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第二章
馬鹿と天才は紙一重
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「ドクター! これでいいかい?」
「ああ、エルガルドありがとう。どんどん連れてきて」
「任せてくだせい」
エルガルドは洞窟から出ていく。
俺達は今、洞窟に居る。
何をしているのかというと、人間を殺していた。
手足を根本から切り、目玉をくり抜いた人間ダルマの死体を何十体と生み出していた。
「ドクター! これでいいの~?」
「おう良く出来たなテディ。ジャンジャン殺していっていいぞ~」
「やったぁー! おめめが沢山! おめめが沢山!」
「うわぁぁぁぁ。やめてくれぇーー」
男の叫び声が洞窟に響く。
テディやエルガルドの部隊は、荒くれ共の集まりだ。
そいつらを使ってヴァリック本陣から人間をひたすら誘拐してきてもらっている。
闇夜に紛れて何かするのは彼らの専売特許。
その死体をどうするのか?
朝に相手の陣地へと送りつけている。
何故そうするのか?
相手に自分達の存在を知らしめる為だった。
「こんな感じでいいのか?」
(うんいいよ! このまま続けていこう)
夜になるとひたすら人を誘拐し、ひたすら人を殺していった。
三日も続ければ何か反応があるかと俺は思っていたが、何一つ変わった様子はない。
「相手から何も反応がないぞ? このままでいいのか?」
(このままで平気だよ)
その夜も同じように誘拐されてくる人間を待っていた。
だが、今夜は何かがおかしい。
いつもなら誰かが連れてきてもおかしくない時間帯なのに……。
「ドクター! ドクター!」
息を切らして部下がやってきた。
「一体どうした?」
「罠を仕掛けられて、それにいつもの倍は見張りも居て、俺達はまんまとやられちまった!」
「全員やられたのか?」
「いえ、俺達は逃げる方が得意だからな。へへへ! 多少の被害はあったけど、今はバラバラに森の中に逃げ込んでると思うぜ」
「流石はクソ野郎共だ! よしそのまま撹乱しろ! まだまだ攫って来い!」
「ドクターは人使いが荒いなぁ~」
「よし行くか。テディ! 今までみたいに頼んだぞ」
「アイアイサードクター! いってらっしゃーい!」
俺は洞窟を出て、ヴァリックの本陣へと向かって行く。
誰かと一緒ではない、たった一人で乗り込んでいく。
「ふぅ~! 痺れるねぇ~」
(気を付けなよユウタ……)
「ああ、分かってる」
真正面から本陣へと向かうと、数人の見張りに見つかった。
「おい! そこにいるお前誰だ! 答えろ!」
「ロア王国ジャン・アウルだよ~ん!」
さあ、始めようか。
俺がそう言った瞬間、俺は一気に距離を縮め、話しかけてきた人間の首を刎ねた。
「ピィーーーーー!!!」
周りにいた見張りの一人が、笛を鳴らし、夜の山に響き渡った。
笛の音を聞いた兵士達が、続々と本陣から武器を持って現れた。
(ユウタ本当に大丈夫??)
(知らねぇ! でも行くっきゃない!)
俺は般若のお面を被り、もう一本のダガーを抜いて飛び込んだ。
「そいつを仕留めろーー!!」
一人の兵士が叫ぶ。
「も~もたろうさん。ももたろうさん。お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな」
「うわぁぁぁぁ」
俺は舞うように次々と襲ってくる兵士達を斬り刻む。
「や~りましょう。やりましょう。これから鬼の征伐に、ついていくならやりましょう」
血が飛び散っていく。
「誰か止めろーーー!!」
「うおぉぉぉぉぉ」
「い~きましょう。いきましょう。あなたについてどこまでも、家来になっていきましょう」
「そ~りゃ進め。そりゃ進め。一度に攻めて攻めやぶり、つぶしてしまえ鬼ヶ島」
「お~もしろい。おもしろい。残らず鬼を攻めふせて、ぶんどりものをエンヤラヤ」
「バーンバンザイ。バンバンザイ。おともの犬や猿キジは、いさんでくるまをエンヤラヤ」
どれくらいの時間と人間を殺しただろうか。
「ハァハァ」
(そろそろ逃げるよユウタ)
(流石に疲れた。お暇するか)
かなりの人間を殺した俺は、一先ず退却しようとした矢先だった。
目の端にキラリと光る物が見えたと思った瞬間、俺の眼球目掛けて矢が飛んできた。
ギリギリで俺は避けたが、こめかみ辺りを掠り、血がツーと垂れる。
(今の矢、速度がおかしいだろ?)
