美しく舞い堕ちる可憐な音色のように

夢想猫

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初色編

朝露に濡れる花びら

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「はぁ…はぁ…」

カーテンから漏れる柔らかい朝日に淡く照らされた広めの部屋に置かれた大きめのベッドに着て来ていた制服と下着が煩雑に散乱していた。

皴になった白いシーツの中心で、仰向けに何も着ていない生まれたままの姿で、白い肌に汗を浮かべた華奢な全身をゆっくりとした深い呼吸で何度も揺らした。

緩やかに膨らんだ両胸の先端は硬く尖っていて、力なく投げ出した両脚の間にある薄い茂みとその奥で閉じた裂け目からは白いものを溢れさせていた。

力を失った全身に重く気だるい余韻が広がるけど、お腹の奥に残る温かい感覚が幸せを感じさせた。

─ 神崎 舞音(かんざき まいね) ─

地方に住むピアノを弾くことが好きな清楚で可憐な雰囲気を持つ16歳の高校1年生。

1週間前に異性をこの身体に受け入れてから4回目の行為だった。

相手はすべて初めての同じクラスの同級生。

ここは、その同級生の家。

両親が海外に居て、彼は一人暮らしをしていた。

関係を持った次の日から、毎朝早く彼の家に来て一緒に登校するようになった。

朝早く起きるのは、隣に住む幼馴染を起こしていたので慣れていて、今は彼だけを起こしに来ていた。

初めての相手だというのもあった。

でも、彼を起こしに来ているのは、求められることを望んでいる自分がいたからだった。

性の快感を覚えたのは、彼との少し前に見知らぬ男たちに悪戯されたことが最初だった。

貞操は奪われなかったけど蹂躙するような凌辱で無理矢理に絶頂というものを味わされて刻み込まれた。

その後、救いを求めるように優しく慰める同級生の彼に抱かれて、心の深い傷を埋めた。

小さい頃から好意を寄せていた幼馴染がいたけど後悔はなかった。

覚えてしまった強烈な快感は、自分だけでは得ることができなくて、心と身体を苛ませた。

唯一、彼だけが自分の中から沸き上がる蝕むような欲望の衝動を昇華してくれた。

幼馴染以外で話をする男子は少なかった。

彼とはクラスも同じでピアノや音楽の共通する話題もあって話し易かった。

最近は、吹奏楽の部活が終わった後によく会うこともあって、誘われて一緒に帰ることもあった。

異性として意識はしていなかったけど、彼と結ばれてからは、今まで幼馴染に抱いていた感情とは違う特別な繋がりを自分の中で感じた。

それは彼と肌を重ねるたびに強くなるような気がして、ベッドを降りて制服に着替え始める彼をみつめると心に愛おしさが溢れた。
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