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第3章 ケットシー編
44 絶望の果てに
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「あ……………あ、あ、ああああああああああっ!! 」
ハントマンスパイダーの口から、赤い雫がぽたり、ぽたりと滴り落ちる。
その鮮やかな赤色は、マナトの目に鮮明に焼きついた。
[捕縛の糸]の伸縮性を利用して引っ張られ宙を舞ったジュリアは、身体が横向きになったところをハントマンスパイダーの牙に刺し貫かれた。
胴体を串刺しにされて大量に溢れ出した血が、食道にも回ったのか、ジュリアは口から吐血する。
「ジュリア! ジュリアァァァッ!! 」
マナトが必死に名前を呼ぶと、彼女は自分が瀕死の状態だというのに、血に染まった唇を緩ませた。
「これ……でい………い………の。
マ、ナト。おね………い。こいつを…………たお…………て」
ジュリアがそう言うと、手を組むように両腕の紫色の紋様に触れた。
紋様が浮かび上がり、不気味に揺らめいたかと思うと、血管のようにジュリアに食い込んだ。
全身——顔にまで紫の血管が走る。
胴体に噛み付かれている激痛とは別の痛みに、ジュリアは苦しげに悲鳴を上げた。
「ギチギチギチギチッッッッッ!! 」
同時にハントマンスパイダーも牙を鳴らして絶叫する。
(一体、何が起こってるっていうんだ!)
__________________________
種族 :ハントマンスパイダー
ランク :B
Lv :38
HP :3087/3270
MP :197/247
攻撃力 :298
防御力 :203
魔法攻撃力:254
魔法防御力:198
素早さ :207
状態 :毒
アビリティ:共喰い Lv5 (MAX)
: 再生 Lv3
スキル :[捕縛の糸]
: [腐食の糸]
__________________________
「全回復してたはずなのに、また減ってる。しかも、減り続けてる……。なんでだ?
『状態:毒』……?」
初めて現れた項目だ。平常時には現れないものと思われる。
そういえば、外国の蜘蛛のイメージで勝手に毒を持っている気になっていたが、アビリティに毒耐性がない。
そして、苦しんでいる理由が毒なのだとしたら、その原因は——
ジュリアが苦しげに喘いだ。
『えっと、僕たちケットシー族に伝わる戦のお守りみたいなものかな』
紋様のことを聞いたときの彼女の言葉が蘇る。
そして、ケットシーたちが話していた、一人が犠牲になるという言葉の本当の意味。
マナトは、それを玉砕覚悟の突撃か何かと簡単に考えていた。
だから、ジュリアがそう言ったときも、嘘をついているのが分かっていながら、追求して機嫌が悪くなったら嫌だなぁと、その場の雰囲気を優先してしまったのだ。
「く……食われるのを覚悟で、自分に毒を仕込んでたってことか…………?」
なんだ、それは。信じられない。
それって自爆するテロリストと同じ考え方じゃないか。
(自分が生きることを第一に考えろよ! 俺に心配かけるなって言ったら、うんって言っただろうがっ!)
ハントマンスパイダーが身を捩りながら、ジュリアを吐き出した。
「ジュリア!」
なすがまま、力なく床を転がる。ジュリアはピクリとも動かない。
その瞬間、マナトは初めて激怒というものがどういう状態のことを指すのか、理解した。
今まで仕事のときに感じていた怒りなど、この怒りの前にはちっぽけなものだ。
目のピントが絞られるように、ハントマンスパイダーしか目に入らない。たとえ今、隣から子蜘蛛に攻撃を加えられて、自分が傷つこうがどうでもいい。
——ハントマンスパイダーを倒す
全ての元凶を殺して消し去らなければ、マナトの怒りは収まらない。
(こいつを殺せるスキルを俺に寄越せ。俺が神だというなら、それくらい融通しろよ!)
__________________________
名前 :マナト
種族 :神
Lv :7
HP :12333/12333
MP :853/853
攻撃力 :1279
防御力 :1217
魔法攻撃力:903
魔法防御力:743
素早さ :1009
アビリティ:全能 Lv6
:自動HP回復(大)
:自動MP回復(大)
:状態異常無効
:即死無効
:無詠唱
:空間収納(大)
スキル :[神の息吹]
:[神々の黄昏]
:[神の目]
:[業火の剣]
管理者権限 OFF :データ操作
:過去視
:即時帰還
:空間転移
__________________________
「Lv7?! ステータスが凄ぇことになってる?!
あれか?バクか? そう言えば、ジャイアンスラッグのときに見たステータス、確かLv1だったな」
『guest』にマナトのデータを弄られたことが原因としか思えない。
『guest』の本意としては、全てのデータをLv1の状態に書き換えたかったのかもしれない。それこそ、マナトがよくプレイしてきたロープレのように。
だが、マナトが抵抗したせいで、Lvだけが書き換えられてしまったのだろうか。
通常のLv7にしては、数値の上がり方が異常だが、それは後で考えればいい。
そんなことよりも。
(スキルが増えてる。攻撃スキルっぽい!)