(よく避けたねユウタ)
すぐにまた矢が飛んできた。今度はしっかりと避ける。
それでもギリギリでしか避ける事が出来ない。
普通の弓矢ではない事は確かだった。
(あの矢はマズイ……戦いながら避けるのは厳しい)
すぐにその場から逃げて、洞窟へと戻った。
返り血で赤くなった服を脱ぎながら俺は中へと入る。
「ドクター! おっかえり~!」
テディが跳ね跳びながら出迎える。
他にも部下達が戻ってきていた。
「皆お疲れ様……明日からもっと警戒されるかも知れないけど頼んだよ」
「「へい!」」
手足と目玉がない死体が、何百と積荷に重ねられていた。
朝になればリアカーのようなもので、ヴァリックの本陣に大量の死体をプレゼントだ。
次の日夜も同じようにたった一人で乗り込んでいく。
しかし、昨日とは違い初手から弓矢が飛んできた。
警戒していた俺は首を曲げて弓矢を避ける。
無意識ではまだ出来ないが、気配と殺気で避ける事は意識すれば出来るようなっていた。
レベッタ先生やダンは、寝ていても気配と殺気を感じる事出来るようで、だから避ける事が出来ると言っていた。その修行をしていて正解だった。
(今のではっきり分ったよ)
(何が!?)
(あれは魔法だね。それも風魔法を屋に乗せて速度を強化してるんだよ)
(な~るほどな……とにかくあいつは厄介だ。始末してくる)
俺は弓矢が飛んでくる方向へと駆ける。
他の兵士達には目もくれず、飛んできた方へと向かう。
その間に弓矢が何本も飛んでくるが、集中していればそこまで難しくはない。
が、近くなればなるほど避けるのは困難になっていく。
チュン。
避けきれず体を掠め始めた。
一瞬の迷いと気の緩みが命取りになる。
どうやら森の木の上から狙われているようだった。
それも移動をしながら確実に俺の急所を狙ってくる。かなりの使い手とみた。
とうとう狙ってくる相手の姿を視野に捉えた。
俺はギアを一つ上げ、さらに加速して走り出す。
相手は加速した事に気付かず、隣の木にジャンプして移動を試みようとしていた。
その隙を見逃さない。ダガーを抜く。
移動した木に乗り移った瞬間を狙って、俺は木の下からジャンプする。
手が届く距離まで近づき目が合う。相手は弓矢を引こうとしていた。
俺は、逆手持ちしたダガーで左から掬い上げるようして、まずは弓矢を斬る。
次は右手に持つダガーで相手の首元を狙う。
相手は後ろに上体を反らしながら、瞬時に両手で自分の急所を守った。
関係なくそのまま斬り裂く。
指を何本か飛ばしたが、殺し損ねた。
相手は木から落ちていき、同時に俺も落下する。
空中でカエルのような体勢を取り、着地と同時に突っ込む準備を整える。
「ふしゅ~…………」
息吹で呼吸を整え、集中力を増していく。
ドンッ!
地面に着地した俺は、全力で前に飛び込んだ。
凄まじいスピードで相手に向かって行く。
飛んでいる最中にダガーの持ち方を変える。
首と心臓をこのまま狙ってやる。
相手が掌をこちらに向けてきた。
すると、突然嵐よりも数段強い突風が巻き起こり、勢いを止められた。
さらに身体は飛ばされ、グルグルと三回ほど後転した。
すぐに立ち上がると、俺は深く息を吸った。
月明かりが俺達を照らす。
そこで初めて相手の姿が見えて、俺は驚いた。
女だったからだ。オレンジ色の長い髪をなびかせている。
「あんた名前は?」
声をかけられた。
「答える必要がないね」
「ふん。そうだな! 私の弓を躱しきったのは父上以外で初めてだったからな。興味が湧いたんだ! どうせお前は死ぬ運命なのだから聞く必要もないな」
彼女はそう言って背中に手を回し、剣を取り出した。
ふぅ~。息を吸って何回も軽くジャンプしながら集中力を高めていく。
そして俺は構えた……。
「ああ、エルガルドありがとう。どんどん連れてきて」
「任せてくだせい」
エルガルドは洞窟から出ていく。
俺達は今、洞窟に居る。
何をしているのかというと、人間を殺していた。
手足を根本から切り、目玉をくり抜いた人間ダルマの死体を何十体と生み出していた。
「ドクター! これでいいの~?」
「おう良く出来たなテディ。ジャンジャン殺していっていいぞ~」
「やったぁー! おめめが沢山! おめめが沢山!」
「うわぁぁぁぁ。やめてくれぇーー」
男の叫び声が洞窟に響く。
テディやエルガルドの部隊は、荒くれ共の集まりだ。
そいつらを使ってヴァリック本陣から人間をひたすら誘拐してきてもらっている。
闇夜に紛れて何かするのは彼らの専売特許。
その死体をどうするのか?
