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十四 お忍び剣術大会
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学園のイベントが終わった数日後、ジョーゼットが私の部屋を訪れていた。勿論侍女も一緒よ。彼女の侍女にお茶なんかの用意をして貰う。普段の私は出来ることは自分でして、どうしても無理なことは寮付の使用人に頼んでいる。
「アーシア。ねえ、お願いがあるの」
可愛らしくおねだりしてくるジョーゼットに嫌と言えるはずもなく私は運ばれてきたお茶を口に運んで先を促した。
「一体どんなことかしら?」
「もう直ぐね。お隣のプリムラ学園で武術大会があるのよ。少し覗いてみたいと思わない?」
「ああ、そんなのが……」
――ああ、あれだわ。ユリアンが一年生だけど華々しく優勝するイベントの。誘われなくても行きたい。
「お休みだからいいけれど。どうして?」
ジョーゼットがもじもじしている。どうやら、聞いてみると気軽な格好で出歩いてみたいようだ。お忍びで一緒に行こうと誘ってくる。
「大丈夫なの? だって、王太子様との婚約は……」
「……羽を伸ばしたいのよ。その、婚約前に少しね。アーシアと一緒ならいいいなと思って……」
「でも、お隣といっても部外者は立ち入り禁止なんじゃないの?」
私の言葉にふふと軽やかにジョーゼットは笑って取り出したのは。関係者用の立ち入り証だった。きっと裏で手を回したのね。これだからお貴族様は……。
「ここまでお膳立てされたら行くしかないわね」
「ふふっ。アーシアならそう言ってくれると思ったわ。あなただって、ライル伯爵の、ええとユリアン様だったかしら。彼の凛々しい姿を見たいでしょ? それにこれを用意したのよ――」
ジョーゼットが侍女に言って広げて見せたものは、可愛い町娘風のワンピース。そして次に私用にと取り出したのは……。
――お隣のプリムラ学園の武術大会当日は良い天気だった。雨だったら良かったのにと思わないでもない。でもジョーゼットとお出かけだもんね。今までこんな風に友達と出かけることなんて無かったから、夕べは興奮してリアルユリアン人形を抱き締め過ぎて千切れるところだったわ。
ジョーゼットはワンピースを着てもその神々しさは隠せない。そして、私もプリムラ学園の制服を渡されたのよ。なんと男子用のね! え? 知ってたって?
ジョーゼットの用意してくれた馬車に乗ってお隣のプラムラ学園へ。開会式は既に終わっているらしく、それぞれの場所で試合がもう行われていた。
第一試合会場では剣術。体術。そして馬上試合。得物は剣に素手に槍といろいろあるみたい。勿論ユリアンは剣術よね。剣術は貴族の子弟の嗜みだもの。やっぱりユリアンのが見てみたいわ。今日は生ユリアンに会えると期待してるの。遠くからでも彼の勇姿を見てみたいわ。
武術大会に合わせてか、学園内は屋台のようなものも出て楽しい雰囲気になっていた。私は遠山明日香の知識を拾い出して庶民の食べ物の説明をジョーゼットにしていく。
何か、これって友達っぽいよね!
そうこうすると、剣術試合の第一会場に着いた。歓声が上がり、既に試合も始まっていた。人混みでジョーゼットを見失いそうだったけれど学園内だから私は心配無いだろうとてユリアンを探していた。すると。
「――へえ、可愛い子だな」
「きゃっ」
ジョーゼットの悲鳴で振り向くとそこには。ジョーゼットの腕を掴む男子生徒が……。結構イケメン。
だけど私はジョーゼットとの間に割り込んで睨みつけた。
「その手を離しなさい!」
「ふん。偉そうに。邪魔をするな。誰に向かって言っていると思っているのだ。知らないのか? 俺はジル・ブルッグだぞ」
――え? その名は……確か『ゆるハー』の攻略対象者の騎士団長の息子の名前の筈。私はまじまじと彼を見つめた。目の前にいたのは私の知っているよくある騎士団長の息子のテンプレ風ではない。『ゆるハー』に出てきた筋肉隆々の爽やかマッスルではなかったの。ジルと名乗ったのはやや口元を歪めた少し陰のあるの青年だったの。
「全然違う……」
「なんだと!」
私のぼそりと呟いた言葉に彼はジョーゼットの手を乱暴に離すと今度は私に突っかかってきたのだ。ジョーゼットを離してくれたのは良かったけれど――。何なのよ。突然キレちゃって。
「よくも俺を愚弄したな! 確かに俺は偉大な騎士団長の親父には似ていない。……良かろう。今すぐ決闘だ。剣を抜け!」
「え!」
私の驚きの声にジルはニヒルな笑みを浮かべていた。ここは乙女ゲームの筈こんな展開は聞いてないわよ?
