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第二章
寂れた場所
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「なんだよ! そんな場所知ってるのかよ! それで何処なんだ?」
「時間が惜しいから歩きながら説明するわ」
「ああ、分かったよ」
俺達は裏門から王城を後にする。
「それで?」
「……まだ本当に小さかった頃の記憶ってジャンは覚えてる?」
(覚えてんのか?)
(印象に残ってる出来事なら……)
「なんとなくは覚えてるよ」
「私とジャン、レオンにルイス。四人で遊んでた頃、ルイスがよく王城から抜け出して街に行ってた事があったでしょう?」
(そんな事あったのか?)
(そうだね……あったよ)
「それがどうかしたのか?」
「その時に皆で秘密基地だ! とか言ってスラムにあった廃墟の教会で遊んでだでしょ。あの教会、ルイスのおかげで今では一つの教会として運営しているのよ。ルイス国王がこの街から出たとは考えにくい……かといって王城にいないとなると、あの教会に匿ってもらってるんじゃないかってね」
(なるほどね。それはあるかもしれない……)
(行ってみる価値はありそうだな)
「行ってみるかそこへ」
「それじゃあ行きましょう」
その教会へと向かっていく事に。
賑わっている中央通りを抜けていき、街の奥へと進んでいく。
奥へと進むにつれて建物は古く荒れていく。
ほとんど裸といっていい状態の男が、そこら辺の地べたで何人も寝ていた。
この場所一帯はとにかく臭い。
嗅いだこともないこの臭いの源は何なのか見当もつかない。
掃き溜めのような場所をスタスタと歩いて進んでいくロベルタ。
しばらくすると、ボロボロな古い教会が姿を現した。
「着いたわここよ!」
教会の扉に手をかけ、ロベルタが扉を開き中へと入っていく。
何人も同時に座る事が出来る長い椅子が縦に何台も置かれている。
奥には講壇が置かれ、シスターと思わしき女性が話をしていた。
天井のガラスからシスターに光が差し込む。
多くの子供と、老人が何人か座っていてシスターの話を聞いている様子だった。
ロベルタは何も言わずに入口近くの椅子に座る。
俺も同じように隣に座った。
シスターは神について話しているようだったが、俺にとってはどうでもよく、全校集会で話す校長の話し並に退屈だった。
俺はついウトウトと眠ってしまった。
……。
……。
……。
「ジャン! ジャン! 起きなさいよ!」
身体を揺すられて目を覚ます。
「ああ、寝てましたか……」
「もう終わったわ。今から話しかけに行くわよ」
そう言ってロベルタは立ち上がると、講壇に立つシスターに近づいていく。
「はじめましてシスター。聞きたい事があってこの教会にやって参りました」
「こんな街外れの教会に珍しいですね! 聞きたい事とは一体なんでしょうか?」
「この教会でルイス国王を匿っていたりしていませんか?」
「えっ!? 何を言うかと思えば。こんな場所にルイス国王がいらっしゃる訳ないじゃないですか。確かにルイス国王のおかげで教会として運営出来ていますが、直接この教会に訪れた事があるのは一度だけです。私もその時にしかお会いした事がありませんよ」
「本当にいないんですか?」
ロベルタはしつこくシスターを問い詰める。
「言っている意味がイマイチ分かりません。ルイス国王にお会いしたければ、まずは王城に行くべきかと思うんですが……」
確かにシスターの言っている事は正しい。
「じゃあ質問を変えます。ルイス国王が何処に居るのか知っていますか?」
「何故私に? この国の王様が何処に居るかなんて、見当すらつきませんよ!」
「そう……ですか。分かりました」
どうやらロベルタの予想は外れたようだ。
ロベルタが出口の方へと歩き出そうとした瞬間――。
「お待ち下さい!!」
シスターが呼び止める。
「国王に何故お会いしたいのかは分かりませんが、神のお言葉を聞けばきっと導いて下さいます!」
ロベルタはその言葉を聞いてシスターの前に跪き、祈りのポーズを取った。
ジャンも同じようにする。
「赤き月が影に隠れる時、空を見た人々が目にしたものは、闇夜を照らす黄金に輝く一筋の光。そして全てを叩き潰さんとする邪悪に満ちた巨大な手が空に現れた。人類の吉兆、はたまた悪兆の前触れか。神が示す事は一体何であろうか?」
シスターが話しだす。
すると、シスターが発した一節に反応するかのようにジャンが言葉を発した。
「その時世に現れるのは勇者、そして悪魔の存在。誰もが勇者に、悪魔にさえなりえた。人々の平和が脅かされ、人が人によって脅かされた。勇者は人を助け、悪魔は人を殺していく。人間は神に救い求めた」
