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五章
朝メニュー
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んぅここはどこ~?
周りを見れば、見知らぬ部屋
そうだ、昨日安心して寝ちゃったんだ。
ということは、有杉さんのお家で、有杉さんの部屋?
それにしては、大き過ぎるような?
小鳥のさえずりが聞こえる中わたしは、目覚めたらしい。
アレ?姫ちゃんたちが居ない
確か一緒に来たはずなのに、
とりあえずわたしは部屋を後にする。
有杉さんのお家は、慣れてないだけかもしれないけど、迷路みたいだった。
とにかく広いのだ。
有杉さんは、一人で住んでるという。
寂しくないのかな?こんな大きなお家に一人って…
長い廊下をただ歩く。
すると、書斎コーナーみたいな部屋があった。
そこの書斎は、コミックで埋まっていた。
そして、取り敢えず姫ちゃんと陽太と奏にいを探そうと、居そうなところを手当たり次第に探す。
すると、階下から目当ての3人の声が聞こえて来る。
陽太にいたっては、今起きたらしい。
わたしは、急いで三人のところに駆けつけた。
優美ちゃん、よく眠れた?
はい、ぐっすり寝ちゃいました。すみません
謝ることじゃないよ、それより飯食ってく?という感じに、有杉さんは話好きみたいだ。
会話もスムーズに進んでいき、ご飯までご馳走してくれる流れになった。
といっても、有杉さんは料理がへったぴだそうで、外で食べようということになり、一行は朝メニューがやってる店へ
よし、俺の奢りだ好きなだけ食べなさい、静の子供たちよ
静は、俺にとっては、弟のようなもんだからお前たちは、俺の子でもあるんだ
だから、たくさん食べなさい。
俺はチラッと優美を見る。
優美はその視線に気づいていないようだ。
優美も俺の子だからな
え?何で有杉さん
静が拾ったんだから、静の子だろ?
そして、ある意味静は俺の弟だ。
だから俺の子でもある。
わかったな?
ほら、頼め
あ、静も頼めよ?
お、おう分かったありがとな
お互い様だろ
姫ちゃんは飲めないのに朝だからといってコーヒーを頼んでいた。
それに見かねた静さんが、牛乳を入れてあげた。
そして、コーヒー牛乳を作る。
出来たコーヒー牛乳を、姫ちゃんは美味しそうに飲んでいる。
他に姫ちゃんは、サンドイッチを頼んでいた。
サンドイッチは、マスタードが入っていたのか、泣きながら又は、怒りながら食べていた。
どうやら、辛いのがダメらしい。
ということは、きっとわさびもダメなんだろうなと想像する。
ちなみに、わたしはオレンジジュースとサンドイッチにした。
紅茶とコーヒーが飲めないからだ。
陽太くんは、キャラメルラテと、オムライスにしていた。
奏にいは、パンケーキを食べている。
可愛いものが大好きなのかな?
密かに女の子っぽいなぁと思ったことはご内密にして、静さんは、姫ちゃんと全く同じ!でも、普通にコーヒー飲めるらしい。
有杉さんは、カツサンドを食べていた。
そして、たくさん食べた後は、必ずしも眠くなる。
運命といっても過言ではないだろう。
そうして、わたし達は結局お昼寝してから、有杉さん宅を出たのだった。
周りを見れば、見知らぬ部屋
そうだ、昨日安心して寝ちゃったんだ。
ということは、有杉さんのお家で、有杉さんの部屋?
それにしては、大き過ぎるような?
小鳥のさえずりが聞こえる中わたしは、目覚めたらしい。
アレ?姫ちゃんたちが居ない
確か一緒に来たはずなのに、
とりあえずわたしは部屋を後にする。
有杉さんのお家は、慣れてないだけかもしれないけど、迷路みたいだった。
とにかく広いのだ。
有杉さんは、一人で住んでるという。
寂しくないのかな?こんな大きなお家に一人って…
長い廊下をただ歩く。
すると、書斎コーナーみたいな部屋があった。
そこの書斎は、コミックで埋まっていた。
そして、取り敢えず姫ちゃんと陽太と奏にいを探そうと、居そうなところを手当たり次第に探す。
すると、階下から目当ての3人の声が聞こえて来る。
陽太にいたっては、今起きたらしい。
わたしは、急いで三人のところに駆けつけた。
優美ちゃん、よく眠れた?
はい、ぐっすり寝ちゃいました。すみません
謝ることじゃないよ、それより飯食ってく?という感じに、有杉さんは話好きみたいだ。
会話もスムーズに進んでいき、ご飯までご馳走してくれる流れになった。
といっても、有杉さんは料理がへったぴだそうで、外で食べようということになり、一行は朝メニューがやってる店へ
よし、俺の奢りだ好きなだけ食べなさい、静の子供たちよ
静は、俺にとっては、弟のようなもんだからお前たちは、俺の子でもあるんだ
だから、たくさん食べなさい。
俺はチラッと優美を見る。
優美はその視線に気づいていないようだ。
優美も俺の子だからな
え?何で有杉さん
静が拾ったんだから、静の子だろ?
そして、ある意味静は俺の弟だ。
だから俺の子でもある。
わかったな?
ほら、頼め
あ、静も頼めよ?
お、おう分かったありがとな
お互い様だろ
姫ちゃんは飲めないのに朝だからといってコーヒーを頼んでいた。
それに見かねた静さんが、牛乳を入れてあげた。
そして、コーヒー牛乳を作る。
出来たコーヒー牛乳を、姫ちゃんは美味しそうに飲んでいる。
他に姫ちゃんは、サンドイッチを頼んでいた。
サンドイッチは、マスタードが入っていたのか、泣きながら又は、怒りながら食べていた。
どうやら、辛いのがダメらしい。
ということは、きっとわさびもダメなんだろうなと想像する。
ちなみに、わたしはオレンジジュースとサンドイッチにした。
紅茶とコーヒーが飲めないからだ。
陽太くんは、キャラメルラテと、オムライスにしていた。
奏にいは、パンケーキを食べている。
可愛いものが大好きなのかな?
密かに女の子っぽいなぁと思ったことはご内密にして、静さんは、姫ちゃんと全く同じ!でも、普通にコーヒー飲めるらしい。
有杉さんは、カツサンドを食べていた。
そして、たくさん食べた後は、必ずしも眠くなる。
運命といっても過言ではないだろう。
そうして、わたし達は結局お昼寝してから、有杉さん宅を出たのだった。
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