原始時代に生き抜いた最強の戦士オクルトス

ジンクス

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三人目:魔王の娘ヘルクレア

魔王の娘ヘルクレア17

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ルセインは口を開く

「一度・・・本気で戦ってみたいと思っていた、最強といわれていた魔剣ファントムダンサーを扱う者と」

「もう世界など関係ない、今はただ、眼前にいる悪魔を倒すだけだ」

ルセインは眼を瞑り、両手を開く

ギンッ!!!と青色のオーラがほとばしり、バンッ!!!と大地がひび割れ破片が宙に浮かび上がる。

「おもしろい・・・貴様の力か、魔剣の力かどちらが上か試させてやる」

「もっと・・・・もっとだ、力を、よこせ!!!!!」

魔剣を持つ手に左手を添える

魔剣ファントムダンサーの刀身の輝きが、一層濃くなりピンク色の研ぎ澄まされたオーラが噴出し始める。

私が畏怖の邪眼でルセインを攻撃しようと思ったが、奴もまったく同じ考えをしていたようで

お互いの魔力がぶつかりあい、二人を繋ぐ中間地点で大きな爆発が起きる
その爆発の霧に両者が突っ込む

ヘルクレアが振り降ろした剣にルセインのダークスレイブに当たる。

バチンッ!!!と魔力の波動が二人を中心に吹き飛ばした。

吹き飛ばされた魔力の波動は円を描くように周囲の建物、木々を全てなぎ払う。

「怒りのいかづち!荒れ狂う炎よ!!!混ざって弾けろ!!!!」

ルセインは上空から服をばたつかせながら放つ、ルセインの手から一閃の光の筋がヘルクレアに
落雷すると共に炎の火柱が舞う

ア”ア”ア”ア”!!!!っと低いうなり声をあげて苦しむヘルクレア
十分に苦しむ間もなく、爆発し、ヘルクレアの体を宙に弾き飛ばした。

ルセインは地面に着地するとすぐに次の魔法を詠唱する。

「全てを消滅させよ!!グラヴィティーアクセル!!!」
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