「人間を襲う悪い人間を懲らしめて欲しいと。しかし神はこう答えた。どちらも人間であり、どちらにも正義がある。人間同士で解決せよ! 神は全ての人間の前では平等であった。その後、人間達は争うようになった」
「ジャン? 一体何を言ってるの?」
隣に座っているロベルタが、不思議そうな顔でこっちを見ていた。
「もしや、アウル家とホーク家のお二人ですか?」
シスターが突然そう言い出した。
「私達名乗っていませんよね?」
ロベルタは立ち上がり、顔を隠していたローブを脱ぎ、顔と姿を現した。
ジャンも姿を顕にする。
「まさしくお二人で間違いありませんね。ではご案内します。国王が奥でお待ちです」
「えっ!? ちょっと待ってよ! 一体どういう事??」
ロベルタが声を上げる。
「多分ですけど、合言葉? ってことでしょうシスター」
「まさしくその通りでございます」
「意味が分からないんだけど……」
(俺も意味が分からない)
「とにかくルイス国王の元へ行きましょう。シスター案内お願いします」
「はい。ではこちらに」
シスターは歩き出し、ジャンとロベルタは後を付いて行く。
「それで? 説明しなさいよジャン」
「……あれはルイス国王が好きだった物語の始まりの一節なんですよ。小さい時、散々聞かされたじゃないですか。暗唱出来る程に……」
「私は全く覚えてないわ」
「ハハハ」
シスターが突然笑い出した。
「ごめんなさい。ルイス国王が言っている通りでしたのでつい」
「どういう事です?」
「ロベルタ様がここへ来る時は、絶対に一人では来ないだろう。ジャン様かレオン様と一緒に来ると。そしてロベルタ様は答えられないけども、他の二人なら間違いなく答えてくれるとおっしゃっていました」
「なんか……腹が立つわね」
「国王にそんな事言ったら不敬罪ですよ」
「いいのよ別に」
話しながら教会の奥へと進んでいく。
長い廊下の奥にドアが見えてきた。
その先にルイス国王がいるのかと思っていたが、シスターは立ち止まり、石で積み上がった壁に手を添えて魔力を注ぎ始めた。
すると壁が動き出し地下へと続く階段が現れる。
真っ暗の中をシスターが手に持つランプだけで進んでいく。
階段を降りてさらに奥へと進むと、この場所には似つかわしくない頑丈そうなドアが。
シスターがノックをすると中から声が聞こえた。
「名を答えよ」
「我が名はヴィンセント。遥かなる大地、ルズベリーからやって参りました」
シスターがそう答えると、重い音を立ててドアが開いていく。
中から現れたのは、紛れもないルイス国王本人だった。
「時間が惜しいから歩きながら説明するわ」
「ああ、分かったよ」
俺達は裏門から王城を後にする。
「それで?」
「……まだ本当に小さかった頃の記憶ってジャンは覚えてる?」
(覚えてんのか?)
(印象に残ってる出来事なら……)
「なんとなくは覚えてるよ」
「私とジャン、レオンにルイス。四人で遊んでた頃、ルイスがよく王城から抜け出して街に行ってた事があったでしょう?」
(そんな事あったのか?)
(そうだね……あったよ)
「それがどうかしたのか?」
「その時に皆で秘密基地だ! とか言ってスラムにあった廃墟の教会で遊んでだでしょ。あの教会、ルイスのおかげで今では一つの教会として運営しているのよ。ルイス国王がこの街から出たとは考えにくい……かといって王城にいないとなると、あの教会に匿ってもらってるんじゃないかってね」
(なるほどね。それはあるかもしれない……)
(行ってみる価値はありそうだな)
「行ってみるかそこへ」
「それじゃあ行きましょう」
その教会へと向かっていく事に。
賑わっている中央通りを抜けていき、街の奥へと進んでいく。
奥へと進むにつれて建物は古く荒れていく。
ほとんど裸といっていい状態の男が、そこら辺の地べたで何人も寝ていた。
この場所一帯はとにかく臭い。
嗅いだこともないこの臭いの源は何なのか見当もつかない。
掃き溜めのような場所をスタスタと歩いて進んでいくロベルタ。
しばらくすると、ボロボロな古い教会が姿を現した。
「着いたわここよ!」
教会の扉に手をかけ、ロベルタが扉を開き中へと入っていく。
何人も同時に座る事が出来る長い椅子が縦に何台も置かれている。
奥には講壇が置かれ、シスターと思わしき女性が話をしていた。
天井のガラスからシスターに光が差し込む。
多くの子供と、老人が何人か座っていてシスターの話を聞いている様子だった。
ロベルタは何も言わずに入口近くの椅子に座る。
俺も同じように隣に座った。
シスターは神について話しているようだったが、俺にとってはどうでもよく、全校集会で話す校長の話し並に退屈だった。
俺はついウトウトと眠ってしまった。
……。
……。
……。
「ジャン! ジャン! 起きなさいよ!」
身体を揺すられて目を覚ます。
「ああ、寝てましたか……」
「もう終わったわ。今から話しかけに行くわよ」
