のようなものを大事そうに抱えているように見えた。
「！！！」
男は少女が致命傷をおっていることにきづくと　すぐに救急車を呼んだ。

救急車の中に男も乗り込む。
中はとても騒然としてる感じだった。
「心拍数はある！だが、この出血量・・・急げ！！！！」
救急隊が少女の衣類が邪魔で脱がそうとするが取り外すのが難しいらしく
医療用のメスで服を切ることにしたが、なぜか服はまったく切れない。
「？？！　どうなってるんだ・・・なぜ切れない！」
救急隊は悪戦苦闘しながらも病院に到着。
ガラガラガラガラっと運ばれていく。

「先生！！急患です！！大量出血しています！！」

飛び込んできた患者を見て驚く医師

「まてまて！！なんだこれは！！なぜ彼女は衣類をきているんだ。」
「それが、どうやっても脱げないし　破けないんです！！」
「なにっ？！」

そしてついに、彼女は目を覚ます。