逆愛-gyakuai-

槊灼大地

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逆愛Ⅷ《洸弍side》6

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視線を感じて見上げると、大空が俺を見つめていた。



「…に、見てんだよ」


「いや、綺麗だなと思って」


「…うぜぇ」



大空のかっこよさと、絶頂に達した自分の状況が恥ずかしくて顔を背けた。



大空は休む間も与えず俺の秘部に指を挿れようとしてきた。



ダメだ、これだけじゃ気持ちが晴れない。



俺は繋いでる手を放して大空を押し倒した。



「…どうしたんですか?」



馬乗りになって大空を見下ろした。



そして大空の首筋にキスマークをつけて耳元で囁いた。



「お前が帝真竜にされたこと、全部俺が上書きする。お前は俺のなんだから」



なんだか、すっごく恥ずかしいことを言ってないか俺?



そう囁いたあと、大空を見つめて続けた。



「キスマークと…あと何された?」


「確か…上半身舐められて…乳首吸われて…フェラされた、かな?…多分」


「なんでそこまで覚えてんだよ。…ムカつく」



自分から聞いておいて、想像したらムカついてきた。



だって俺たち両思いなのに、俺の身代わりとして帝真とヤッたなんて。



大空は綾くんの身代わりやってた時もこんな気持ちだったんだな。




そう頭の中で思いながら大空の上半身を舌を使って舐めた。



その舌を乳首に移動させて、チロチロと舐めながら上目遣いで大空の反応を見る。



「…こう?」


「ッ、…そんな、…感じでした」



俺が乳首を攻めると感じている大空を見ると余計に興奮する。



しばらく乳首を攻めたあと、その唇を大空の唇へと重ねた。




あぁ、やっぱり大空とのキスが好き。



舌を絡ませて、数分キスをしたあとに決意を決めた俺は唇を放して言った。



「次は口でする」



俺は舐めるのも舐められるのも嫌い。



恥ずかしいし、すぐイキそうになるし。



でも今日はちゃんと帝真がしたことをやらないと気が済まない。




「洸弍先輩フェラするの嫌いですよね?無理しなくて…んっ」



そして再び大空の唇を奪ってから言った。



「うるせぇ。黙ってされてろ」



するぞ、って言ってするモンでもないからドキドキする。



普通は流れでやる行為だろ。



そして俺は大空のズボンを下ろして、硬くなった大空のモノを取り出した。



それを根元まで咥えたあとに、頭を上下させて吸い付きながら唾液を使ってヌルヌルにした。



「あっ…」



あ、ヤバい。



してるこっちが興奮する。



上目遣いでずっと大空の反応を見ながら、裏スジを舌で這わせて亀頭を攻め、そしてまた一気に根元まで咥える。



「…ッ、…やば」


「気持ちいいか?」


「最高っす…」



そういや大空に口でしてやったことあったかな?程度にしか思い出せない。



こんなに喜んで感じてくれるなら、頑張って恥ずかしさ克服して毎回してやろうかな。



大空がイキそうで息があがってる。



俺で感じてくれるなんて嬉しい。



その反応を見て、俺は大空のモノを手で扱きながら口を上下させて吸い付いた。



「は、…イクッ」



そして大空は俺の口の中に温かい精液を出した。




―…あぁ、興奮する





俺はその精液を自分の手に出して大空に見せつけて言った。



「上書き完了」



こんなに出たぞと見せびらかした。



「先輩…竜はその精液を使って自分で指を入れて準備してましたよ?」



なっ…


―…ムカつく。



あの帝真がそんなことしたら、誰だって興奮するだろ。



普段の俺なら絶対しない。



でも今日はなぜかいつも以上にムラムラしてる。


俺は舌打ちをして、大空に見えるように足を開いて精液のついた手を自分の秘部へ移動させた。



そして指を入れてみた。



「やり方…わ、かんねぇ…」



自分でしたことなんてないから、もたつく。



大空が俺の手と指を掴んで指導する。



「力入りすぎ。そんなんじゃ入りませんよ」



俺にキスをしながら、俺の中指をゆっくりと秘部の奥へと挿入させる。


「ふ、…あっ…」


「そう。入りましたね。奥まで入ったらゆっくり出し入れしてみて」


「わ、かんな…んっ…ん」



なんでこんなことになってんだ?



後輩に自慰を教わるなんて。



大空は俺の精液を自分の手のひらに少しもらって馴染ませてから、大空の中指も俺のナカに挿入した。



「これで合計2本…分かります?」



なんだよこれ、興奮するに決まってるだろ。



大空に奥を攻められると、俺の体がビクッとなる。



「おく、押さなっ…いでっ…」


「ほらちゃんと先輩も指動かして」


「んっ…は、あっ!あぁ、アッ、アッ!」



俺は自分の指を動かせずに興奮して喘ぐしかなかった。



気付くと俺の指は抜けていて、大空がゆっくりと指を動かし増やしていた。



「待っ…自分でする、から…アッ…んんっ」




帝真はちゃんと自分でやってたんだろ?


これじゃダメなのに。



「いいですよ。俺もう満足です。竜とのことなんてとっくに上書きされてます」



奥まで指を挿れて高速で動かされると、もう大空のが欲しくて欲しくてたまらなくなった。



「あっ!あぁっ、ん…は、あぁ…大空っ」



あぁ、やばい。
我慢出来そうに無い。



「先輩、俺…もう」


「あっ!あっ、んっ…大空、早く…」





大空が欲しい。



早く大空を感じたい。



大空は硬くなった自分のモノを俺の秘部へと押し当ててゆっくりと挿入した。



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