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逆愛Ⅷ《嵐side》8
しおりを挟む「はぁァッ!!あっ、あっ…大空、大空ぁ」
「先輩っ…」
久しぶりに洸弍先輩の中を俺が占領する。
懐かしい感触。
そして今までに無い、胸が温まるこの気持ち良さ。
ゆっくり腰を振りながら、先輩に問いかけをする。
「先輩、俺のこと好き?」
「好、き…大空っ、好きっ!」
俺の方が好きですよ、と。
そう言いたいのに、先輩から言われた『好き』という言葉が嬉しすぎて言えない。
―…やばい、マジで嬉しい
正常位で先輩を見下ろして奥を突けば、先輩の喘ぎ声が広がる。
「は、あぁ!イイッ…んっ!大、空ぁ…!好き、好きっ」
「洸弍先輩…俺もっ」
こんなに余裕が無くなるものなのか。
先輩の口から『好き』という言葉が出る度に、余裕が無くなる自分が居る。
キスをしながら、腰を揺らして。
繋がっている右手と左手に温もりと幸せを感じて。
「愛してます、洸弍先輩」
そうボソッと呟いて、腰の動きを速くした。
「大空ぁ、愛してる…ん…あっ、愛し…」
キスを繰り返して先輩の言葉を遮って。
分かってる。
全部分かってるから。
『嫌い』と突き放したのは俺を守るため。
『好き』と繰り返すのは俺が愛しいから。
――…もう真実は分かってる
「大空…イ、ク!あっ、あ…は、あぁっ!ん…大空ぁっ!!」
「先、輩っ…!」
そして俺達はお互いに果てた。
「大空…もっと、…したい」
息を切らして俺を求める先輩が愛しい。
俺だってこれで終わりにするわけない。
「俺今日おかしいんだ…全然足りねぇ。大空が…もっと欲しい」
「俺もです。…めちゃくちゃにしていい?」
「して」
そう言って洸弍先輩は、息を切らしながら起き上がって俺にキスをしてきた。
キスをしたあと69の体制になって、俺は下になった。
これも初めてじゃね?
まじで興奮する。
先輩の咥えて、先輩に咥えられて。
一生懸命口を動かす先輩が可愛い。
俺も負けじと先輩のを扱きながら亀頭を攻めて、指で秘部を弄った。
「ンンッ!」
人差し指と中指で秘部の入り口を広げる。
「あぁ、俺のザーメン垂れてこないっすね。奥まで吸収されちゃってますよ」
俺は先輩のを扱きつつ、指で奥まで攻めながら続けた。
「ここに欲しい?俺の」
俺を必死に咥えていた洸弍先輩が、口を放して振り返って俺の顔を見る。
「欲しいッ…」
「へぇ」
俺は更に扱く手を速くして、ちょっと意地悪をする。
「口止まってますよ?そんなんじゃその気分にならないっす」
そう言われて、再び俺のモノを咥え始める。
唾液を使って手を上下させたり、根元まで一気に咥えたりして。
「そんなに必死に咥えちゃって…ここに欲しいですか?俺の?」
俺も負けじと指で前立腺を攻めながら、先輩のモノを扱く。
「アアッ!ん、あっ、あっ…欲し、いっ!ンンッ」
「あ、締まってヒクヒクしてる。想像しただけで興奮してます?」
「大、空…ッ…早くっ!ンンッ!あっ、あぁ」
洸弍先輩は色々攻められて、俺の言葉にも更に興奮している。
俺だって限界。
早く繋がりたくて仕方ない。
俺は洸弍先輩を四つん這いにして、硬くなったモノをゆっくりと挿入した。
「ハァ、…ァッ!…大、空ッ!あっ」
「細っそい腰…奥まで行きます…よっ!」
「…アアッ!!…きた、奥ッ」
やっべー、マジで気持ちよすぎる。
両思いだから?
こんなにも気持ちいいの?
俺は容赦なくこれ以上無いぐらいの速度で腰を動かした。
「アアッ!!あっ、…ん、アッ!あっ、あっ、大、空…イイッ!もっと!」
「もっと…?奥がいい?」
「お、くッ!あっ、アアッ!あっ、ぁん…ッ!奥ゥ!」
こんなに感じてる先輩も初めてじゃないか?
俺ももうもたないよ。
5分ぐらい出し入れを続けると、洸弍先輩はイキそうなのか自分のモノを扱き出した。
めっちゃ興奮する―…
「アアッ、あ、イ、ク…!あっ、あっ…は、アッ!イク!」
そう言われて俺は腰の動きを止めて、正常位に体位を変えた。
そしてまたすぐに挿入をして高速で腰を動かした。
「イク顔見せて」
「や、あ…アッ!あっ、恥ずか、し…あっ!アアッ!あっ、あっ…」
「どんな先輩も可愛いですよ。俺を見てイッて」
そう言うと先輩は俺を見つめて俺の肩に手を回した。
「アアッ!イク!大、空…やば…アッ!アアッ!イ、クッ!イク!イク!」
「俺も出しますっ…」
「出し、てッ!奥にッ…あ、あぁっ!ん、イク!イクッ!」
そしてお互いに果てた。
「ハァッ…あ、入って、る…!大空の、せい…えき…俺の中に。まだ…出て、るッ…」
「もっとしてもいい?」
「いいッ。…もっと、めちゃくちゃにして」
それから何度抱き合ったか分からないくらい行為は続いた。
お互いに愛を確かめ合うために、何度も何度も抱き合って。
これ以上無いくらい洸弍先輩を感じて。
愛しくてたまらない。
俺は腕まくらをして、先輩のサラサラした髪を撫でながら言った。
「なんか夢みたいです。洸弍先輩とこうなれるなんて」
洸弍先輩は俺の胸に顔を埋めて、照れ隠しをする。
そんな先輩が愛しくて仕方ない。
「もう大空は俺のなんだよな?」
俺の胸に顔を埋めながら先輩がボソッと呟いた。
それを聞いた俺はギュウッと洸弍先輩を抱き寄せ、先輩の耳元で囁く。
「はい。もう放しませんから」
顔をあげて優しい笑顔で喜んでいる先輩が可愛い。
「俺は今まで綾くんしか好きになったことが無いから、好きになってもいい相手と結ばれるのがこんなに幸せなことだなんて知らなかった」
「よかった。神威に恋人がいて。俺が入れる隙間があってよかった。」
最初は嫌いだった。
大嫌いで、憎くて、汚してやりたくて犯したのが始まりだった。
その感情がやがて愛に変わって、先輩を求めて。
引き裂かれて、離れて。
お互いに苦しんで、『好き』という感情を終い込んで生活して。
真実を聞かなければ、この関係になることなんて無かった。
俺想いで、俺の大切な人。
「愛してます、先輩」
そう、愛してる。
最初は嫌いだった。
でも今では逆に愛しい。
こうして同じ空間に居ることが出来ることとか、
俺の左手と洸弍先輩の右手を繋がっている部分から感じる温もりだとか、
全てが幸せに思える。
そう、俺はこれからも先輩を―…
「愛してる」
お互いに何度も何度も『愛してる』を繰り返して。
洸弍先輩の温もりを感じながら、繋がれた手にキスをして誓った。
―…ずっと先輩を愛し続けると
【END】
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