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第五章 花の女神さまとちいさな天使
(46)花の女神さまと小さな天使 その3-1
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時間は、ファミレスで遠方組が別れ、孝の車で優菜と雄哉、和歌子が帰宅したところまで巻き戻る。孝の運転するミニバンは、県境に近い雄哉と和歌子のマンションから、優菜の住むマンションへというルートで走っていく。
「真奈美さん、綾女さんとはいつもあんな感じなの?」
助手席に座っている真奈美に向かって真後ろに座っていた優菜が聞く。
「んー、会うと、つい張り合っちゃう感じ? 特にあの二人に関してはねぇ……。仲はいいんだよ。だって、大学の同期だったし。」
真奈美はそれから綾女との思い出を後ろの三人に聞かせる。
「綾女は、お花のことを話す時が、すっごくかわいいんだよ。私も惚れちゃうくらい」
真奈美は綾女の顔を思い浮かべながら笑顔で話す。
「『シェリーフルールの女神さま』でしたね」
雄哉はファミレスで和歌子が語っていたことを思い出す。
「ふふっ。でも、分かる気がするよ。お花に囲まれて、幸せそうな綾女の顔がぱっと浮かぶもの」
「でも、本当に、すごい出会いだよ。愛子ちゃんたちが引き寄せてるんだな、って本当に思うよ」
孝は運転をしながら話に加わる。
「うん。愛子ちゃんと克也くんが愛を育むたびに、どんどん仲間が増えていく。ちょっとしたファンタジーよね」
真奈美が後に続いてそう言うと、孝が閃いたように語り始める。
「ファンタジーかぁ。そうだね。ここ数年若い子の間で流行ってるハーレムものの小説になりそうな感じだな。愛子ちゃんがお姫様で、克也くんがゆくゆくは王子様になる騎士(ナイト)、差し当たって僕らは、ふたりを守る僧侶や魔導士って感じかな」
「その設定なら、私はお姉さまの妹になりたいですー」
和歌子もその話に楽しそうに乗ってくる。
「うんうん。愛子ちゃんたちが作るハーレムのお話、まだまだ続きそうだねぇ」
「本当、次は何が起きるか楽しみだよ」
「真奈美さん、綾女さんとはいつもあんな感じなの?」
助手席に座っている真奈美に向かって真後ろに座っていた優菜が聞く。
「んー、会うと、つい張り合っちゃう感じ? 特にあの二人に関してはねぇ……。仲はいいんだよ。だって、大学の同期だったし。」
真奈美はそれから綾女との思い出を後ろの三人に聞かせる。
「綾女は、お花のことを話す時が、すっごくかわいいんだよ。私も惚れちゃうくらい」
真奈美は綾女の顔を思い浮かべながら笑顔で話す。
「『シェリーフルールの女神さま』でしたね」
雄哉はファミレスで和歌子が語っていたことを思い出す。
「ふふっ。でも、分かる気がするよ。お花に囲まれて、幸せそうな綾女の顔がぱっと浮かぶもの」
「でも、本当に、すごい出会いだよ。愛子ちゃんたちが引き寄せてるんだな、って本当に思うよ」
孝は運転をしながら話に加わる。
「うん。愛子ちゃんと克也くんが愛を育むたびに、どんどん仲間が増えていく。ちょっとしたファンタジーよね」
真奈美が後に続いてそう言うと、孝が閃いたように語り始める。
「ファンタジーかぁ。そうだね。ここ数年若い子の間で流行ってるハーレムものの小説になりそうな感じだな。愛子ちゃんがお姫様で、克也くんがゆくゆくは王子様になる騎士(ナイト)、差し当たって僕らは、ふたりを守る僧侶や魔導士って感じかな」
「その設定なら、私はお姉さまの妹になりたいですー」
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「うんうん。愛子ちゃんたちが作るハーレムのお話、まだまだ続きそうだねぇ」
「本当、次は何が起きるか楽しみだよ」
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