スキルの説明を、とマナトはその項目を注視する。
『[業火の剣]』
地獄から呼び出した焔を剣に纏わせる。
攻撃箇所には焔が残り、暫く持続ダメージを与える。
発現時間は1分間。
「このスキルがあれば、ハントマンスパイダーを倒せる!」
きっとこのスキルは、本来普通にLvを上げていけば、種族としての神が取得するはずだったスキルなのだろう。
だが、アバターを作るとき、大は小を兼ねるというか、強い方がいいに決まってるという思いから、そのスキルたちを除外してしまった。
だとすれば、このままLvを上げていけば、残りのスキルも獲得できるのだろうか。
ハントマンスパイダーは、怒り狂った様子で、[捕縛の糸]を放ってきた。
マナトはそれを避けず、剣で受け止める。取り上げようとしているのか、グッと引っ張られる。
「[業火の剣]!!」
マナトが魔法を使うと、持っている剣の刀身が熱で赤くなった。
ジュッと音を立てて糸が焼ける。
(こ、これだけ? こんなんじゃ、火傷くらいにしかならないけど)
名前負けしてるなと落胆した瞬間、柄の方から燃え盛る焔が吹き上がり刀身を軸にして剣のような形を作り、一気に糸を焼き切った。
糸を伝って焔がハントマンスパイダーの尻を燃やし、慌てたように振って消している。
(いける! 倒せる!)
ハントマンスパイダーの反応に、マナトは確信した。
使用者であるマナト自身は、不思議と熱を感じないので少し不安だったのだが、焔の温度は申し分ないようだ。
「もっと、もっとだ! 焔よ燃え盛れ!
[業火の剣]!」
重ねがけできればと思い、もう一度スキルを唱える。
焔の大きさが、倍になった。
「これで終わりだ!」
マナトは、巨大な焔の剣をハントマンスパイダー目がけて振り下ろした。
焔が縦一文字に走り、ハントマンスパイダーが絶叫する。
スキルの説明では暫く持続ダメージを与えるということだったが、重ねがけが功を奏して、全身が焔に包まれる。
ちょうど一分が経過したのか、剣も元の刀身に戻った。
焔が消えた後には、黒焦げのハントマンスパイダーだけが残った。
ハントマンスパイダーの口から、赤い雫がぽたり、ぽたりと滴り落ちる。
その鮮やかな赤色は、マナトの目に鮮明に焼きついた。
[捕縛の糸]の伸縮性を利用して引っ張られ宙を舞ったジュリアは、身体が横向きになったところをハントマンスパイダーの牙に刺し貫かれた。
胴体を串刺しにされて大量に溢れ出した血が、食道にも回ったのか、ジュリアは口から吐血する。
「ジュリア! ジュリアァァァッ!! 」
マナトが必死に名前を呼ぶと、彼女は自分が瀕死の状態だというのに、血に染まった唇を緩ませた。
「これ……でい………い………の。
マ、ナト。おね………い。こいつを…………たお…………て」
ジュリアがそう言うと、手を組むように両腕の紫色の紋様に触れた。
紋様が浮かび上がり、不気味に揺らめいたかと思うと、血管のようにジュリアに食い込んだ。
全身——顔にまで紫の血管が走る。
胴体に噛み付かれている激痛とは別の痛みに、ジュリアは苦しげに悲鳴を上げた。
「ギチギチギチギチッッッッッ!! 」
同時にハントマンスパイダーも牙を鳴らして絶叫する。
(一体、何が起こってるっていうんだ!)
__________________________
種族 :ハントマンスパイダー
ランク :B
Lv :38
HP :3087/3270
MP :197/247
攻撃力 :298
防御力 :203
魔法攻撃力:254
魔法防御力:198
素早さ :207
状態 :毒
アビリティ:共喰い Lv5 (MAX)
: 再生 Lv3
スキル :[捕縛の糸]
: [腐食の糸]
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「全回復してたはずなのに、また減ってる。しかも、減り続けてる……。なんでだ?
『状態:毒』……?」
初めて現れた項目だ。平常時には現れないものと思われる。
そういえば、外国の蜘蛛のイメージで勝手に毒を持っている気になっていたが、アビリティに毒耐性がない。
そして、苦しんでいる理由が毒なのだとしたら、その原因は——
ジュリアが苦しげに喘いだ。
『えっと、僕たちケットシー族に伝わる戦のお守りみたいなものかな』
紋様のことを聞いたときの彼女の言葉が蘇る。
そして、ケットシーたちが話していた、一人が犠牲になるという言葉の本当の意味。
マナトは、それを玉砕覚悟の突撃か何かと簡単に考えていた。
だから、ジュリアがそう言ったときも、嘘をついているのが分かっていながら、追求して機嫌が悪くなったら嫌だなぁと、その場の雰囲気を優先してしまったのだ。
「く……食われるのを覚悟で、自分に毒を仕込んでたってことか…………?」
なんだ、それは。信じられない。
それって自爆するテロリストと同じ考え方じゃないか。
(自分が生きることを第一に考えろよ! 俺に心配かけるなって言ったら、うんって言っただろうがっ!)
