接待で美熟女二人を虜にした あの日の時間外労働

しらかわからし

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接待で美熟女二人を虜にしたあの日の時間外労働

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地域で大きな重機車両を扱う建設会社を経営していた義父が三年前に他界し代表取締社長となった義母の麻衣子は四十七歳だった。

今年で二十三歳の妻は大学在学中に先代社長だった義父が他界した。その当時の和聖(三十五歳)は一介の社員だったが、その社長に可愛がられていた事で運転手兼秘書だった。

妻が大学を卒業したのと同時に社長の鶴の一声で、妻と和聖は結婚し婿養子として同居する事になった。

義父が他界して一年が経ったことで、代表取締役社長としての義母の仕事も落ち着いた。彼女は、時折これまでの苦労が顔に出ていたが、普段は社長として六十五名の社員を束ねて働いているせいか、傍から見ても三十代後半ぐらいに見えエネルギッシュだ。

妻は和聖の中に理想の父親を見出したことで歳も一回りも違うから従順だった。何をするにも反対する事はなく、和聖の思うまま、そんな妻に物足りなさを感じた始めた頃、一回り年上の義母が、その彼の心を察しその隙間を埋めてくれた。

結婚して初めて義父のいない三人の正月を迎えた日の事だった。これまで酒を口にする事のなかった義母が、「お正月だから」と飲んだのを初めて見た。上機嫌な義母は饒舌になり、和聖の質問に気軽に答えてくれていた。

妻を妊娠して以来、義父を裏切る事なく良妻賢母で貞操を守ってきたそうだ。義父と結婚してからも、彼女の美貌から、社内の不良社員から、この二十年数年で言い寄られた事は勿論、あったと言った。

もし和聖が妻と結婚をしてなかったら年下ではあったが、同じように言い寄ったと思うほど色香を漂わす美熟女だ。

そして義父の生前時代に証券会社の課長をやっていた男性を引き抜き長年、仕事をしてきた還暦の男性に義母が怒鳴って椅子を蹴っ飛ばしている姿を何度も見た。

「社長、これはパワハラですから止めて下さい!」と和聖は何度も注意をして来た。彼は義母には真の女傑になって欲しかったからだ。

和聖が思う女傑とは「アパホテル株式会社」の取締役社長の元谷 芙美子もとや ふみこ氏のような、いつもにこやかな女性社長になってもらいたいと思っていたので、椅子を蹴り倒すような乱暴な経営者にはなってもらいたくなかったのだ。

そんな強い女の仮面をかぶっていた義母ではあったが、熱燗の猪口一杯でさえも、彼女が横になるのには十分の量だった。その間、和聖と妻はすでに熱燗を二本目に入り、妻もだいぶ酔っていて彼女に言われるまま、コタツで寝てしまった義母をベッドまで一人で運んだ。

義母を部屋に運び寝かし付けてから、酒を飲み直そうかと居間へと戻ると、今度は妻がコタツで寝ていた。和聖は妻の温もりを感じようと、隣で横になった矢先、良からぬアイデアが頭を掠めた。ベッドに寝ている義母の姿が気になっていたのだ。

義母をベッドまで抱えている間、和聖は彼女の歳を忘れるほどいい匂いがした。張りのある白く透き通った柔肌、豊かな胸、若々しい体つき……だった。三十代と言っても通る事はないにしても美熟女の妖艶さは充分に感じる事が出来た。

和聖はこの時ばかりは酒の勢いも手伝って、この人が「妻の母親」であることすら忘れてしまっていた。義母の部屋に戻った和聖はしばらく彼女の様子を眺めていた。美しいプロポーションをこのベッドに入って抱きたい。

(――ダメだ、オレには妻がいる。しかもまだ新婚だ)

そうやって自分を戒めた和聖は、コタツで寝ている妻に慰めてもらった。寝呆けながら、妻が言った。

「お母さんが起きて来たらどうするの?」

そう言って一度は拒んだが、やはり妻は従順だった。和聖が為すがまま気をやって果てた。そして再びコタツで熟睡した。

和聖は立ち上がりベルトを締めた瞬間、誰かに見られている気がした。襖に目をやると義母が立っていた。和聖と目が合った瞬間、照れ臭そうにそそくさと洗面所に走り去った。和聖は義母を追い掛けて後ろから抱き締め、強引にこちらを向かせてキスをした。義母は和聖の首に腕を回して耳元で小さく言った。

「娘が起きちゃうから……」

そしてトイレに駆け込んだが和聖は我慢できなくて、義母がトイレから出てくるまで待った。耳をそばだてていると、ふと大きな水流が彼の妄想を濯いでいった。程なくトイレの電気が消えて義母が現れた。

「あら、まだいらしたの?」

彼女の声が股間と心臓にゾクゾク刺激するように響いた。真冬だと言うのに薄いシャツ一枚で鎖骨と胸の豊かなふくらみが露わになっていた。

白い首筋、服の上からでもわかる肩甲骨の動き、骨盤のライン、普段お目にかかれない部分の応酬は和聖の慰みとなり糧となった。(この情景にありがとう)、心の奥底で放つその謝辞は勿論、声に出さなかった。

和聖は義母に、こちらを向くように誘導し、鼻と鼻が当たり最後に唇が触れた。棒立ちだった和聖の腰にすかさず、艶めかしく義母の手が回る。しかし腕を上げる時に義母の乳房を擦ってしまい、密着していた口が離れ、そこから漏れた生温かい呻きが和聖の鼓膜を撫でた。その快感は理性の緒を切断するのに余りあるほどだった。

