275 / 291
第5章
4話-1 勤務10日目 朝の清掃時 御天場タクシーの毎朝出会う運転手との会話
しおりを挟む
私は毎朝のルーティーンで、ホテル外周、駅舎、自転車置き場、派出所前とお社の掃き掃除をした。その後はホテル外周の蜘蛛の巣取りで釣り竿を改良したものを使っていました。
そこにタクシーが近づいてきました。
窓を開けた運転手が「おはよう! いつも偉いね」と。
「おはようございます。そんな褒められたもんじゃないですよ」
「久留実野さんが入社してから休み以外は毎日だもんね」
「社長との約束ですから」
「久留実野さんの顔を見ないと朝が始まらないからさ」
「こんなブ男の眠そうな顔を見てですか?」
「ブ男じゃないし若々しいよ」
「幾つに見えますか?」
「二十歳代は嘘になるけど、三十の前半でしょ?」
「今年で四十ですよ」
「見えないな~!?」
「そうですよね~、脳味噌が足りないからでしょうかね~?」
「お宅のホテルのお客さんを山下湖まで乗せた時に、久留実野さんの事だと思うんだけど、夕食の時に親切で面白い男性のスタッフさんに良くしてもらったって聞いたからさ」
「もし私の事だったら元気百倍で、今日も一日絶好調になりますよ」
「久留実野さんはホテルのオバチャンたちにモテルんじゃないの?」
「そんな事無いですよ」
「うちの婆さんも久留実野さん見て『可愛い』って言っていたから」
「婆さんって?」
「かみさんだよ」
「奥様にヨロシクお伝えください、今日も一日ご安全に!」と私。
そして事務所に帰った。
つづく
そこにタクシーが近づいてきました。
窓を開けた運転手が「おはよう! いつも偉いね」と。
「おはようございます。そんな褒められたもんじゃないですよ」
「久留実野さんが入社してから休み以外は毎日だもんね」
「社長との約束ですから」
「久留実野さんの顔を見ないと朝が始まらないからさ」
「こんなブ男の眠そうな顔を見てですか?」
「ブ男じゃないし若々しいよ」
「幾つに見えますか?」
「二十歳代は嘘になるけど、三十の前半でしょ?」
「今年で四十ですよ」
「見えないな~!?」
「そうですよね~、脳味噌が足りないからでしょうかね~?」
「お宅のホテルのお客さんを山下湖まで乗せた時に、久留実野さんの事だと思うんだけど、夕食の時に親切で面白い男性のスタッフさんに良くしてもらったって聞いたからさ」
「もし私の事だったら元気百倍で、今日も一日絶好調になりますよ」
「久留実野さんはホテルのオバチャンたちにモテルんじゃないの?」
「そんな事無いですよ」
「うちの婆さんも久留実野さん見て『可愛い』って言っていたから」
「婆さんって?」
「かみさんだよ」
「奥様にヨロシクお伝えください、今日も一日ご安全に!」と私。
そして事務所に帰った。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる