小学6年生、同級生30人全員を殺した日本の歴史史上最凶最悪の少年殺人鬼が、異世界の12歳に乗り移り、異世界を駆ける!

yuraaaaaaa

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第三章

首都テンダール

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 「クックック! あ~~楽し~~!」
 「おおおおおおおおおおお!」

 要塞へと辿り着いた俺は、目の前にいる敵を次々に殺していく。
 ここまで来れば、遠くからチマチマ狙われる事もない。心置き無く殺す事が出来る。

 「ば、化け物だぁ~」
 銃口向けたら狙いが丸まかりだろ。
 
 銃を持った兵士に近い距離で発砲されるが、俺は簡単に避けて人を斬っていく。

 「ごくろうさん!」
 「うがぁぁぁぁぁぁぁ」
 首から血が吹き出し、俺の興奮が止まらない。
 
 下半身も反応しちまう。
 最高だ~!

 砂嵐もやっと晴れて、周りを全て見渡せるようになった。
 テディは外で元気に暴れてくれている。

 「城に向かう! 来れる奴は付いて来い!」
 俺は一人で先を突っ走っていく。

 「ヒャッホー!!!」
 視界に入る人間は、全て斬り刻む。

 (前に出すぎだよユウタ! 自分が総大将だって分かってるの!?)
 「知らねぇ! 俺には関係ねぇ」
 
 銃も魔法も接近戦になれば、こっちのものだ。
 乱戦状態になればなるほど、俺達の軍の方がきっと強い。

 首都の街を一人で走っている時だった――。

 目の前で突然、爆発が起こった。
 「ぐぁ! なんだこれ!」
 
 再び爆発が。体に衝撃と熱風が……。
 俺の左脇腹が焼ける。骨まで見えちまってる。

 傷をすぐに魔法で癒やす。
 どこかに魔法使いがいるはずだ。

 どこだ? どこにいる?

 「へぇ~。今ので生きてるんだ」
 建物の影から一人の男性が姿を現した。
 ローブを深く被っていて顔は見えない。

 「悪いけど、これ以上行かせ――」
 俺は言葉を遮って攻撃に出る。

 男が指をパチンッ!
 と鳴らすと、爆発が起こった。

 「ぐあああああ! あちぃいいいい!」
 俺はすぐに右手を顔に当てて回復魔法で溶けた顔を回復する。

 魔法の予備動作が早すぎる。一瞬で魔法を使ってきやがる。
 さっさと殺して次に行く。時間をかけたら仲間が集まってきちまう。

 「おいお前! 今からお前を殺す! 最後に遺す言葉はあるか?」
 「何言ってるんだよ。お前が死ぬんだよ」

 息を吐き切って全身の力を抜いていく。
 ユラユラと脱力しきった体で動き始める。

 ぬるりと動いたと思えば、全速力で、動きに強弱を付けていく。
 男の魔法が止まった。

 そりゃあそうだろう。
 ダンに教わった『陽炎』を真似しているんだ。
 今の俺は何十人にも見えているだろうよ。

 バコーンッ! バコーンッ!
 男が爆発を起こすが、見当違いな場所に爆発を起こす。

 そして俺は、男に攻撃を仕掛けた。
 何十人の俺に襲われているかのような感覚に陥っているだろう。
 
 その場所への攻撃は残念。本物の俺は背後だよ
 シュパッ!
 喉を掻き斬った。

 男は喉を押さえて倒れ込む。
 何か言おうとしているが、コポコポと血が溢れ出るだけだった。

 心臓にダガーを差し込んで、息の根を止めた。

 バッコーーーン!
 街の地面が揺れるほどの振動と音。

 音がした場所を見ると、門を破壊して乗り込んでくるテディの姿が!
 「オジョーーーーー!!」

 「おーい! 旦那ー!」
 「シャオか。城を目指すぞ」
 シャオと部隊の数十人の兵士と一緒に駆け出していく。

 テディのおかげか分からないが、異様な程兵が少ない。
 気持ち悪い。

 それに人の気配も少ない……何故だ。
 ここにも、ここにも、兵士が少ししかいない。大した実力もない。
 時間稼ぎにすらなっていない。

 城の前まで到着した。
 「ここは俺達に任せてくれ旦那」

 入り口を兵士達が塞いでいる。
 一番奥には、手強そうな相手もいた。
 
 「俺達が戦っている最中に、城に侵入してくれ旦那。それ位簡単だろ?」
 「分かった」

 「それじゃあいってくらー」
 シャオと兵士達が突撃していく。

 戦っている間を俺はくぐり抜ける。
 城の中へと入った俺は、とにかく上へと目指す。

 静かだ。攻められているというのに静か過ぎる。
 階段を何度か駆け上がり、一番奥の部屋と思われる場所に到着し、大きなドアを開ける。

 その場所には、たった一人の人間が椅子に座っていた。

 魔法国の王か?
 「お前は……魔法国の王様か?」
 「如何にもそうだ」

 王冠を頭に乗せ、威厳のある髭を蓄え、威厳のある立ち振る舞いをしているが、こいつはきっと違う……。

 偽物、影武者だ。
 「ナバーロはどこに居る?」
 「知らないな」

 
 「ぐああああああ!」
 「本当に知らないのか?」
 「がああああああ!」
 影武者のふとももにダガーを突き刺した。

 「お前、本当に知らなそうだな」
 「そう言っているだろ!」
 「あっそ」
 スパッと首を斬り飛ばした。
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