サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第4章

8話-2 三日目はステーションホテル一号館に宿泊

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今日はツインとダブルが両方空いているとの事だったのでダブルにした。

チェックイン時に料金を支払い朝食は一食二千円で宿泊は一万二千円で一万四千円を支払った。

フロント横の大きなガラス窓が割れていて、それを私がスタッフに訊くと以前の地震の際に割れたのを修理していないと言っていた。

このような修理箇所を直さないで社長は趣味の車を何台も買っている事に私は不思議に思いた。

またフロント付近の電灯や窓枠の角などには蜘蛛の巣が張っていたのを私は見逃さなかった。

フロント横の暖炉の上に飾ってある生け花が枯れて萎れていたのも、ここのスタッフは何も感じないのかと見ていた。

更には今、七月だというのにフロント横にはひな人形が飾られていた。

ここのスタッフには季節感がないのかと思うほどだった。

ホテルヨーロッパやホテルリラックスヨーロッパよりも清掃に関しては酷いように見えた。

二軒のホテルよりもかなり後に建設されたというステーションホテル一号館とのことだった。

ここは社長の妻の副社長が責任者でいるホテルです。

どのような管理をしているのかと思っていた。

社長との話し合いの際に、このホテルの総責任者のゼネラルマネージャーとしてと、要望されたが、お断りをして正解だった。

こちらは正にビジネスタイプのホテルで、いわゆるインバウンド狙いが色濃く出ていた。

洋風・モダン和風・スイートを合わせて百十三室でした。

アメニティーも各地のステーションホテルとは遜色ないラインナップだった。

ホテルの地下一階には露天風呂が完備されていたが、昨日と同様で中国人とハイキングの客たちが入っていて異常に煩かった。

更に最悪なのがハイキングの客が落としていったであろう、床におびただしい数のヒルが這いつくばっていて、清掃スタッフが慌ただしく掃除していた。

食堂はメインダイニングとテラスと和食の三ヶ所になっていて、夕食は事前に予約をしないとレストランでは食せなかった。

当然、私は事前の予約を知らなかったので外に出る事になった。

つづく
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