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第4話:『聞いているよ!』のその先に
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ピンポーン、ピンポーン、和聖は夏美の家に着きとインターフォンが鳴らした。家の中から夏美が「は~い」と軽やかな声がした。ドアが開くと満面の笑みを浮かべた夏美が彼を招き入れた。
「入って、入って、今、主人が出掛けたから」
リビングに通されてソファに座るとお茶が出され、それを飲みながら和聖はトレーニングの内容を説明した。夏美にとってその事よりも引き締まった身体の和聖に抱かれたいと思っていたからで、トレーニングはどうでも良かったのだ。それに和聖から先日、「今のままのポッチャリが好きなんだけどな」と言われていたからだった。和聖の説明の間、夏美は彼の目を潤んだ目で見ていただけだった。
「ナッチ、ちゃんと聞いているのか?」
「聞いているよ!」と言った後に「そうそう、主人のトレーニングルームを見せるね」と言って和聖を案内した。
リビングの横のドアを開けると、十六畳ほどの大きな部屋になっていて、そこには夥しい数のトレーニングマシーンが置いてあった。
ダンベルセット、レジスタンスバンド、トレーニングマット、エクササイズボール、プルアップバー、ジャンピングロープ、エアロバイク、折りたたみ式ランニングマシンと、和聖のトレーニングジムの初心者コースにある物ばかりだった。
「主人が買って暫くやっていたけど、今は全く使ってないの」
「勿体ないよ。折角だからナッチもこれらを使って計画的にトレーニングをしようよ」
「これはどんなトレーニングに使うの?」
「これはダンベルセットって言うんだけど、多くの種類のエクササイズに使用できる汎用性の高いトレーニング道具なんだよ。調整可能だから便利だからね」
「これは?」
「レジスタンスバンドはコンパクトで費用効果の高いトレーニングツールで、多くの筋力トレーニングエクササイズに利用できるよ」
「これは?」
「トレーニングマットだね。フロアエクササイズやストレッチングを行う際に便利なんだよ。ワークアウト環境をもたらすからね」
「これは?」
「エクササイズボールだよ。コアトレーニングやバランストレーニングに役立つ道具だね」
「これは?」
「プルアップバーって言うんだ。ドアに取り付けられるプルアップバーは、上半身の筋力を鍛えるために使用するんだ」
「これは?」
「ジャンピングロープって言うんだよ。カーディオトレーニングに適していてね、ナッチの脂肪燃焼や心肺機能向上に役立つよ」
「デブって言っているの?」
「そこまで太ると心臓に負担がかかっていると思うから、もう少し痩せた方がナッチの為だと思うけど。でも俺は今のままが良いけどな」
「もしかして神宮寺君の奥様もスレンダーなの?」
「うん。そうだね。会社の利用者さんも最初はポッチャリだけど、トレーニングの終了時にはスレンダーの筋肉女性に変わってしまうからつまらないんだ」
つづく
「入って、入って、今、主人が出掛けたから」
リビングに通されてソファに座るとお茶が出され、それを飲みながら和聖はトレーニングの内容を説明した。夏美にとってその事よりも引き締まった身体の和聖に抱かれたいと思っていたからで、トレーニングはどうでも良かったのだ。それに和聖から先日、「今のままのポッチャリが好きなんだけどな」と言われていたからだった。和聖の説明の間、夏美は彼の目を潤んだ目で見ていただけだった。
「ナッチ、ちゃんと聞いているのか?」
「聞いているよ!」と言った後に「そうそう、主人のトレーニングルームを見せるね」と言って和聖を案内した。
リビングの横のドアを開けると、十六畳ほどの大きな部屋になっていて、そこには夥しい数のトレーニングマシーンが置いてあった。
ダンベルセット、レジスタンスバンド、トレーニングマット、エクササイズボール、プルアップバー、ジャンピングロープ、エアロバイク、折りたたみ式ランニングマシンと、和聖のトレーニングジムの初心者コースにある物ばかりだった。
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「勿体ないよ。折角だからナッチもこれらを使って計画的にトレーニングをしようよ」
「これはどんなトレーニングに使うの?」
「これはダンベルセットって言うんだけど、多くの種類のエクササイズに使用できる汎用性の高いトレーニング道具なんだよ。調整可能だから便利だからね」
「これは?」
「レジスタンスバンドはコンパクトで費用効果の高いトレーニングツールで、多くの筋力トレーニングエクササイズに利用できるよ」
「これは?」
「トレーニングマットだね。フロアエクササイズやストレッチングを行う際に便利なんだよ。ワークアウト環境をもたらすからね」
「これは?」
「エクササイズボールだよ。コアトレーニングやバランストレーニングに役立つ道具だね」
「これは?」
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「これは?」
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「デブって言っているの?」
「そこまで太ると心臓に負担がかかっていると思うから、もう少し痩せた方がナッチの為だと思うけど。でも俺は今のままが良いけどな」
「もしかして神宮寺君の奥様もスレンダーなの?」
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