「アーシア……」
青ざめた顔でジョーゼットが私に縋りついてきたので、ひしと抱き締め返した。騒ぎに人だかりができ始めた。目立つので内心私も焦り出した。
「大丈夫よ。ジョーゼット」
安心させるように私は彼女にそう囁いて微笑を浮かべてみせた。そして、ジルとやらを睨みつけてやった。か弱い子女においたするとは騎士の風上においてはおけませんわね。これこそ成敗ですわ。
「ほう、俺に刃向かうとはいい度胸だな。丁度空いているコートがあるそこでやろうぜ」
ジルに先導されてついて行く。このままとんずらしてもいいけどジョーゼットを連れて逃げ切れるかどうか分からないわね。それにお忍びでこんなことがばれると大変なことになるわ。自分は何もないからいいけど彼女は未来の王太子妃だけどまだ候補だし……。
そこは室内競技場の一室だった。
「得物を選べ」
そこら辺は公平なのかジルは周囲においてある武具を指示した。
「手持ちの物でも構いませんか?」
「ほお? 武器を所持しているようには見えないが? 構わない」
私は懐から愛用のムチを取り出した! やっぱり長年慣れ親しんでいたから手元にないとちょっとね。実は携帯してるの。私はムチを手にすると水を得た魚の気分だった。それにね……。
「さあ、そちらもどうぞ」
「はは、そんな玩具のようなもの。この俺の伝説の両手剣、グレイドソードの錆にしてやるわ!」
グレソー如きで私の職人の匠の技の集大成であるこのムチをあざ笑うなどお笑いですわ。このムチは伝説のシルバードラゴンの髭を使ったといわれる程のレジェンドリー級の武器なんだからね!
私がムチを振るうとひゅっと空気を切る音が後からした。うん。絶好調! やってみせますわ! 今までの私のムチはあれでしたけどこれから正義のために振うのよ。
コインの落ちる音を合図に試合が開始されるルールで行うと説明を受ける。
「今からでも、土下座して謝ったら許してやる」
せせら笑うようなジルに私は怒り心頭だったけど平静を装って訊ねた。
「こちらが勝ったら、どうします?」
「別に、どうとは……」
「それは不公平でしょう?
こちらが勝ったら、そうですね。女子に不埒な行いをして成敗されましたとでも書いた看板を持って学園内を歩いてもらいましょうか」
「はっ。いいぞ。俺がお前みたいな軟弱そうな奴に負けるわけないからな」
――流石に私だって、男子と正面からぶつかるのは不利だと分かっている。幸い身軽だし、先手必勝よね。
コインを投げて落ちる間もなく彼の方も動いて両手剣を振りかざしながら動いていた。
「卑怯ですわ! まだコインは落ちていませんわ」
ジョーゼットから非難の声が上がっていた。私も構わず前に出た。両手剣を振り下ろされる前に彼の横をすり抜ける。すり抜け際にムチを両手首に巻きつけてやった。顔を狙ってやっても良かったのだけど紳士的にしなくちゃね。向こうがムチを振り払おうとする動きに合わせて緩めてやった。それだけでバランスを崩して彼は剣と共に床に派手に転んでしまった。これは護身術の応用になる。
私は床に転がった剣を拾い上げた。かなり重いけれど私は床に無様に寝ころんだジルの顔先にその剣先を突きつけた。
「こちらの勝ですね。これ以上彼女に近寄るな。それと一つだけ、訂正を。私はあなたを愚弄したつもりはありません」
そう言うと私は彼の前に剣をそっと置いてジョーゼットの所に向かった。彼女は涙目になっていたけど笑顔を浮かべていた。
「アーシア、ありがとう。私の薔薇の騎士」
「どういたしまして、騎士というより……」
……ムチ使いかしら? 『アーシアのムチは唸るのよ!』とか決めセリフ考えようかしらね?
