サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第5章

3話-9 勤務9日目 中抜け休憩中にベランダの屋根の完成

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愛美が帰った後にベランダの屋根を設置して完成させた。

明日からの洗濯物は外に干せるようになった。

そして私はもう一つこのベランダでやりたかった事があり、ハーブや野菜の水耕栽培だった。

東京のマンションで生活していた時にキッチンハーブとして台所の小窓の上に水耕栽培でセルフィーユやディールそしてハーブティー用にレモンバームやローズマリーなどを栽培していた。

夏にはバジルやミニトマトなどを育ててたまに部屋で料理をする時に使うとプロの味になった。

独身男のマンションの殺風景な部屋にも緑があると豊かさが感じられ、毎朝「元気に育てよ」と声を掛けるだけでも孤独感から解放された。

これが出来るのも大塚旧宅の内外の清掃が済み生垣の伐採も済みホテルの清掃も済んだ暁にやっとできるものだと思っていた。

富士ホテルズジャパンの大久保一家は社員を大切にしないし一旦建設したホテルの設備のメンテナンスをもしないで放っておく事、そして社長に至っては乗りもしない多くの車を雨ざらしにしていることも分かった。

大久保正和という男は釣った魚には餌をやらない主義という事が理解した。

これから大久保家との付き合いをどうしたら良いのかと考えていて、愛美から二度目の情交の申し出なので実行はしないまでも、その気持ちは快く受け入れ味方に付けておこうと思っていた。

ただ、新婚早々の夫が居ながら他の男と情交をしたがるあの性格には恐れ入ったことは間違いなく、前妻の真凛のような女性だとも思っていた。

勿論、大切にしたいという気持ちもあるが、セックス好きなのだろうから、だったら徹底的に焦らすだけ焦らしてやろうと思っていた。

社長の正和にとって目に入れても痛くないほど可愛がっている一人娘の愛美の援護はこの会社では有難い存在だと思っていたからだ。

つづく
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