ハントマンスパイダーが身を捩りながら、ジュリアを吐き出した。
「ジュリア!」
なすがまま、力なく床を転がる。ジュリアはピクリとも動かない。
その瞬間、マナトは初めて激怒というものがどういう状態のことを指すのか、理解した。
今まで仕事のときに感じていた怒りなど、この怒りの前にはちっぽけなものだ。
目のピントが絞られるように、ハントマンスパイダーしか目に入らない。たとえ今、隣から子蜘蛛に攻撃を加えられて、自分が傷つこうがどうでもいい。
——ハントマンスパイダーを倒す
全ての元凶を殺して消し去らなければ、マナトの怒りは収まらない。
(こいつを殺せるスキルを俺に寄越せ。俺が神だというなら、それくらい融通しろよ!)
__________________________
名前 :マナト
種族 :神
Lv :7
HP :12333/12333
MP :853/853
攻撃力 :1279
防御力 :1217
魔法攻撃力:903
魔法防御力:743
素早さ :1009
アビリティ:全能 Lv6
:自動HP回復(大)
:自動MP回復(大)
:状態異常無効
:即死無効
:無詠唱
:空間収納(大)
スキル :[神の息吹]
:[神々の黄昏]
:[神の目]
:[業火の剣]
管理者権限 OFF :データ操作
:過去視
:即時帰還
:空間転移
__________________________
「Lv7?! ステータスが凄ぇことになってる?!
あれか?バクか? そう言えば、ジャイアンスラッグのときに見たステータス、確かLv1だったな」
『guest』にマナトのデータを弄られたことが原因としか思えない。
『guest』の本意としては、全てのデータをLv1の状態に書き換えたかったのかもしれない。それこそ、マナトがよくプレイしてきたロープレのように。
だが、マナトが抵抗したせいで、Lvだけが書き換えられてしまったのだろうか。
通常のLv7にしては、数値の上がり方が異常だが、それは後で考えればいい。
そんなことよりも。
(スキルが増えてる。攻撃スキルっぽい!)
スキルの説明を、とマナトはその項目を注視する。
『[業火の剣]』
地獄から呼び出した焔を剣に纏わせる。
攻撃箇所には焔が残り、暫く持続ダメージを与える。
発現時間は1分間。
「このスキルがあれば、ハントマンスパイダーを倒せる!」
きっとこのスキルは、本来普通にLvを上げていけば、種族としての神が取得するはずだったスキルなのだろう。
だが、アバターを作るとき、大は小を兼ねるというか、強い方がいいに決まってるという思いから、そのスキルたちを除外してしまった。
だとすれば、このままLvを上げていけば、残りのスキルも獲得できるのだろうか。
ハントマンスパイダーは、怒り狂った様子で、[捕縛の糸]を放ってきた。
マナトはそれを避けず、剣で受け止める。取り上げようとしているのか、グッと引っ張られる。
「[業火の剣]!!」
マナトが魔法を使うと、持っている剣の刀身が熱で赤くなった。
ジュッと音を立てて糸が焼ける。
(こ、これだけ? こんなんじゃ、火傷くらいにしかならないけど)
名前負けしてるなと落胆した瞬間、柄の方から燃え盛る焔が吹き上がり刀身を軸にして剣のような形を作り、一気に糸を焼き切った。
糸を伝って焔がハントマンスパイダーの尻を燃やし、慌てたように振って消している。
(いける! 倒せる!)
ハントマンスパイダーの反応に、マナトは確信した。
使用者であるマナト自身は、不思議と熱を感じないので少し不安だったのだが、焔の温度は申し分ないようだ。
「もっと、もっとだ! 焔よ燃え盛れ!
[業火の剣]!」
重ねがけできればと思い、もう一度スキルを唱える。
焔の大きさが、倍になった。
「これで終わりだ!」
マナトは、巨大な焔の剣をハントマンスパイダー目がけて振り下ろした。
焔が縦一文字に走り、ハントマンスパイダーが絶叫する。
スキルの説明では暫く持続ダメージを与えるということだったが、重ねがけが功を奏して、全身が焔に包まれる。
ちょうど一分が経過したのか、剣も元の刀身に戻った。
焔が消えた後には、黒焦げのハントマンスパイダーだけが残った。
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