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しらかわからし

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第141話:2コース目の走行テストと仕入れ

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今までずっと準備してきて、昨日やっと、確立した一コース目を三上さんと廻りました。
そして今日は、二コース目を廻りました。
今日は仕入れも一緒にやったので、三上さんは少し疲れているように見えました。慣れない仕事だから仕方ありません。慣れない長距離の立ち仕事と車の運転、そして大量の商品の積み下ろしは、すぐに体力を奪います。

座り仕事と立ち仕事。
ボクの車を貸し出すので、三上さんには日曜日の午前中は老人福祉施設に行ってもらわなくてはいけません。これはそれなりに売上が上がるため、三上さんご夫妻にとっても良いことだと思います。

三上さんにとっては、今までの会社のようにリモートワークや、事務仕事のような椅子に座っているだけの仕事ではなく、体力をそれなりに使う仕事だから、大変だと思います。しかし、この地で生活の基盤を築くためには仕方のないことなので、頑張ってもらいたいです。

三上さんに聞いたのですが、椅子に座ってする仕事も、腰や尻が慢性的に痛くなるらしく、それはそれで大変みたいです。立ち仕事には立ち仕事の、座り仕事には座り仕事の苦労があるのだと改めて思いました。

社長の仕事。
ちなみに、側溝掃除は今まで日曜日の午前中にやっていましたが、これは別の曜日にやるつもりです。ここまで三上さんに預けたら申し訳ないので、これはボクがやるつもりです。三上さんには、本業である移動販売と接客に集中してもらいたいからです。
そして、そのまま販売の話しですが、予定コースを順調に回り、「待ってくれている人たち」が確実にいることを再確認しました。
この事業は、間違いなく必要とされているのです。

地道な成長への期待。
まだ売上的には、孝雄に渡したボクが廻っていたコースに比べると少ないですが、三上さんご夫妻がこれから頑張ってくれれば、その内に売上はついて来ると確信しています。

初めてのコースにしては、まずまずの結果だろうと言えるでしょう。一週間すれば、二週間過ぎれば、一ヶ月後には確実に数字は上がっていく筈です。

しかし、お客様が固定されているだけに、心を込めての接客が必要で、手間暇がかかる仕事です。

事業の価値。
良くもまぁ、こんな地道な仕事を始めたものだと自分でも思います。だからこそ、価値があるのだと思います。
誰もやりたがらないこと、誰もやらない分野に、歯を食い縛ってでもやっていけば、必ずその先には良いことがあります。
それは、お客様が喜んで下さる顔を見ることができること、そして「ありがとう」と言われることです。それがボクたちのご褒美であり、それを追い求める仕事だからです。

今日一日で、改善点や課題が沢山見えてきました。商品の陳列方法、ルートの微調整、休憩時間の確保など、やるべきことは山積みです。

社長としてやるべきことは山ほどあります。その一つずつを根気良く、諦めずに考え抜いて、より良いサービスをして行こうと三上さんとも話し合いました。

明日も、この新しい課題と向き合い、事業をより確かなものにするために頑張るぞ!

つづく


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