そんなことを考えながら私はジョーゼットに微笑んでみせた。
「アーシア。ねえ、お願いがあるの」
可愛らしくおねだりしてくるジョーゼットに嫌と言えるはずもなく私は運ばれてきたお茶を口に運んで先を促した。
「一体どんなことかしら?」
「もう直ぐね。お隣のプリムラ学園で武術大会があるのよ。少し覗いてみたいと思わない?」
「ああ、そんなのが……」
――ああ、あれだわ。ユリアンが一年生だけど華々しく優勝するイベントの。誘われなくても行きたい。
「お休みだからいいけれど。どうして?」
ジョーゼットがもじもじしている。どうやら、聞いてみると気軽な格好で出歩いてみたいようだ。お忍びで一緒に行こうと誘ってくる。
「大丈夫なの? だって、王太子様との婚約は……」
「……羽を伸ばしたいのよ。その、婚約前に少しね。アーシアと一緒ならいいいなと思って……」
「でも、お隣といっても部外者は立ち入り禁止なんじゃないの?」
私の言葉にふふと軽やかにジョーゼットは笑って取り出したのは。関係者用の立ち入り証だった。きっと裏で手を回したのね。これだからお貴族様は……。
「ここまでお膳立てされたら行くしかないわね」
「ふふっ。アーシアならそう言ってくれると思ったわ。あなただって、ライル伯爵の、ええとユリアン様だったかしら。彼の凛々しい姿を見たいでしょ? それにこれを用意したのよ――」
ジョーゼットが侍女に言って広げて見せたものは、可愛い町娘風のワンピース。そして次に私用にと取り出したのは……。
――お隣のプリムラ学園の武術大会当日は良い天気だった。雨だったら良かったのにと思わないでもない。でもジョーゼットとお出かけだもんね。今までこんな風に友達と出かけることなんて無かったから、夕べは興奮してリアルユリアン人形を抱き締め過ぎて千切れるところだったわ。
ジョーゼットはワンピースを着てもその神々しさは隠せない。そして、私もプリムラ学園の制服を渡されたのよ。なんと男子用のね! え? 知ってたって?
ジョーゼットの用意してくれた馬車に乗ってお隣のプラムラ学園へ。開会式は既に終わっているらしく、それぞれの場所で試合がもう行われていた。
第一試合会場では剣術。体術。そして馬上試合。得物は剣に素手に槍といろいろあるみたい。勿論ユリアンは剣術よね。剣術は貴族の子弟の嗜みだもの。やっぱりユリアンのが見てみたいわ。今日は生ユリアンに会えると期待してるの。遠くからでも彼の勇姿を見てみたいわ。
武術大会に合わせてか、学園内は屋台のようなものも出て楽しい雰囲気になっていた。私は遠山明日香の知識を拾い出して庶民の食べ物の説明をジョーゼットにしていく。
何か、これって友達っぽいよね!
そうこうすると、剣術試合の第一会場に着いた。歓声が上がり、既に試合も始まっていた。人混みでジョーゼットを見失いそうだったけれど学園内だから私は心配無いだろうとてユリアンを探していた。すると。
「――へえ、可愛い子だな」
「きゃっ」
ジョーゼットの悲鳴で振り向くとそこには。ジョーゼットの腕を掴む男子生徒が……。結構イケメン。
だけど私はジョーゼットとの間に割り込んで睨みつけた。
「その手を離しなさい!」
「ふん。偉そうに。邪魔をするな。誰に向かって言っていると思っているのだ。知らないのか? 俺はジル・ブルッグだぞ」
――え? その名は……確か『ゆるハー』の攻略対象者の騎士団長の息子の名前の筈。私はまじまじと彼を見つめた。目の前にいたのは私の知っているよくある騎士団長の息子のテンプレ風ではない。『ゆるハー』に出てきた筋肉隆々の爽やかマッスルではなかったの。ジルと名乗ったのはやや口元を歪めた少し陰のあるの青年だったの。
「全然違う……」
「なんだと!」
私のぼそりと呟いた言葉に彼はジョーゼットの手を乱暴に離すと今度は私に突っかかってきたのだ。ジョーゼットを離してくれたのは良かったけれど――。何なのよ。突然キレちゃって。
「よくも俺を愚弄したな! 確かに俺は偉大な騎士団長の親父には似ていない。……良かろう。今すぐ決闘だ。剣を抜け!」
「え!」
私の驚きの声にジルはニヒルな笑みを浮かべていた。ここは乙女ゲームの筈こんな展開は聞いてないわよ?