そう言ってロベルタは立ち上がると、講壇に立つシスターに近づいていく。
「はじめましてシスター。聞きたい事があってこの教会にやって参りました」
「こんな街外れの教会に珍しいですね! 聞きたい事とは一体なんでしょうか?」
「この教会でルイス国王を匿っていたりしていませんか?」
「えっ!? 何を言うかと思えば。こんな場所にルイス国王がいらっしゃる訳ないじゃないですか。確かにルイス国王のおかげで教会として運営出来ていますが、直接この教会に訪れた事があるのは一度だけです。私もその時にしかお会いした事がありませんよ」
「本当にいないんですか?」
ロベルタはしつこくシスターを問い詰める。
「言っている意味がイマイチ分かりません。ルイス国王にお会いしたければ、まずは王城に行くべきかと思うんですが……」
確かにシスターの言っている事は正しい。
「じゃあ質問を変えます。ルイス国王が何処に居るのか知っていますか?」
「何故私に? この国の王様が何処に居るかなんて、見当すらつきませんよ!」
「そう……ですか。分かりました」
どうやらロベルタの予想は外れたようだ。
ロベルタが出口の方へと歩き出そうとした瞬間――。
「お待ち下さい!!」
シスターが呼び止める。
「国王に何故お会いしたいのかは分かりませんが、神のお言葉を聞けばきっと導いて下さいます!」
ロベルタはその言葉を聞いてシスターの前に跪き、祈りのポーズを取った。
ジャンも同じようにする。
「赤き月が影に隠れる時、空を見た人々が目にしたものは、闇夜を照らす黄金に輝く一筋の光。そして全てを叩き潰さんとする邪悪に満ちた巨大な手が空に現れた。人類の吉兆、はたまた悪兆の前触れか。神が示す事は一体何であろうか?」
シスターが話しだす。
すると、シスターが発した一節に反応するかのようにジャンが言葉を発した。
「その時世に現れるのは勇者、そして悪魔の存在。誰もが勇者に、悪魔にさえなりえた。人々の平和が脅かされ、人が人によって脅かされた。勇者は人を助け、悪魔は人を殺していく。人間は神に救い求めた」
「人間を襲う悪い人間を懲らしめて欲しいと。しかし神はこう答えた。どちらも人間であり、どちらにも正義がある。人間同士で解決せよ! 神は全ての人間の前では平等であった。その後、人間達は争うようになった」
「ジャン? 一体何を言ってるの?」
隣に座っているロベルタが、不思議そうな顔でこっちを見ていた。
「もしや、アウル家とホーク家のお二人ですか?」
シスターが突然そう言い出した。
「私達名乗っていませんよね?」
ロベルタは立ち上がり、顔を隠していたローブを脱ぎ、顔と姿を現した。
ジャンも姿を顕にする。
「まさしくお二人で間違いありませんね。ではご案内します。国王が奥でお待ちです」
「えっ!? ちょっと待ってよ! 一体どういう事??」
ロベルタが声を上げる。
「多分ですけど、合言葉? ってことでしょうシスター」
「まさしくその通りでございます」
「意味が分からないんだけど……」
(俺も意味が分からない)
「とにかくルイス国王の元へ行きましょう。シスター案内お願いします」
「はい。ではこちらに」
シスターは歩き出し、ジャンとロベルタは後を付いて行く。
「それで? 説明しなさいよジャン」
「……あれはルイス国王が好きだった物語の始まりの一節なんですよ。小さい時、散々聞かされたじゃないですか。暗唱出来る程に……」
「私は全く覚えてないわ」
「ハハハ」
シスターが突然笑い出した。
「ごめんなさい。ルイス国王が言っている通りでしたのでつい」
「どういう事です?」
「ロベルタ様がここへ来る時は、絶対に一人では来ないだろう。ジャン様かレオン様と一緒に来ると。そしてロベルタ様は答えられないけども、他の二人なら間違いなく答えてくれるとおっしゃっていました」
「なんか……腹が立つわね」
「国王にそんな事言ったら不敬罪ですよ」
「いいのよ別に」
話しながら教会の奥へと進んでいく。
長い廊下の奥にドアが見えてきた。
その先にルイス国王がいるのかと思っていたが、シスターは立ち止まり、石で積み上がった壁に手を添えて魔力を注ぎ始めた。
すると壁が動き出し地下へと続く階段が現れる。
真っ暗の中をシスターが手に持つランプだけで進んでいく。
階段を降りてさらに奥へと進むと、この場所には似つかわしくない頑丈そうなドアが。
シスターがノックをすると中から声が聞こえた。
「名を答えよ」
「我が名はヴィンセント。遥かなる大地、ルズベリーからやって参りました」
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中から現れたのは、紛れもないルイス国王本人だった。
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