朝に相手の陣地へと送りつけている。
何故そうするのか?
相手に自分達の存在を知らしめる為だった。
「こんな感じでいいのか?」
(うんいいよ! このまま続けていこう)
夜になるとひたすら人を誘拐し、ひたすら人を殺していった。
三日も続ければ何か反応があるかと俺は思っていたが、何一つ変わった様子はない。
「相手から何も反応がないぞ? このままでいいのか?」
(このままで平気だよ)
その夜も同じように誘拐されてくる人間を待っていた。
だが、今夜は何かがおかしい。
いつもなら誰かが連れてきてもおかしくない時間帯なのに……。
「ドクター! ドクター!」
息を切らして部下がやってきた。
「一体どうした?」
「罠を仕掛けられて、それにいつもの倍は見張りも居て、俺達はまんまとやられちまった!」
「全員やられたのか?」
「いえ、俺達は逃げる方が得意だからな。へへへ! 多少の被害はあったけど、今はバラバラに森の中に逃げ込んでると思うぜ」
「流石はクソ野郎共だ! よしそのまま撹乱しろ! まだまだ攫って来い!」
「ドクターは人使いが荒いなぁ~」
「よし行くか。テディ! 今までみたいに頼んだぞ」
「アイアイサードクター! いってらっしゃーい!」
俺は洞窟を出て、ヴァリックの本陣へと向かって行く。
誰かと一緒ではない、たった一人で乗り込んでいく。
「ふぅ~! 痺れるねぇ~」
(気を付けなよユウタ……)
「ああ、分かってる」
真正面から本陣へと向かうと、数人の見張りに見つかった。
「おい! そこにいるお前誰だ! 答えろ!」
「ロア王国ジャン・アウルだよ~ん!」
さあ、始めようか。
俺がそう言った瞬間、俺は一気に距離を縮め、話しかけてきた人間の首を刎ねた。
「ピィーーーーー!!!」
周りにいた見張りの一人が、笛を鳴らし、夜の山に響き渡った。
笛の音を聞いた兵士達が、続々と本陣から武器を持って現れた。
(ユウタ本当に大丈夫??)
(知らねぇ! でも行くっきゃない!)
俺は般若のお面を被り、もう一本のダガーを抜いて飛び込んだ。
「そいつを仕留めろーー!!」
一人の兵士が叫ぶ。
「も~もたろうさん。ももたろうさん。お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな」
「うわぁぁぁぁ」
俺は舞うように次々と襲ってくる兵士達を斬り刻む。
「や~りましょう。やりましょう。これから鬼の征伐に、ついていくならやりましょう」
血が飛び散っていく。
「誰か止めろーーー!!」
「うおぉぉぉぉぉ」
「い~きましょう。いきましょう。あなたについてどこまでも、家来になっていきましょう」
「そ~りゃ進め。そりゃ進め。一度に攻めて攻めやぶり、つぶしてしまえ鬼ヶ島」
「お~もしろい。おもしろい。残らず鬼を攻めふせて、ぶんどりものをエンヤラヤ」
「バーンバンザイ。バンバンザイ。おともの犬や猿キジは、いさんでくるまをエンヤラヤ」
どれくらいの時間と人間を殺しただろうか。
「ハァハァ」
(そろそろ逃げるよユウタ)
(流石に疲れた。お暇するか)
かなりの人間を殺した俺は、一先ず退却しようとした矢先だった。
目の端にキラリと光る物が見えたと思った瞬間、俺の眼球目掛けて矢が飛んできた。
ギリギリで俺は避けたが、こめかみ辺りを掠り、血がツーと垂れる。
(今の矢、速度がおかしいだろ?)
