サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第4章

16話-1 勤務7日目 派出所の警察官との会話 

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私は昨夜遅くまでベランダの屋根取り付け作業をやっていたので、今朝は起きるのが辛かったが頑張って起きて一時間早く出勤した。

いつものルーティーン通りにホテル外周、駅舎前、自転車置き場、派出所前の掃き掃除をしていると見回りをしている派出所の警察官の山田から呼び止められた。

「いつも見ていますよ、君がホテルに入社してから、駅周辺が綺麗になりました。綺麗になると犯罪が少なくなるので、その行いは立派だと思います。いつもありがとう」

「恐れ入ります」

「君の事を署長に話したんですよ。そしたら先日、行われた地域の防犯委員会でうちの署長からお宅の社長に皆の前で感謝を述べたそうですよ。社長から何か言われましたか?」

「いいえ、別に何も言われていませんが。私は弊社の経営者に褒められたいからやっているのではないですから」

「私もそう思っていますよ。頑張って下さい、陰ながらですが応援していますので」

「ありがとうございます」

 その後は駅舎前の生垣内のゴミ取りをした。

「毎週月曜日の朝食終了後に派出所と駅舎にコーヒーを紙コップに入れて持って行ってくれ」と社長。

「承知致しました」と答え、自身の休み以外の月曜日はそうする事にして、上司の大崎にもこの件を伝えた。

つづく
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