「アーシア……」
青ざめた顔でジョーゼットが私に縋りついてきたので、ひしと抱き締め返した。騒ぎに人だかりができ始めた。目立つので内心私も焦り出した。
「大丈夫よ。ジョーゼット」
安心させるように私は彼女にそう囁いて微笑を浮かべてみせた。そして、ジルとやらを睨みつけてやった。か弱い子女においたするとは騎士の風上においてはおけませんわね。これこそ成敗ですわ。
「ほう、俺に刃向かうとはいい度胸だな。丁度空いているコートがあるそこでやろうぜ」
ジルに先導されてついて行く。このままとんずらしてもいいけどジョーゼットを連れて逃げ切れるかどうか分からないわね。それにお忍びでこんなことがばれると大変なことになるわ。自分は何もないからいいけど彼女は未来の王太子妃だけどまだ候補だし……。
そこは室内競技場の一室だった。
「得物を選べ」
そこら辺は公平なのかジルは周囲においてある武具を指示した。
「手持ちの物でも構いませんか?」
「ほお? 武器を所持しているようには見えないが? 構わない」
私は懐から愛用のムチを取り出した! やっぱり長年慣れ親しんでいたから手元にないとちょっとね。実は携帯してるの。私はムチを手にすると水を得た魚の気分だった。それにね……。
「さあ、そちらもどうぞ」
「はは、そんな玩具のようなもの。この俺の伝説の両手剣、グレイドソードの錆にしてやるわ!」
グレソー如きで私の職人の匠の技の集大成であるこのムチをあざ笑うなどお笑いですわ。このムチは伝説のシルバードラゴンの髭を使ったといわれる程のレジェンドリー級の武器なんだからね!
私がムチを振るうとひゅっと空気を切る音が後からした。うん。絶好調! やってみせますわ! 今までの私のムチはあれでしたけどこれから正義のために振うのよ。
コインの落ちる音を合図に試合が開始されるルールで行うと説明を受ける。
「今からでも、土下座して謝ったら許してやる」
せせら笑うようなジルに私は怒り心頭だったけど平静を装って訊ねた。
「こちらが勝ったら、どうします?」
「別に、どうとは……」
「それは不公平でしょう?
こちらが勝ったら、そうですね。女子に不埒な行いをして成敗されましたとでも書いた看板を持って学園内を歩いてもらいましょうか」
「はっ。いいぞ。俺がお前みたいな軟弱そうな奴に負けるわけないからな」
――流石に私だって、男子と正面からぶつかるのは不利だと分かっている。幸い身軽だし、先手必勝よね。
コインを投げて落ちる間もなく彼の方も動いて両手剣を振りかざしながら動いていた。
「卑怯ですわ! まだコインは落ちていませんわ」
ジョーゼットから非難の声が上がっていた。私も構わず前に出た。両手剣を振り下ろされる前に彼の横をすり抜ける。すり抜け際にムチを両手首に巻きつけてやった。顔を狙ってやっても良かったのだけど紳士的にしなくちゃね。向こうがムチを振り払おうとする動きに合わせて緩めてやった。それだけでバランスを崩して彼は剣と共に床に派手に転んでしまった。これは護身術の応用になる。
私は床に転がった剣を拾い上げた。かなり重いけれど私は床に無様に寝ころんだジルの顔先にその剣先を突きつけた。
「こちらの勝ですね。これ以上彼女に近寄るな。それと一つだけ、訂正を。私はあなたを愚弄したつもりはありません」
そう言うと私は彼の前に剣をそっと置いてジョーゼットの所に向かった。彼女は涙目になっていたけど笑顔を浮かべていた。
「アーシア、ありがとう。私の薔薇の騎士」
「どういたしまして、騎士というより……」
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