(よく避けたねユウタ)
すぐにまた矢が飛んできた。今度はしっかりと避ける。
それでもギリギリでしか避ける事が出来ない。
普通の弓矢ではない事は確かだった。
(あの矢はマズイ……戦いながら避けるのは厳しい)
すぐにその場から逃げて、洞窟へと戻った。
返り血で赤くなった服を脱ぎながら俺は中へと入る。
「ドクター! おっかえり~!」
テディが跳ね跳びながら出迎える。
他にも部下達が戻ってきていた。
「皆お疲れ様……明日からもっと警戒されるかも知れないけど頼んだよ」
「「へい!」」
手足と目玉がない死体が、何百と積荷に重ねられていた。
朝になればリアカーのようなもので、ヴァリックの本陣に大量の死体をプレゼントだ。
次の日夜も同じようにたった一人で乗り込んでいく。
しかし、昨日とは違い初手から弓矢が飛んできた。
警戒していた俺は首を曲げて弓矢を避ける。
無意識ではまだ出来ないが、気配と殺気で避ける事は意識すれば出来るようなっていた。
レベッタ先生やダンは、寝ていても気配と殺気を感じる事出来るようで、だから避ける事が出来ると言っていた。その修行をしていて正解だった。
(今のではっきり分ったよ)
(何が!?)
(あれは魔法だね。それも風魔法を屋に乗せて速度を強化してるんだよ)
(な~るほどな……とにかくあいつは厄介だ。始末してくる)
俺は弓矢が飛んでくる方向へと駆ける。
他の兵士達には目もくれず、飛んできた方へと向かう。
その間に弓矢が何本も飛んでくるが、集中していればそこまで難しくはない。
が、近くなればなるほど避けるのは困難になっていく。
チュン。
避けきれず体を掠め始めた。
一瞬の迷いと気の緩みが命取りになる。
どうやら森の木の上から狙われているようだった。
それも移動をしながら確実に俺の急所を狙ってくる。かなりの使い手とみた。
とうとう狙ってくる相手の姿を視野に捉えた。
俺はギアを一つ上げ、さらに加速して走り出す。
相手は加速した事に気付かず、隣の木にジャンプして移動を試みようとしていた。
その隙を見逃さない。ダガーを抜く。
移動した木に乗り移った瞬間を狙って、俺は木の下からジャンプする。
手が届く距離まで近づき目が合う。相手は弓矢を引こうとしていた。
俺は、逆手持ちしたダガーで左から掬い上げるようして、まずは弓矢を斬る。
次は右手に持つダガーで相手の首元を狙う。
相手は後ろに上体を反らしながら、瞬時に両手で自分の急所を守った。
関係なくそのまま斬り裂く。
指を何本か飛ばしたが、殺し損ねた。
相手は木から落ちていき、同時に俺も落下する。
空中でカエルのような体勢を取り、着地と同時に突っ込む準備を整える。
「ふしゅ~…………」
息吹で呼吸を整え、集中力を増していく。
ドンッ!
地面に着地した俺は、全力で前に飛び込んだ。
凄まじいスピードで相手に向かって行く。
飛んでいる最中にダガーの持ち方を変える。
首と心臓をこのまま狙ってやる。
相手が掌をこちらに向けてきた。
すると、突然嵐よりも数段強い突風が巻き起こり、勢いを止められた。
さらに身体は飛ばされ、グルグルと三回ほど後転した。
すぐに立ち上がると、俺は深く息を吸った。
月明かりが俺達を照らす。
そこで初めて相手の姿が見えて、俺は驚いた。
女だったからだ。オレンジ色の長い髪をなびかせている。
「あんた名前は?」
声をかけられた。
「答える必要がないね」
「ふん。そうだな! 私の弓を躱しきったのは父上以外で初めてだったからな。興味が湧いたんだ! どうせお前は死ぬ運命なのだから聞く必要もないな」
彼女はそう言って背中に手を回し、剣を取り出した。
ふぅ~。息を吸って何回も軽くジャンプしながら集中力を高めていく。
そして俺は構えた……。
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