 和聖は震える右手の中指を義母の股間に入れた。汗を搔いているにしては妙に潤っていた。義母の腕は彼の右手に添えられ、もう片方で自分の口を押さえて、壁から彼にもたれかかった。和聖はとりあえず触りたい所に触れてみたが、この先どうしようかと迷った。

 中指だけにそっと力を込め、義母の中に十センチほど差し込んだ。中は外より温度も湿度も高かった。そのまま少し動かすと、義母は背中を丸めて強く和聖の腕を押さえた。

軽く前後させるだけで義母は子猫が虐められているような微かな声を出し、身体を何度も跳ねさせた。和聖は下半身が痛かった。義母の太ももに擦り付けると痛みは増したが、気持ち良くもあった。いつの間にかうるおいは手のひらにまで及んでいた。

もうどうにでもなってしまえ、妻が起きようが、見つかろうが、ここまできたら、あずかり知る所ではないと義母をトイレに連れ込もうと思い立った瞬間、妻が「貴方!」と呼んだ。

◇◆◇

時は経ち妻が大学時代の友人たちとの新年会で遅くなる日があった。和聖は趣味の卓球の仲間との練習後の夕食を済ませ、夜の八時頃に帰宅した。部屋に入って服を脱ぎ、誰も帰宅していないと思い、全裸のままパジャマと下着を持って風呂場に向かった。

扉を開けた瞬間、はっとした。全裸の義母が目の前にいたからだ。

「おっ、お帰りなさい」

呆気にとられた義母はその一言を言うのが精一杯だった。

「たっ、ただいま……」

時間ときが停まったかのように、ただお互い見つめ合っていた。

「で、出ますから……」

脱衣所を出ようとする義母の首に和聖は後ろから腕を回して抱き付いた。

「――もう少しこのままいて下さい」
「えっ? どうしたの?」

妻の帰りが遅い事は、二人とも知っていた。和聖は妻への罪悪感はあったものの、欲望に身を任せる事にした。恐らく義母も、同じ事を思っていたはずだった。

「大丈夫ですよ。お義母さん、私が優しくしてあげますから」

少しの抵抗を見せていた義母は次第に和聖の求めに応じ、かなり大きな恍惚の声を上げた。

◇◆◇

「ただいま!」

妻が帰宅した時、和聖と義母は、何事もなかったかのようにリビングでビールとお茶を飲みながらテレビを見ていた。酔って上機嫌の妻が、そこに加わった。時折、義母と目があったが、彼女は不敵な笑みを浮かべていた。

◇◆◇

それから暫く月日が経った頃、義母はメインバンクの支店長夫人の接待でサクランボ狩りと山形県周遊の旅に出掛けると言った。当然の事ながら和聖が運転手として一緒に行くことが暗黙の了解だった。

今まではメインバンクの支店長の接待だったが、今回からは支店長夫人の接待に代わったのだ。それは、義母の若かりし頃にこのメインバンクに勤務していて、支店長夫人とは同僚だった。二人は昔が懐かしいということで今回の企画が決まった。

◇◆◇

とある温泉宿。

和聖は勿論、別の部屋だったが、義母と夫人は積もる話もあるとの事で同部屋だった。和聖は運転の疲れを癒すために温泉に入り、大広間で三人で夕食を取った。

夫人は少しふくよかで、けっして美人とは言えなかった。しかしそれがまた温厚そうな人柄と程良く合っていて、清楚な感じが顔の表情にも出ていた。夕食後は、酒を買って女性陣の部屋で呑むことになった。

義母は酒に口を付けるが、一杯も飲み干さずに直ぐに寝始めた。義母を布団に運び、寝姿も色っぽいなと正直に思った和聖だった。下心がなかった訳ではなかった。妻のいない温泉宿で、欲望のままに義母と……と思っていたのだが当てが外れた。

夫人とはしばらくその部屋で昼間に行った立石寺の話しをして一緒に飲んでいた。お互い酔いが回ってきたところで誘った。

「お義母さんに悪いので、私の部屋に行って飲みませんか?」

酒の勢いもあったかもしれないが、和聖の中で、少し悪戯心が芽生えていたのだ。これで誘いに乗ってきたら、こっちのものだったがこの部屋で呑み続けると言った。

「主人とはレスなの……」

呑んだ勢いで言った唐突に言った夫人だった。口が回らなくなるほどだった。夫人の男性経験数は三人と言い出したのには驚かされた。

そこから和聖は奥様へスキンシップを増やしてみたが、拒む様子もなかった。義母は深い眠りについているはずだ。意を決し義母の隣の布団に夫人を誘った……。

◇◆◇◆◇

明け方。

夫人の浴衣がはだけ、白く太い脚を投げ出し、ショーツも穿いてなく下半身丸出しで、ぐっすり眠りについていた。目が覚めた和聖は、風呂に入ろうと立ち上がろうとしたが、強い視線を感じた。

それは義母だった。いつも事務所で見ていた夜叉の如くの形相で和聖を睨んでいた。これは厄介なことになったと、頭を抱えていると、思いも寄らぬことが起きた。義母は和聖に抱き付き耳元でこう囁いた。

「イジワル……。今度は私の番よ。こうなるのをずっと待ってたんだから!」

いつもよりも大胆になった義母は、そうやって和聖を誘ってきたのだ。少し酒が残っていたのかもしれない。だがいつもよりも色っぽく、義母であり会社社長の手のひらに転がされるのも悪くない。夫人が目を覚まさないよう、二人でこっそり彼の部屋に向かった。

◇◆◇◆◇

その後の義母は帰宅してからも和聖の言う事を何でも素直に聞いてくれた。その後も、妻の目を盗んで義母との交わりは継続している。

そして株主総会が開かれ、和聖が代表取締役社長に就任し、義母は代表権のない会長職となった。

― 了 ―
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