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第八幕 フランベルジュ
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「まあ、ほっぺにジャムが」
アイが、ハナの頬に付いていたジャムの欠片を舌で舐め取った。
「美味しい。ハナの味がする」
するとそれを見ていたユキノが、ハナの反対側の頬に、ジャムの欠片をわざと付けた。
「あら、こっちにも」
そして同じように舌を伸ばし、ジャムの欠片を舐め取る。
「美味しい。ハナの味がする」
ハナが頬を膨らませる。
「二人とも、あんまりハナのほっぺを食べないで。主様の分がなくなっちゃう」
「あら大変。どうしましょ」
「まあ大変。こうしましょ」
アイとユキノが、自らの頬にジャムの欠片を付けて、ハナに差しだした。
ハナは二人の頬のジャムを、順番に舐め取った。
「美味しい。アイとユキノの味がする」
「これでおあいこね」
「これで対等ね」
三人の少女は、顔を見合わせてクスクス笑った。
アイが、ハナの頬に付いていたジャムの欠片を舌で舐め取った。
「美味しい。ハナの味がする」
するとそれを見ていたユキノが、ハナの反対側の頬に、ジャムの欠片をわざと付けた。
「あら、こっちにも」
そして同じように舌を伸ばし、ジャムの欠片を舐め取る。
「美味しい。ハナの味がする」
ハナが頬を膨らませる。
「二人とも、あんまりハナのほっぺを食べないで。主様の分がなくなっちゃう」
「あら大変。どうしましょ」
「まあ大変。こうしましょ」
アイとユキノが、自らの頬にジャムの欠片を付けて、ハナに差しだした。
ハナは二人の頬のジャムを、順番に舐め取った。
「美味しい。アイとユキノの味がする」
「これでおあいこね」
「これで対等ね」
三人の少女は、顔を見合わせてクスクス笑った。
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